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2026年3月の読書メーターまとめ

靴
読んだ本
3
読んだページ
736ページ
感想・レビュー
3
ナイス
35ナイス
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2026年3月に読んだ本
3

2026年3月のお気に入られ登録
1

  • せ~や

2026年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

靴
てっきり奇想天外なトンデモ西遊記ファンタジーなのかなと思っていましたが、登場人物の心の揺れを緻密に描いた歴史再解釈モノで良い意味で予想外でした。時代に価値観を固定化された主人公たちの視点を通して、覚悟や自由、悟りを得た人物が魅力的に映し出され、主人公の心の澱が澄み渡っていく様子が繊細に描写されています。最後の司馬遷の娘の話ではその立場が逆転した、「脇役が主役の背中を押す話」が描かれており、短編の連なりが一つのストーリー構造を成しているところが読後感を良くしている作品だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。

2026年3月の感想・レビュー一覧
3

靴
瀬尾さんの作品は「マイペースさ」という武器によりどんな辛い現実も軽やかに乗り切るという話が多いと思っていましたが、本作はそれだけでは乗り切れない「いじめ」という過酷な現実との対峙を真正面から描いています。「温室」は本来の意味ではなく、外界から隔離され自分独りで剥き出しの悪意や理不尽と対峙する小さな社会という意味で用いられ、みちるや優子が現実との戦い方を学んでいく場所としてリアルに描かれており個人的にも厭な記憶を思い起こしました。それでも瀬尾さんらしい爽やかな後味で描き上げられており活力を貰える作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
靴
てっきり奇想天外なトンデモ西遊記ファンタジーなのかなと思っていましたが、登場人物の心の揺れを緻密に描いた歴史再解釈モノで良い意味で予想外でした。時代に価値観を固定化された主人公たちの視点を通して、覚悟や自由、悟りを得た人物が魅力的に映し出され、主人公の心の澱が澄み渡っていく様子が繊細に描写されています。最後の司馬遷の娘の話ではその立場が逆転した、「脇役が主役の背中を押す話」が描かれており、短編の連なりが一つのストーリー構造を成しているところが読後感を良くしている作品だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
靴
4作目となる今作は一大ムーブメントを起こした映画版を意識したであろう内容となっており、それまで被害者的な側面が強調されていた山村貞子という人物を、男を翻弄し運命を狂わせる魔性の女として描いています。前作から続くシリーズとして読んでいるとやや唐突な印象もありましたがこれはこれで面白かったです。3篇を通して「へその緒」を世界を繋ぐインターフェイスと解釈した発想の斬新さや、一作目の高山の最後である「老いた自分の姿」を発展させ、美しい物語へ昇華した点など完結編として相応しい作品だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/26(1052日経過)
記録初日
2023/05/26(1052日経過)
読んだ本
99冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
33417ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
99件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
自己紹介

通勤時間に読んでます。何でも読んでいきたいです。
基本的に古本を漁ってますが、たまに清水の舞台から飛び降りる気持ちで新刊に手を出すときもあります。
好きな作家はニック・ホーンビィです。

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