ネタバレアポロが試情夫として独り立ちしてしまい、淋しさと嫉妬ないまぜで悶々としているフィー。ところが彼には焼きもちをやいている意識もなければ独占欲に駆られている自覚もない。なぜなら彼は性に奔放な一流の娼夫だからだ…………そうだったはずなのだが……。アポロには恋人は一人しか要らなくて、元奥さんへの気持ちは既に整理されていて、アポロの今の感心はフィーの方を向いていて。それに信じられないと見張るフィーだったが、アポロに恋焦がれるあまりに娼夫としての職分を忘れてしまうのだった。娼夫の矜持が折れかけのフィーの運命やいかに。

ネタバレアポロが試情夫として独り立ちしてしまい、淋しさと嫉妬ないまぜで悶々としているフィー。ところが彼には焼きもちをやいている意識もなければ独占欲に駆られている自覚もない。なぜなら彼は性に奔放な一流の娼夫だからだ…………そうだったはずなのだが……。アポロには恋人は一人しか要らなくて、元奥さんへの気持ちは既に整理されていて、アポロの今の感心はフィーの方を向いていて。それに信じられないと見張るフィーだったが、アポロに恋焦がれるあまりに娼夫としての職分を忘れてしまうのだった。娼夫の矜持が折れかけのフィーの運命やいかに。

ネタバレ主人公・温の認知が歪みまくっていて、それでいて地の文は温から見た世界を映しているので、登場人物たちの台詞と温の認識が色々食い違っていて、頭上を？がいっぱい飛び交いつつ、続きが気になって凄いスピードで最後まで読んでしまった。オチが凛一シリーズの『若葉のころ』のラストに似てる。ずっと求めていた母の愛は見えないだけでずっと側にあった、というエンド……だよね？（読解力に自信がない）

ネタバレ『蒼穹のローレライ』が良かったので作家買い。でも戦争ものはしばらくいいかな、心が痛くなるから。と思って高校生ピュアラブBLに手を伸ばす。ところが！ 平和な現代を舞台にしても、あの読んでるだけで痛覚がびんびんに共感して悶絶してしまう、何かの譬喩ではなくガチで痛い負傷描写は登場するのだった。それは置いといて、トヨから伊吹へのプロポーズがとても良かった。好きな人と再会し続けたいという願いを込めたエンゲージリング。それだよなぁ、最愛の人に願う一番のことって。蒼穹のローレライの二人を思い出してちょっぴり涙目。