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2024年12月の読書メーターまとめ

とりもり
読んだ本
8
読んだページ
1859ページ
感想・レビュー
8
ナイス
69ナイス

2024年12月に読んだ本
8

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とりもり
ショウブ姐さん、パワフル過ぎ。物欲に侵されて年上と結婚した元ホステスかと思いきや、最後は男も高級バッグも経歴も魅力も持ってないのに勝ってる(と思い込んでる)女を目指すという人生目標を立てるとは。「精神勝利法を極める」って何よ(笑)。ぶっ飛んでるけどどこか憎めないのは、本音で生きてるからなのかな。北京のリアルが描かれてて、その点も良かった(行ったことないけど)。パッキパキに凍るほど寒いのは勘弁して欲しいが、旭川とか程には雪降らなそうだから大丈夫かも。購入代行業者に嫉妬していたというのがツボでした。★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
8

とりもり
しかし、日本人は外国人エコノミストが好きだね…。日経平均30万円とかインフレとか、トンデモエコノミストが主張しているのと同じような内容も多いのに、なぜかこの人は人気がある。世界的な金融緩和でバブルが肥大化して、そのイグジットがどうなるのかは非常に注目だし、独裁化が強まる中国のデカップリング化がある程度進むのもその通りかと思う一方、細部の主張には飛躍が多い。日本には納税者の権利を守る政党は一つもないという主張には激しく同意。もうバラマキで人心を買うような政策からはいい加減卒業して欲しい。★★★☆☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
著者の「直感的統計学」は好きだが、この本は今ひとつ。「統計的思考」と銘打たれているけど、実際には改善活動のやり方(QCとCDGMの差はあれど)についての解説がメインで、「バラツキを管理する」という感じではなかった。永年のアメリカでの経験がベースになっているのでそれを否定するつもりはないが、日本企業の低迷を見る限り、終身雇用などの日本的経営のメリットが本当にあるのかは疑問が残る。行き過ぎた成果主義の弊害は認めるが、本書の主張はややノスタルジックに過ぎるかと。デミング14ポイントは参考になる。★★★☆☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
確かに言われてみると丸ゴシックの看板とか多い。その理由が、手書きのときに早く書けるからだったとは知らなかった。どちらかというとカジュアルなイメージもある丸ゴシックなのに、道路標識を含めて行政も多用する理由がそんなところにあったとは…。今後はカッティングシートやデジタル印刷で手間の問題がなくなって多様化するのかも知れないけど、手書きの丸ゴシックにはとても味があるので、何らかの形で残って欲しい。広告塔が文字通り「広告を貼った塔」のことだというのは恥ずかしながら知らなかった。★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
ショウブ姐さん、パワフル過ぎ。物欲に侵されて年上と結婚した元ホステスかと思いきや、最後は男も高級バッグも経歴も魅力も持ってないのに勝ってる(と思い込んでる)女を目指すという人生目標を立てるとは。「精神勝利法を極める」って何よ(笑)。ぶっ飛んでるけどどこか憎めないのは、本音で生きてるからなのかな。北京のリアルが描かれてて、その点も良かった(行ったことないけど)。パッキパキに凍るほど寒いのは勘弁して欲しいが、旭川とか程には雪降らなそうだから大丈夫かも。購入代行業者に嫉妬していたというのがツボでした。★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
外から見た連続起業家としてのイーロン・マスクと、中から一緒に仕事して感じたイーロン・マスクの違いがよく分かる本。端的に言えば、何でも自分で組み立てないと気が済まない。だから、既存のシステムをいったん破壊して再構築したい。そのためには、バシバシ首を切ることや経費支払を一律ストップするような荒療治も厭わない。しかも、マイクロマネジメントを徹底してメンバーにも同じことを求める。一緒に働きたくはないが、本音としてはしがらみを無視してこれだけ自由に行動できることを羨ましくも思う。著者の自分語り部分は不要。★★★☆☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
保守思想の台頭と軌を一にして再評価が進む大川周明だが、「東西文明対抗論」などとは別にイスラム研究の先駆者として評価されているのは知らなかった。宗教学者としてイスラム教の「政教一致」と天皇主権の親和性を見出している一方、その天皇観が天皇機関説的だとして批判を受けてもいる。「新東洋精神」についても中国・インドの反日攻勢という形で裏切られ、敗戦への坂を転がり落ちる日本と相まって、その思想が崩壊したように感じた。「日本精神」の唱導者としての戦犯的色彩はあるにせよ、学術的には再評価されてもいい人物と思う。★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
労書。よくこれだけ調べたな、ってのが第一印象。蘊蓄としてはとてもためになる一方、これ知ったところで多義語に強くなれるかはちょっと疑問。この辺は接頭語、接尾語でボキャブラリーを増やそう的な本と発想が似ている気も。念のため、英英辞典で多義語を検索してみたが、この本で紹介されているような語源や語幹は全然載ってなかった。その意味で、本当にネイティブがこの本で紹介されているような語源を意識しているかという点に疑問を禁じ得ない。単なる読み物としては面白いが、語学学習書としては疑問。★★☆☆☆
が「ナイス!」と言っています。
とりもり
行ったことある遺跡は少なくって、ほとんどは書物でしか見たことない(現在では危険で行けない)ところが多い。アジア中心なので全体に仏教関連の遺跡が多いけど、ヒンズー教やゾロアスター教、はたまたトルコはキリスト教など、遺跡を遺した宗教は異なれど真摯な祈りの気持ちは同じ。なのにどうしてこうも宗教間の対立が多いのか…。民族対立の残滓としてのアウシュビッツや旧朝鮮総督府を含め、遺跡を通して深く考えさせられた。そんなこと考えなくても、写真と紀行文だけでも十分に楽しめる一冊。もう少し写真が多いと尚良し。★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/30(4852日経過)
記録初日
2011/09/02(4880日経過)
読んだ本
1250冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
329997ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
1250件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
職業
営業・企画系
自己紹介

ビジネス書やノンフィクション中心に乱読するが、時には小説も。

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