「オルカンに全部」で有名＆先ごろ癌で亡くなった山崎元さんのタイトル通りの著書。 お金の話は「起業家になってストックオプションで稼げ」（そんな事言われても…）と「オルカン一択」（こちらはまあ真似しやすい）という話でどうもこうも無いのだが、直接お金の話をしていない後半が「親父の小言」っぽくて妙に面白い。 モテないと性格が歪むが、モテるためにどうしたらよいかは良く分からない。自分語りが多い男はもてないようだ、という話が笑えた。「興味を持てて倫理観に反しない事」という職業選択の指針も好感が持てた。良い絶筆。

哲学者の大学の先生が、色々な社会問題の現場に行って色々考える本。実際の社会問題なので、それぞれスパっと解決するはずもなく、色々な課題感を残したままどんどん次の問題が降ってくる感じがする。 この感じは新聞みたいだな……と思っていたら、後書きで新聞連載と知って納得。この本で「考えさせられました」とまとめるのはダメダメだと思うのだけど、現場に行ってみるのが大事かなとは思った。

「オルカンに全部」で有名＆先ごろ癌で亡くなった山崎元さんのタイトル通りの著書。 お金の話は「起業家になってストックオプションで稼げ」（そんな事言われても…）と「オルカン一択」（こちらはまあ真似しやすい）という話でどうもこうも無いのだが、直接お金の話をしていない後半が「親父の小言」っぽくて妙に面白い。 モテないと性格が歪むが、モテるためにどうしたらよいかは良く分からない。自分語りが多い男はもてないようだ、という話が笑えた。「興味を持てて倫理観に反しない事」という職業選択の指針も好感が持てた。良い絶筆。

電子辞書大好きなので、オンライン化・アプリ化以降の将来展望とか読めるかなと思って手にとってみたものの、2015年時点での状況がベタ書きという感じで、資料としてはともかく読み物としてはあまり面白くなかった。

スターウォーズファンの法学者の先生が、社会学的な色々な知見に引っ掛けてスターウォーズを語る本。割と取り留めない本ではあるけれど、著者のスターウォーズ愛が感じられて割と楽しい本だった。 そういえばスターウォーズはエピソード1～6まで一応見たけど、もうあんまり覚えてないので、残りのエピソードも合わせてこの機会に見てみたくなった。