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2024年5月の読書メーターまとめ

ヒデキ
読んだ本
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感想・レビュー
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ナイス
224ナイス

2024年5月に読んだ本
17

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヒデキ
ネタバレ成瀬という、地方衰退の時代に現れた、滋賀県への郷土愛の強い女の子を描いた作品で。2024年現在に読むと、コロナ禍の真っ最中でマスクをしている表現が気になる。それと共に物語の最初から西部大津店が閉店になるなど、成瀬の郷土愛はどこに向かうのかと心配になる内容だった。それでも、ゼゼカラとして漫才をしたり、高校でカルタ班に興じたりする成瀬は我が道を行き、何かを実現していくのだろうと力強く思った。最後、島崎の東京行きが決まり、その存在の大きかった事に揺らぐ成瀬が見ていて辛かった。ゼゼカラの解散がなくなって良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ヒデキ

滋賀への郷土愛の強い、我が道を行く女の子の物語。地方衰退の影が物語の最初から現れていて、成瀬の行く道は果たしてどうなるのかとヤキモキしたが、我が道を歩んで島崎と漫才をしたり、高校でカルタ班に興じる成瀬は力強く、読んでいて面白かった。最後、ゼゼカラの解散が成瀬の勘違いで良かった。

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2024年5月の感想・レビュー一覧
17

ヒデキ
ネタバレ第一ラウンドの「真理」についての哲学が面白かった。物理学には、原理的に絶対に観測不可能な領域があるので、物理学から真理を探究しきることはできず(物理学における不確定性原理)、数学もホントウに成り立っているかどうか証明できないヘンテコな命題を作り出す事ができてしまうので真理を探求しきることができない(数学における不完全性定理)というのが衝撃的だった。哲学のいう真理も、結局は人間の中でもヨーロッパの人が考えた「真理」に過ぎない。学問によって、真理を究める事ができないというのはショックだな。でも勉強になった。
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ヒデキ
ネタバレやはり成瀬は成瀬の道を行く。本巻では、成瀬は、京都大学に無事合格し、琵琶湖観光大使になる。大学生になって勉強が楽しめるようになり、観光大使として活躍する成瀬の姿を見て、相変わらずだなと微笑ましく思った。最後の「探さないでください」、成瀬はどこに行ってしまったのかと心配になりながら読んだが、NHKの紅白歌合戦の三山ひろしの歌でのけん玉チャレンジに参加しに行ったのだったというオチが成瀬らしくて面白かった。成瀬は、地に足の付いた道を歩んでいくのだろうな。200歳まで、このままの歩みを続けてほしい。
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ヒデキ
「D.N.A」と「ザ・ラン」がドラマ化されているのか。すべてドラマ化されてほしいなと思いながら、読んだ。どのエピソードも、「畏れるべきもの」がよく描かれていて、それが印象的だった。「D.N.A」の山岸由花子の登場が嬉しかった。このエピソードのようにジョジョ第4部のキャラクターが登場してくれるのは、本当に嬉しい。
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ヒデキ
ネタバレ天衣の言う「死亡フラグ」によって、将棋がつまらないものになるかと思ったら。あいが、そのつまらない結論をひっくり返す将棋を見せてくれたのが良かった。天衣とあいが、どちらか負けた方が将棋を捨てる勝負をすることになった時はどうなるかと思ったが、こういう結末になってホッとした。しかし、最後のあいの十一面の将棋盤が消えかけているというのが、また不安な要素が出てきたな。本巻では、清滝鋼介師匠が良い味を出していて、師匠が好きな私にとっては満足なストーリーだった。本編、あと2巻か。寂しいな。
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ヒデキ
高校の日本史教科書の再読本。全体としては、あくまでも高校生レベルの基本的な歴史を通しで見てみようという本で、古代史以降は特に目新しい変更点もなく、これを読んだ後専門書を読まないと大人には物足りないなという感じだった。東日本大震災や第二次安倍内閣までが記載されているのは、最新の歴史を反映した教科書という感じがして良い。それらを差し引いても、戦後日本がたった24ページなのは寂しい。せめて50ページくらいの文量にできないものだろうか。
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ヒデキ
ネタバレ最後の展開、夕子姉さんも恋愛に参戦してくるという事なのかな。千秋と楓とメイの三角関係?だったのが、さらに複雑になりそう。メイや楓に色々な形で迫られて、心が揺らぐ千秋が可愛かった。この作品は、気楽に読めて良いな。
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ヒデキ
ドラマで人気になった「岸辺露伴は動かない」の原作。最初は、ジャンプの読み切りの短編だったんだよな。懐かしい。原作の露伴ののスタンドはキチンと見えるように描かれているのが、ドラマ版との違い。それと泉京香が「富豪村」にしか出てこないのも、ドラマ版との違いである。「岸辺露伴グッチへ行く」も収録されていて、嬉しいな。グッチへ行くも、映像化してほしいものだ。
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ヒデキ
ネタバレ本巻の表紙は銀子だが。銀子の実際の登場シーンは少しだけ。スパコンから百年後の将棋を見せられた八一が、「将棋の終わり」を散々目の当たりにして、その上で将棋とどう向き合っていくのか(将棋の終わりを引き延ばす)を描くというのが主軸になるストーリー。あいも、前竜王と好勝負を繰り広げた上に勝利して、みんなを味方に付けてプロへの道を行くという話が描かれたが、どうしても八一の百年後の将棋の前では霞んでしまうな。しかも、八一が目の当たりした「百年後の将棋」は、暫定的なモノで、本物はまだ控えているようなので続きが気になる。
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ヒデキ
ネタバレ読書感想文編。気楽な話だと思っていたら、石平くんの出生(父親と思っていた人と血が繋がっていなかった)も絡んでくる深刻な展開になるとは思わなかったので、驚いた。でも、白井さんとのやり取りで、文章を書く才能は遺伝ではなく環境でできているんだという言葉を貰って、石平くんが養父に小さい頃与えてもらっていた環境の温かさを認識し、感想文を書いて、養父に見せに行く流れが良かった。石平くんが、己の父親が分からないコンプレックスを克服するまでが描かれるストーリーに感動した。
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ヒデキ
ネタバレ成瀬という、地方衰退の時代に現れた、滋賀県への郷土愛の強い女の子を描いた作品で。2024年現在に読むと、コロナ禍の真っ最中でマスクをしている表現が気になる。それと共に物語の最初から西部大津店が閉店になるなど、成瀬の郷土愛はどこに向かうのかと心配になる内容だった。それでも、ゼゼカラとして漫才をしたり、高校でカルタ班に興じたりする成瀬は我が道を行き、何かを実現していくのだろうと力強く思った。最後、島崎の東京行きが決まり、その存在の大きかった事に揺らぐ成瀬が見ていて辛かった。ゼゼカラの解散がなくなって良かった。
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ヒデキ
小説版にあった寸止めルールが見事に無くなってるな。漫画版は、視覚情報が多いから、仕方がないのか。葉月だけでなく、瀬里奈とも親しくなっていく湊。羨ましい。
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ヒデキ
小説版も読んだが、漫画版にも手を出してしまった。湊が想像していたよりもカッコ良いな。小説版だと表紙も挿絵だけなので、寸止めルールが適用されている感じになっているけど、こうして漫画として絵付きだと、相当ヤラシイ。刺激的な内容だった。
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ヒデキ
ネタバレあいは釈迦堂里奈と対局して勝利し、タイトルを手にする。しかし、それはあいがプロを目指すための始まりだった。女流タイトルを獲ればプロ棋戦に出場することができる。あいは、全てのプロ棋士に対して宣戦布告をするのだった。そして、その影で天衣は百年後の将棋を創ろうと八一に手を差し向けていた。スパコンを用いた将棋の解析。あいと天衣がそれぞれの道を歩み始め、八一はどうするのだろう。次巻の展開が楽しみ。
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ヒデキ
ネタバレ性愛という概念のない世界に転生して貴族の領主になった男の物語。塩対応だった妻やクールなメイドとも関係を結んで、領内の娘達ともこのまま関係を結んでいくのかな。肩が凝らずに読めて、面白かった。
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ヒデキ
ネタバレここで終わりなの?という終わり方だった。懸案だった穂高たちの母親との関係は、母親とは一緒に暮らさず、和平と4人で暮らす形で落ち着き。また、日常がやってきて、和平たちの穏やかな生活は続く。和平たちのお父さんが、家に箸を買っておいてもらえるようになったのが良かったな。
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ヒデキ
ネタバレ穂高らの母親登場。和平の立場から考えたら、確かにどうしたら良いのか分からなくなるよな。和平達のお父さんは自由人だし、穂高の母親はあんなだし、穂高が苦労人になるわけだよ。高校生の身で、本当に大変だ。
ヒデキ
ネタバレ東京に所属を変えて頑張るあいと、供御飯万智と共に初の将棋本を作成する八一を描いた第15段。あいの東京での棋士活動は、孤独なモノになるのかと思いきや、頼れるお姉さんの鹿路庭珠代の親身な助けもあり、温かいモノになって、なんだか読んでいて安心した。同時に、鹿路庭の女性棋士としての苦労と奮闘があれこれ描かれ、本巻の影の主役は彼女だったのではないかと思う。そして、あいと万智の対局の果てに、八一が執筆した「将棋のお化けの物語」。銀子は、出番少なかったが、しっかりヒロインしているな。あいの存在感をいかに出すかが課題。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/02/24(483日経過)
記録初日
2023/02/24(483日経過)
読んだ本
305冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
74766ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
298件(投稿率97.7%)
本棚
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