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2024年10月の読書メーターまとめ

つかず8
読んだ本
8
読んだページ
2666ページ
感想・レビュー
8
ナイス
85ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

つかず8
ネタバレオーディブル。21時間の超大作。合計50~60名の登場人物から見た一家4人殺害事件をインタビューする形式。物語の中核は不動産を購入した後にローン返済が出来ず、裁判所が仲裁する競売物件。これは通常の不動産価値の半額程度で売買されて、その歪な価格設定の為、多くの人物の思いが交錯し、現実でも様々な事件を引き起こしている。本編では占有屋を雇って競売物件にわざと住まわせて、競り落とした人に立ち退き料を払わせる手法。宮部みゆきさんは、火車でもそうだったが金融関係の社会問題を小説を通して分かりやすく教えてくれる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

つかず8
ネタバレオーディブル。割と初歩的な内容のライフハックを100個紹介しているが、それぞれにきちんと1エピソードあるのは流石。勝間さんの軸は経済効率性を徹底的に目指している印象がある。ドルコスト平均法、良い事を少しずつ住み上げていくことによる複利の力などなど。勝間さんは一日平均1.5冊の本を読んでいるという。これは、文章を頭で理解して読まずに、文字を流して読むようなイメージ。この読み方だと、読んでいる内容は直ぐに忘れてしまうが、どこかで点と点が繋がってふとした時に思い出すという。この読書法は来月試してみようと思う。
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つかず8
ネタバレオーディブル。読みやすかったが、タイトルの"なぜ"という部分は考察されておらず、科学史を揺るがした9つの捏造の事理紹介の本。①COVID-19:データが瞬時に造り出される。②常温核融合:大掛かりな捏造はいまだに信じる人もいる③ナノテク・トランジスタ:10数年も捏造を繰り返す:④ヒトES細胞:国が支援して後に引けない⑤STAP細胞:迅速な再現実験による科学の免疫機能: ⑥118番元素発見:グループ間の競争⑦農業生物学・ルイセンコ学説:政治も関わる最悪の科学ハザード
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つかず8
オーディブル。元日経テレ東のディレクターがやっていたyoutubeにゲスト出演された先生方との一問一答を本にした内容。リハックリスナーだった私にとって、特に目新しい内容は無かった。政治家の支持から政策の支持へ、地球環境の為にも脱成長を目指す新しい共産主義、需要と供給の最適化を目指すマッチング理論、ソーシャルジャスティスの体現が各々の主張。
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つかず8
オーディブル。脳のシナプス伝達は確率的な伝達であり、一定確率でシナプスが伝わらない可能性があるというのが、脳が間違える一因というのが主な主張。逆に伝達が確率的であることが、脳の可塑性や解釈の柔軟性を持たせている面もあるという。個人的な衝撃は脳の大きさが通常のヒトの1/10程度の水頭症の人の一部が、通常の日常生活を送れている非尾がいるという事である。水頭症は幼いころに発症する為、その後の長い年月をかけることで、脳の可塑性によって残っている部分が不足部分を補っていくが、1/10でも成立することは驚きである。
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つかず8
ネタバレオーディブル。自分の仕事にも活かせる実用的な知識を学ぶことができた。また、恐らく統計の入門書としても評価されるべき本であろうと思う。因果関係を証明する為には、RCTが最強の方法であることは周知の事実であるが、RCTには膨大なリソースと期間を消費する可能性がある。RCTの代わりになる自然実験のデザインとして①【RDデザイン】境界線を賢く使う。②【集積分析】階段状の変化を賢く使う。③【パネル・データ分析】複数期間のデータを賢く使う。の3うのパターンがある(一部他の方のコメント引用)。
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つかず8
ネタバレオーディブル。21時間の超大作。合計50~60名の登場人物から見た一家4人殺害事件をインタビューする形式。物語の中核は不動産を購入した後にローン返済が出来ず、裁判所が仲裁する競売物件。これは通常の不動産価値の半額程度で売買されて、その歪な価格設定の為、多くの人物の思いが交錯し、現実でも様々な事件を引き起こしている。本編では占有屋を雇って競売物件にわざと住まわせて、競り落とした人に立ち退き料を払わせる手法。宮部みゆきさんは、火車でもそうだったが金融関係の社会問題を小説を通して分かりやすく教えてくれる。
が「ナイス!」と言っています。
つかず8
友人のおススメを受けて流し読み。内容としては、よくある自己啓発本であるが、習慣化、人間関係、学習方法など網羅的に中々良く書けている。確かにこれ一冊を何度も読んで実践する事で人生が好転しそうな良書である。他のビジネス書と異なる点は、著者が要領の良さを重視であることを強調している点である。ここでいう要領とは、如何に需要な事だけ頑張るかという意味。例としては、試験勉強をするときは、まず過去問から説き、そこから基礎の勉強をする。過去問の傾向からどこが重要なのかを学ぶことができ、記憶に定着しやすい。
つかず8
2024/10/09 22:24

また、1万時間の法則の再現性が疑われている昨今であるが、著者は法則否定派で、著者の体感で2000時間集中(本書でいう能動的な勉強)すれば、十分に一流になれるという。林修が絶賛しているという事もあり、才能の開花させ方は、林修に似ている。つまり、あまり努力しなくても勝てる、価値のある領域に自分の身を置くことである。

つかず8
2024/10/09 22:25

医療AIの企業を立ち上げているので、医療業界同士、いつか顔を合わせることもあるかもしれない。

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つかず8
オーディブル。上下巻全体通して良書だった。著者のウォルター・アイザックソンと翻訳者、声優の良い仕事であると思う。下巻の約半分は旧Twitterの買収劇に関する内容で、マスクの人類の進歩と科学の為に突き進めているテスラやスペースXの事業と異なり、Xとマスクは相性が悪いと思う。確かに、言論の自由が守られているのは重要である一方、言論の自由はヘイトスピーチ、デマの拡散と密接に結びついており、微妙なバランスを保たなければならない。その点マスクは突き抜けた人物であり、バランスを取るというのは苦手だと思う。
つかず8
2024/10/04 10:05

むしろ突き抜けているからこそマスクなのであり、変にバランスを取って欲しくもないというファン目線の感情もある(バランス感覚があるのは素晴らしいが、、)。上下巻を通して、家族を非常に大切にしているのはよく伝わる。これほどの経営者にも関わらず、子供の一人が性転換、共産主義傾倒、マスクとの絶縁をしておきながら、その子供と真摯に向き合おうとしている。子供は何人もいるので一人くらいマスクを完全に受け付けない子供がいてもおかしくないが、可能な範囲でその子供も受け入れようとしている。

つかず8
2024/10/04 10:10

マスクについては、もう一つ特徴的な事はAIへの考え方だと思う。終始、マスクはAIが人間の脅威になることを人一倍懸念している。ラリー・ペイジとの仲違いもエピソードもある。個人的な感想として、マスクはAIをその道の専門家ほど理解できておらず、良く知らないからこそ非常に恐れているという印象も持った。その為、自分でコントロール可能なAIを開発しようと会社も立ち上げている。マスクは、複数惑星に移住できなければ人類滅亡するという自らの強迫観念的で自らの尻を叩いており、この強迫観念+不安でAIを敵視していると思った。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/01(574日経過)
記録初日
2023/01/29(666日経過)
読んだ本
159冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
44334ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
148件(投稿率93.1%)
本棚
0棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

医療・健康・教育・哲学・宗教・ビジネス書・自己啓発をメインで読んでいましたが、最近は小説がマイブームです。
目標年間100冊(2冊/W、8冊/M)。

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