ネタバレところどころ繋がりのある短編集。 テツコとギフの関係性がすごく良い。 同じくらいテツコと岩井の距離感が良い。 悲しい事や困った事があった後に、 それはそれでよかったんだ と、思えるようなお話でした！

ネタバレ1話目の『目白キャットキラー』が効いた。 動物に酷い事する話はどんな本を読んでも嫌な気持ちになる。 2話はご両親は複雑だろうなあ…… 復讐も出来ない(止められた)から。 復讐を認めるのは良くないかも知れないけれど 被害者になったって考えた時、 自分はきっと復讐したくなると思う。 3話目は引きこもりのお話。 引きこもってたけれど、ちゃんと母親を大事にして 一歩踏み出そうとしていたのが良かった。 4話目は外国人留学生の闇。 これもまた身近な問題だよねえ。 最後はキミヤとタカシの仲も戻ってよかったよかった！

ネタバレ週刊誌に出会い系に監禁にネットの「いいね」に。 今回も現代の闇問題が盛りだくさん。 「いいね」に殺されるなって文がぐさり。 承認欲求が高くなりすぎたり、依存してしまったりすると 「いいね」がすごく興奮材料になっちゃうんだよね。 そこでしか認められないって思ってしまうと終わり。 でも現実問題ネットにしか居場所がない人は居てるから。 怖いね。気をつけなきゃね。

ネタバレタイトル通りのブラック会社のお話。 契約も合宿も試用期間も残業も何もかもブラック。 よくここまで詰めたなって思いと、 これが現実でもある事実に複雑な思いと…… 最後はここから再スタート！という終わり。 もう一度最初の夢に戻って次こそは叶うといい！

ネタバレ読むのに時間がかかってしまった。 つまらなくはないし読みやすいけど、 多分今読む気分の内容ではなかったのかもしれない。 物語の中の皆少しずつ生きづらそうで、 それが現実の自分にも当て嵌る感じで、 そういう意味では共感出来た本でした。

ネタバレ和風ファンタジー、であってるかな？ 野火と小夜の出会いから最後に結ばれるまで ハラハラしたけれど温かい終わり方で満足。 最初は小春丸と結ばれるのかな？って思ってたから 野火だった時は少しだけ驚いた。 小春丸も明るい方へ進めてよかった。 城から出られてよかった。

ネタバレ虐待にクスリに霊能力に出し子詐欺に 今回もよく聞くダークなお話てんこ盛り。 個人的にはゼロワンがメイン寄りに出てくる 『東池袋スピリチュアル』がお気に入り。 私は霊感とかないけど、なくてよかったと思う。 こんなのがリアルで見えていたら恐怖……

ネタバレ今回もブラック案件満載。 ユーチューバーの話なんかは身近でよりリアル。 整形の話もなんだかなあ…… コンプレックスって自分で認められなきゃ ずっと辛いもんなあ。 表題作の話もこれまたリアル。 ブラック企業って山ほどあるけど、 これはとことんヤバい企業。 キングの強さを改めて知る事も出来たので 内容としてはいつもどおり満点！

ネタバレ外伝。 今回はやくざにギャンブルに、なお話。 サルの出番がめちゃくちゃあってよかった。 狂騒強盗から始まる一発逆転のギャンブル。 最後は小峰がまさに一発で丸ごとひっくり返した時は ギャンブル苦手だけれど手に汗握る熱い思いがした。 しかしやっぱり読んでいて ギャンブルはしたくない、しないな……って思った笑

ネタバレ加害者家族について考えさせられる本。 加害者ではない。その家族。 でも加害者と同じくらい、もしくはそれ以上に 周りから色んな言葉や視線を向けられる。 自分が被害者の立場だったら、とか 加害者家族の立場だったら、とか 考えたらとても苦しいと感じる。 主人公の置かれた状況はもっと辛い状況で、 それでも世間と、街と向き合おうとする姿は 単純にすごく強いなって思った。 もっと周りが頼れる環境なら…… それも難しいところなんだろうな。

ネタバレ琥珀と萩についに進展の兆し！！ 琥珀はずっと格好良いって言われてきたから 可愛い事に自覚を持てないんだろうなあ。 藤が常磐にちょっかいかけて不安がる蘇芳可愛すぎたし 落としたキーホルダー必死に探してる姿も可愛かったし もう皆可愛い。常磐早く気付け…… 萩姉が面白かった。

ネタバレレオニダスVSアポロン終了。 レオニダス、格好良かったよ…… ワルキューレは神側も人類側もどっちも格好良いけど 毎回違う格好良さがあって、 でも1番心をぐっと掴まれるのは勝敗が決まった時。 アポロンも最初はチャラチャラしてんなあ、だったけど レオニダスを認めた所とか、傷を残すところとか やっぱり格好良い……ってなった。 次は素戔嗚尊と沖田総司！剣士の戦い！楽しみ！

ネタバレネット、AI、電子、それらが当たり前の世界 等質こそ正常。という 有り得ないけど想像したらめちゃくちゃ気持ち悪い世界の話に 自分こそは正しいと信じてやまないが故に 問題が発生してしまう話の2篇。 2篇目の方はうさぎとわんちゃんが酷い目にあうので 読んでて辛かった…… 1篇目も2篇目もどこかゾクゾクする薄気味悪さがあって こんな未来、人、嫌だなあと思った。

ネタバレ夏目漱石が暗殺されて その脳みそが樋口一葉の体に移植されて そこから始まるバトル……楽しい！ 史実と虚構の絡ませ方がすごく良くて テンポよくスラスラ読めた！ 親友の読書感想読んで気になって買ったけど これは買って正解だった！！

ネタバレ五条先生ー！！ 飛ばし飛ばし読んでたからなんとなく分かってはいたけど…… 宿儺が強すぎる。 最後に五条先生高専生時代のメンツ集まってて泣きそうになった……

ネタバレところどころ繋がりのある短編集。 テツコとギフの関係性がすごく良い。 同じくらいテツコと岩井の距離感が良い。 悲しい事や困った事があった後に、 それはそれでよかったんだ と、思えるようなお話でした！