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2024年5月の読書メーターまとめ

ノアジ2002
読んだ本
9
読んだページ
3081ページ
感想・レビュー
7
ナイス
3699ナイス

2024年5月に読んだ本
9

2024年5月のお気に入り登録
7

  • マロンのりたま
  • なえ
  • かぷち
  • ゴリ人
  • Chiyoka
  • ひろき@巨人の肩
  • ろくせい@やまもとかねよし

2024年5月のお気に入られ登録
9

  • マロンのりたま
  • アタル
  • なえ
  • かぷち
  • ゴリ人
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  • xangzu
  • ひろき@巨人の肩
  • ろくせい@やまもとかねよし

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ノアジ2002
ネタバレ群馬県警元刑事神場は、定年退職後妻と四国八十八か所巡礼の旅に出た。過ぎし事のお礼と行末の幸を祈願の巡礼は夫婦 で後ろ前を、その歩みに心が和む。神場には刑事生活贖罪の機会。誤認逮捕冤罪の記憶、地元警察管内新たな少女誘拐殺人事件に「神も仏…」と憤る。冤罪と再犯を探り、且つての同僚と部下に事件解決を託す。事件解決は神場の贖罪、鷲尾課長の失職を伴う。娘の婚約者緒方の苦悩「刑事である前に人として」「これ以上の被害者を出すな」神場夫婦と結願寺に優しい「慈雨」が。素敵な人たちでした。個人の正義と組織の正義は一致する!
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ノアジ2002

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が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

ノアジ2002
ネタバレ群馬県警元刑事神場は、定年退職後妻と四国八十八か所巡礼の旅に出た。過ぎし事のお礼と行末の幸を祈願の巡礼は夫婦 で後ろ前を、その歩みに心が和む。神場には刑事生活贖罪の機会。誤認逮捕冤罪の記憶、地元警察管内新たな少女誘拐殺人事件に「神も仏…」と憤る。冤罪と再犯を探り、且つての同僚と部下に事件解決を託す。事件解決は神場の贖罪、鷲尾課長の失職を伴う。娘の婚約者緒方の苦悩「刑事である前に人として」「これ以上の被害者を出すな」神場夫婦と結願寺に優しい「慈雨」が。素敵な人たちでした。個人の正義と組織の正義は一致する!
が「ナイス!」と言っています。
ノアジ2002
ネタバレ明治の時代、狩野派絵師河鍋暁斎の娘河鍋とよ(暁翠)の半生を描く。画鬼暁斎の側で絵画に育まれた「とよ」、明治初期父の逝去から、後継を望んでなかったが、兄暁雲と共にその幻影に翻弄される。天才鬼才は己の才の磨きに専心し、他を顧みる術は捨てさるのか。とよが芯のある女性に成長しても、妻・母親としての想いが心を占める。行方不明の元兄嫁や、大震災で家族の安否を心配する姿、父の弟子であり善き後援者の清兵衛の行末を見届ける優しさも、画鬼になれずなのか。一方、作風変遷での絵画評価を善しとせず、凛とした信念に魅了されます。
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ノアジ2002
ネタバレおいちが再び走る。間に合わず、三人の仲良し幼馴染の一人「おふね」の臨終に立ち会う。その不審死から、事件は思はぬ方向に。折から叔母の「おたつ」も病に倒れ、父「松庵」と田澄十斗の出会いにも只ならぬ不安を覚える。今作「おいち」出生のいきさつに、「松庵」の強い親子宣言がある。血の繋がりだけが、真の親子を作りだす訳では無い。近頃の逃げる親への警鐘てす。兄十斗の存在、飾り職人新吉との進展、叔母おたつの健康、幸な展開を願います。そして一番気になるのは、死者の声が聞こえてしまうこと、良い方向に解消されて欲しい。
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ノアジ2002
ネタバレ私立探偵成瀬将虎は悪徳商法倶楽部の被害者から依頼を受けその実態を探る。被害者古屋節子は借金過剰に追いこまれ、その犯罪幇助に加担してしまう。物語は二人の紆余曲折を中心に、飛び込み自殺未遂やヤクザの内部トラブル、殺人幇助の経緯、友人の元妻の調査など上手い展開で読ませます。終盤に二人の実像が明らかになる場面に「え?」と思はせられ、将虎が「さくら」に自身を語りながら、情愛を伝える場面は感心です。「葉桜…」シャレたタイトルと共に、今では認知された「桜の紅葉」を、20年前に記述したのは見事。同世代にエールもロマンです
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ノアジ2002
ネタバレ直木賞11作品目、短編12作です。女性それぞれの人生通過点を描いてます。「号泣…」は、クレヨンで描いた旅先の恋、写真で撮った帰国後の恋の様にみえ、姪に且つての自分を重ね行末を想う。「前進…」は、凛とした気持ちで、夫を理解したい女性に訪れる優しい光。「こまつま」は、一人歩くデパートでみる自身の存在。女性の気持ちは想像できませんが、朝と夕、目の前に当人がいる、家族、状況下に振幅が大きく揺れ、或いは凛として、一コマ一コマが目に浮かびました。他の短編も含めて、前後の事情を想像しながら読む事も、よい体験です。
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ノアジ2002
ネタバレ東京竹芝で起た殺人事件、捜査過程で1984年の愛知の殺人事件との関連が浮上、容疑者の自供で一旦解決をみる 。加害者の息子被害者の娘それぞれが持つ、父親の実像から乖離した事件経緯への疑問。二人の熱意が事件の真相解決を導く。昨今希薄な家族親子関係、子供から見る親の姿は、互いの愛情信頼の多寡の証だろう。逆に夫の誤認逮捕で残された母子・孫につながる因果、親子の愛情欠如と最近の危ない少年気質か。被害者参加制度は勉強に、倉木の回想は自虐と無念を感じる。和真と美玲が真実を探り、同行旅する姿はロマンチックでした。
が「ナイス!」と言っています。
ノアジ2002
ネタバレ深川菖蒲長屋の「おいち」は町医者の父松庵と叔母おうたに育てられる。父の側で医療を学ぶうち「患者の予感」や「亡き人の思い残し」の像が心に現れる。松庵とおうたの認め合う軽いやり取りは、明るさやよけいな緊張感をほぐし、思いやりが熱い世界です。おいちに見えた、薬種問屋「鵜野屋」直介に取憑いた女の霊。死人の予感でおいちが走る、必死な気持ちと姿は臨場感に溢れる。大旦那の関わった女中と直介元妻の変死事件。おちかと仙五郎親分の機転で事件は解決するが、人の因果で誰の幸せも見えず。おいちは医療の精進を改めて、16才の決意
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/06/24(370日経過)
記録初日
2023/06/02(392日経過)
読んだ本
118冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
43097ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
103件(投稿率87.3%)
本棚
1棚
性別
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介

仕事を引退して、ゴルフ・読書・園芸
・旅行・孫の遊び相手等をしております。
できるだけ本を読み、有意義な時間を過ごしていけたらいいです。

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