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2024年10月の読書メーターまとめ

ヒデキ
読んだ本
12
読んだページ
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感想・レビュー
12
ナイス
139ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヒデキ
ネタバレ一人を選んで祖母の家に移り住んできたキナコは「ムシ」と母親から呼ばれ、虐待を受ける男の子と出逢う。本作は、キナコと少年愛の関係が描かれる作品であるのだが。それ以上に、キナコという女性の3つの人生が描かれた作品なのではないかと思う。母親に虐待された第一の人生。アンに救い出され、会社勤めをして主税に見そめられて愛人となり、アンの死をきっかけにその関係が終わるまでの第二の人生。そして、少年愛との第三の人生。人は何度終わったと思っても、そこからまた生きていく事ができるのだと言いたいのだと思う。人生は尊いものだな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
12

ヒデキ
ネタバレ一人を選んで祖母の家に移り住んできたキナコは「ムシ」と母親から呼ばれ、虐待を受ける男の子と出逢う。本作は、キナコと少年愛の関係が描かれる作品であるのだが。それ以上に、キナコという女性の3つの人生が描かれた作品なのではないかと思う。母親に虐待された第一の人生。アンに救い出され、会社勤めをして主税に見そめられて愛人となり、アンの死をきっかけにその関係が終わるまでの第二の人生。そして、少年愛との第三の人生。人は何度終わったと思っても、そこからまた生きていく事ができるのだと言いたいのだと思う。人生は尊いものだな。
が「ナイス!」と言っています。
ヒデキ
ネタバレ本巻のハイライトは、服部平次が遂に和葉に「好きだ」と告白できた事だな。二人の仲が進展しそうで進展しないのは、半分ネタになっていたが、遂に告白に成功か。それ自体はめでたいのだけど。という事は、名探偵コナンもいよいよ終わりが見えてきたという事でもあるんだよな。そう考えると、少し寂しいな。その他にも、コナン達に対して探りを入れてくる安室。声優が交代してしまったけど、作品内での安室の重要度は変わらないまま物語は進んでいくんだな。まあ、青山先生も、今更安室の立ち位置を変える事はできないんだろうけど。
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ヒデキ
ネタバレ大学生となり二人一緒の生活を始める、仙台さんと宮城。ルームメイト。それが二人の新しい関係だった。宮城は新しいルームメイトという関係に悩みながら、慣れようとしていくのだが、仙台さんが家庭教師のアルバイトを始めたりと、高校時代とは違って宮城の知らない仙台さんが増えていく事に苛立つのだった。本巻のハイライトは、遂に一線を超えてしまう二人。宮城は仙台さんに対してなかなか素直になれないが、仙台さんに対して聞かせてはいけない声を出してしまうのだった。行為の後、仙台さんから逃げる宮城。素直になるには、もう一山必要だな。
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ヒデキ
エルナが革命のシンボルとして活躍する、ライラット王国革命編の最終話。エルナも活躍したが、アネットが思ったよりも活躍したのが面白かった。アネット、「灯」の仲間達と過ごす中で、心が育っていたんだな。最後のアネットと藍蝗の対決で、藍蝗がアネットの心を狙った心理戦を仕掛けてくるのが、これまでの敵キャラにはない戦い方で、何とも憎たらしかった。エルナがアネットの銃撃から生き残っていて、藍蝗をナイフで刺殺する展開は熱かったな。アネットと一緒に「悪くなる」と宣言する、エルナ。エルナとアネットの二人の絆が、心地良かった。
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ヒデキ
ネタバレ家に引きこもって大学にも行かないでエロゲをプレイする日々を送る大学生が、エロゲの世界に転生して、その世界の悪役キャラの錦小路楓として高校生活を送る事になる物語。ヒロインは、花野井綾芽・佐々木神奈・朝日奈凪月と三人いるのだが、本作の裏ヒロインは、錦小路の不良仲間として登場する成田だな。成田が最後に、これまでの人生と錦小路との出会いについて語るシーンが圧巻で、全部持っていってしまった感じ。成田のイラスト、なんでないんだろう。まだまだストーリーは始まったばかりなので、ここから続刊も出て欲しいと思う。
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ヒデキ
ネタバレソニックの子会社東京建電の営業1課・課長坂戸に突如起きた左遷人事。坂戸は八角へのパワハラを理由に、課長職を取り上げられ、人事部に配属となったのだった。この人事にはウラがある。左遷人事の本当の理由は、製品の椅子のネジの強度の偽装であった。偽装の行われた事の発覚やその背景が、様々な人物の視点から描かれ、息をつかせない展開が続いて面白かった。それにしても、社内でドーナツ販売を始めようと奮闘する女性社員の話が、本作の清涼剤のような存在だったな。登場人物達が折に触れて食べる、社内販売のドーナツが美味しそう。
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ヒデキ
ネタバレ3人の“イイ感じ“になった事のある女の子と高校で同じクラスになって動き出す物語。幼馴染ヒロインの二階堂麗美とすぐにくっつく方向に話が進むと思っていたら、中学時代塾で仲が良かったヒロインの花園優佳に告白する展開になったので、驚いた。涼太の告白が上手くいって、このまま良い方向に回っていくのかなと思っていたら、最後、二階堂が花園に対して不信を覚えるところで、1巻は終わりか。二階堂のピアスが涼太とお揃いで、それを今もずっとつけているあたり、今後波乱の展開が待っていそうだな。続きが気になって仕方がない。
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ヒデキ
ネタバレ婚活をした事がある人ならば、何かとトラウマを抉られるような物語だった。マッチングアプリから始まった真実と架は、あと少しで結婚式というところで真実が失踪するという困難にぶち当たる。架は、それが、真実の言っていたストーカーによるものだと考え、手掛かりを探す事になる。それは、期せずして、真実のこれまで歩んできた婚活の足跡を追う事に繋がるのだった。今の若者がぶち当たる婚活の難しさを、それは「傲慢さと善良さ」によるものだと喝破する辻村深月の視点が、色々と心を削ってくる。最後のハッピーエンドは、ちょっと唐突だったな。
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ヒデキ
ネタバレ長年連れ添った夫を失い、一人になった主人公の老婦人うみ子が、自分が、映画を観る側ではなく「作る側」である事を認識して、大学に入り、映像を作り始める作品。長年の連れ合いを失った時、それが男性の場合は、籠りがちになっていくが、女性の場合は、むしろ生き生きし始めるというのは、現実でもしばしば見られる事であるが。本作のうみ子もその例に漏れない感じである。人間、何歳になっても、新しい事を始めるのは、素晴らしい事なんだな。本作では、それを「船を出す」という言い方で表現しているのも、良いな。
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ヒデキ
ネタバレアンリエッタが、クロムウェルによって偽りの復活を遂げたウェールズと駆け落ちをしようと王宮を飛び出してしまう第4巻。偽りの復活と気付きながらも、ウェールズに付いていく事を決め、サイト達に攻撃魔法を使ってしまうアンリエッタの行動がとにかく哀しい。とりわけ、本巻の中盤までは、モンモンラシーの惚れ薬を飲んでしまったルイズに関する騒動がユーモラスだったので、後半のアンリエッタの話の落差が凄かった。ヤマグチノボル先生の作家としての力量が実感できるな。とにかく、話のテンポが良くて読みやすく、そして面白い。次巻も楽しみ。
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ヒデキ
ネタバレ本巻のハイライトは、伯理の覚醒。漣家の落ちこぼれと思われていた伯理は、兄との戦いの中で、威葬を発動する。それは、漣家初代以来の“蔵“と威葬の両方を扱う事ができる能力が覚醒した時であった。その他にも、残り少ない刳雲の寿命を睨みながらの千紘の連続する戦いが熱かった。京羅の、扉のある所へと千紘達を誘い出して“濤“に守らせておきながら扉自体は壊しておくという策略には、驚かされたな。伯理の覚醒で“蔵“の中に千紘を送り込む事ができて良かった。ここから、京羅と千紘の闘いとなるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
ヒデキ
ネタバレヴォラキア帝国を襲った「大災」との戦いの決着後、スバル達はプリシラを失うのだった。本巻は、その後から始まり、プリシラを失って意気消沈する面々と、ヴォラキア帝国の人々との別れが描かれる。スピカが帝国に残るというのが意外だったな。スバルに別れを告げるアベルも、少し丸くなった感じで良かった。そして、スバルは、アルがプレアデス監視塔でプリシラの「死者の書」を読むのに付き合う事になるのだが、自分とスバルが嫌いだと呟き、アルは本来の目的を達成するための行動を始める。アルの狙いは何なのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/02/24(638日経過)
記録初日
2023/02/24(638日経過)
読んだ本
379冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
94333ページ(1日平均147ページ)
感想・レビュー
369件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
性別
年齢
41歳
血液型
A型
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