ネタバレ最初は普通に不倫した最低な小説家を父に持つ可哀想な子どもの視点のお話だと思って読んでいたけれど、霧子さんの推測を読んだ後思わず初めからページを遡ってしまった。全てのページの文章の終わり方、レイアウトの仕方、そして最後の空白の「　　　　　」も題名の通り。「逆転美人」も凄かったけれど、初めてこういう小説を読んだ。確かに電子書籍にはできないかも。買って良かった！

ネタバレどうして波多野は九賀が犯人であることが分かり、選考をやり直してほしい旨の文章まで作っていたのに結局提出しなかったのが分からなかった。見事1つだけの内定を勝ち取った蔦に好意があったからというだけで、自分が引き下がるものなのかな？それも波多野の良い面と悪い面を描いたってこと？

ネタバレ最初は普通に不倫した最低な小説家を父に持つ可哀想な子どもの視点のお話だと思って読んでいたけれど、霧子さんの推測を読んだ後思わず初めからページを遡ってしまった。全てのページの文章の終わり方、レイアウトの仕方、そして最後の空白の「　　　　　」も題名の通り。「逆転美人」も凄かったけれど、初めてこういう小説を読んだ。確かに電子書籍にはできないかも。買って良かった！

ネタバレ「ベストスコア」が面白かった。自分が世間の色んなものをバカにしたり見下していると、後々自分がそれをやろうとした時血出来なかったり結果的に自分の首を締めてしまうということが書いてあった。最近ちょっと実感してることだったので気をつけていきたい。若林さんは自分のことをどうでもいいことまで考えすぎちゃうと言っていたけれど、こんな風に自分の内面を文章化できるのは凄い才能だなと思った。