ネタバレ評価の高い作品と知り気になってはいたが、何十年も前に書かれたもののため読むのを躊躇っていた。舞台は平成初期。この時代に読んでいたかったという思いを抱きつつも今だから感じるこの時代の懐かしさを楽しみながら読んだ。ボリュームのある作品だが解明されずに終わる部分も多く、終わり方も私の好みな感じではなかった。ミステリー作品は好きだがもう少し先まで描いて欲しいなと思う。喬子には同情するがこの人殺しは容認できない。

ネタバレ評価の高い作品と知り気になってはいたが、何十年も前に書かれたもののため読むのを躊躇っていた。舞台は平成初期。この時代に読んでいたかったという思いを抱きつつも今だから感じるこの時代の懐かしさを楽しみながら読んだ。ボリュームのある作品だが解明されずに終わる部分も多く、終わり方も私の好みな感じではなかった。ミステリー作品は好きだがもう少し先まで描いて欲しいなと思う。喬子には同情するがこの人殺しは容認できない。

ネタバレ終始穏やかでない不快な雰囲気が漂う作品。私自身バキ童チャンネルで特殊性癖の中でも特にマイノリティのものについて触れていたためか、登場人物の性癖が明らかになった時“なんだこんなもんか“と肩透かしを食らった気持ちになった笑。本人達からしたらかなり苦悩があるようだけれども。特に女性の登場人物の言動には色々と違和感を感じ、引っかかりながら読んだ。不登校の泰希とその父啓喜がこの先どうなっていくのか気になる。

ネタバレ様々な生き物の死に様（生き様）を知る事ができる一冊。 特にシロアリの話が印象に残った。来る日も来る日も出産し、出産能力が落ちようものなら容赦なく自分が産んだ子らに捨てられる運命の女王蟻。そんな殺生な…と思ったけれど、子孫を残すために必要な事なのだから女王蟻は何とも思っていないのかもしれない。全ての生物が子孫を残すためにプログラムされた生き死にを繰り返す姿を知ると、少子化の問題を抱える人間とは異様な生物に思えた。