読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

微塵子大魔王
読んだ本
19
読んだページ
6643ページ
感想・レビュー
10
ナイス
88ナイス

2024年11月に読んだ本
19

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

微塵子大魔王
ネタバレ人気なだけあってめちゃくちゃ面白かったです。まわりには未来人、宇宙人、超能力者。日常が非日常に塗り変わっているにもかかわらず災禍とも言うべき現象を引き起こした本人は認識していない。そんな傍若無人の権化のようなハルヒ率いるSOS団の話ははちゃめちゃで飽きることなく面白い。荒唐無稽になりそうですがしっかり綺麗にまとまっていて、話の広げ方、畳み方が本当に上手だと感じました。文章も上手くキョンの語りが面白いのなんのって、映像が頭に浮かぶ。これは文句のつけようがない傑作でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

微塵子大魔王

【読書メーターの本のプレゼントに応募しました】『豚のレバーは加熱しろ』で電撃小説大賞《金賞》を受賞した著者による新刊!ほろ苦くも瑞々しい、科学と、恋と、ミステリー。応募受付は11月14日(木)の正午まで。応募はこちらから→ https://bookmeter.com/giftbooks/580?track=share

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
10

微塵子大魔王
ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇の言葉に偽りなし。変な表現ですが序盤から読んで良かったと思える小説でした。徹也に試合のビデオを撮ってくれと頼まれたところから、入院している直美に出会い…といった話で、生きることの意味を十五の少年少女を中心とした物語で瑞々しく描く。何のためにピアノを弾くのか、このまま続けて何の意味があるのか悩む良一。自殺をした少年について考えを巡らせており、重度の腫瘍で入院中の直美と身近に触れるにつれての変化。すごく良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
連続殺人事件を止めるべく奔走する中で見えてきた真実と嘘。要素が込み入っており、はじめは面食らいましたが、読んでいくうちに文章に吸い込まれるように没頭することができました。コロナ禍と演劇、瞳を媒介とした交流。確かに演劇でしか表現できないものがありましたが、演劇に明るくない自分からすると小難しく感じないこともなかったです。呪いの話だとか演じるだとか必要不可欠なのは分かります。演劇と比喩の組み合わせもよくマッチしていて独特の読み味がありました。
微塵子大魔王
2024/12/01 07:53

しかし、それにミステリが加わるとなると話は変わってきます。最序盤から続けてきたボーイミーツガールを上手く、演劇と絡めて調理するならまだしもミステリが加わるとなるとゲテモノ感が強く、いっぱいいっぱいでした。劇について知識があるか否か、がこの作品を十分に楽しむための条件のように思えますね。窈一が自分とミリのために奔走してる最中でミリの後出し設定。この終わり方するならミリとの日常をもっと見ていたかったなと思いました。設定に対してページ数が足りてないため惜しいと思う作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
ネタバレライブアライブはアニメの印象が強いですね。感謝を言われて動揺するハルヒが良かったです。本来の人間性とか秘めた善性が垣間見える話でした。朝日奈ミクルの冒険は今後の暗示にもなっていそうで無視できない話でした。ヒトメボレLOVERは長門の宇宙人的パワーに惹かれた男子生徒に告られる話。告白が間違いで少しだけ残念だと言う長門。情報統合思念体に囚われず、幸せになってほしいですね。猫はどこに行った?は雪山症候群のアフターストーリーって感じで特におかしなことなくのほほんと平和に終わって微笑ましい。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
ネタバレエンドレスエイト 市民プール、屋台、花火、セミ採り、バイト、天体観測、など詰め込み放題で盛り沢山のイベントを15497回も繰り返している話。ループから抜け出す手段は一巻の閉鎖空間からの脱出にも似たところがあり、8769回もループに気づき抜け出せてないのは軽くホラーですね。射手座の日 パソコン理不尽に強奪されリベンジに燃えるコンピ研がゲーム勝負を仕掛けてくる話。パソコンなんてあんまり使ってないんだし、そもそも勝手に分捕ったものだし、ゲームはコンピ研が作ったもので勝ち目も薄い。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
ネタバレハルヒ不在で始まる今巻。こう言ってはなんですがハルヒのわがままにイライラと言いますか、付き合いきれないなと思ったところでの消失でしたので正直、嬉しい気持ちでした。ハルヒ以外のキャラに焦点が当たる構図になっており、宇宙人も未来人も超能力者もいない。そんな世界での話は新鮮で刺激があり面白かったです。毎度お馴染みの長門活躍シーンは大いにありますが今回は一筋縄ではいかなくて、七夕、タイムパラドックス。矛盾なく要素が絡み合う展開は芸術。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
短編集。ハルヒの思いつきで参加が決まった草野球。ある程度やって負ける予定がハルヒのわがままに振り回されて、と言った展開で相変わらず長門無双。キョン妹と鶴屋さんもいて賑やかなインチキ野球でした。行事は全員参加。それが例え七夕であっとしても。ベガとアルタイルに願うらしく2つの願い事を書くSOS団の面々。このままつつがなく平穏に終わるわけもなく過去に行くことに。過去から現在に繋がる行動を起こすキョン。良いように使われてますが本人は満更でもない様子。ここでも長門が大活躍。
微塵子大魔王
2024/11/24 22:58

天文学的数字をものともしない確率でSOS団ロゴによって生み出された異空間にコンピ研の部長が囚われる話。自慢にも聞こえるキョンのぼやきが板に付いてましたね。小泉が閉鎖空間の十分の一の力でカマドウマ似の主を退け、思いの外あっさりとした幕引きでした。夏合宿として孤島にやって来たSOS団。孤島、嵐、密室。殺人が起きても喜ばないハルヒに一安心。妙なところで現実的な思考をするのでおかしな気分でした。ハルヒのストレス管理のためと予想通りのオチでしたが、推理が面白く退屈しませんでした。

が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
文化祭の話。相変わらず着せ替え人形になってる朝比奈さんや有能すぎる長門と2巻ながら安定してますね。ハルヒに活発さで張り合える鶴屋さんが登場。ハルヒと違ってわがままじゃない。これで一般人ってちょっと信じられないですね。口調も軽くて自分好みでした。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
ネタバレ人気なだけあってめちゃくちゃ面白かったです。まわりには未来人、宇宙人、超能力者。日常が非日常に塗り変わっているにもかかわらず災禍とも言うべき現象を引き起こした本人は認識していない。そんな傍若無人の権化のようなハルヒ率いるSOS団の話ははちゃめちゃで飽きることなく面白い。荒唐無稽になりそうですがしっかり綺麗にまとまっていて、話の広げ方、畳み方が本当に上手だと感じました。文章も上手くキョンの語りが面白いのなんのって、映像が頭に浮かぶ。これは文句のつけようがない傑作でした。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
ネタバレ5000円という言い訳はもう不要かと思いきや5000円に変わる何かが必要で近いけどきっかけが掴めず、距離も測りかねている。やっぱりこの関係が堪りませんね。暴走してる仙台さんと素直になれない宮城。知らないことが増え、不安になって、嫉妬して、と今後も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
微塵子大魔王
タイトルにある「ひとりぼっち」からイメージしていた内容ではなかったです。名前覚えないし、話聞かないし、ぼっちになるべくしてなった気がするのですが漂う悲壮感は何なんでしょうね。ここのおかしさを楽しめるかどうかで評価が変わってきそうな作品だと感じました。主人公の言動に納得がいかず困惑しましたが、カーストやグループなど委員長はじめクラスメイトの解像度は高かったです。スキルの汎用性が高くてストーリーが台無しになってる感は否めません。梱包したりLUKでどうにかしたりと、そこが魅力といえば魅力なのでしょう。
微塵子大魔王
2024/11/04 22:34

ノリも掴めないまま独り言のように進む。単に好みの問題ですが会話文で疑問形を多用してるので読みづらく、何がしたいのかよく分かりませんでした。ひとりぼっち?いやハーレム?みたいな?作品でした。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/07/01(545日経過)
記録初日
2023/07/01(545日経過)
読んだ本
436冊(1日平均0.80冊)
読んだページ
145187ページ(1日平均266ページ)
感想・レビュー
389件(投稿率89.2%)
本棚
27棚
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/m1jink0
自己紹介

ラノベメイン
同名義でTwitterやってます(@m1jink0)
好きなジャンル:SF、ファンタジー
ラブコメは少なめ.
漫画はあまり読まず、読んでも登録していません.
率直に思ったことを感想に書いてます.
一応、本棚にて評価ごとにまとめていますが厳しく評価をつけているため感想に書く予定はありません.
また、ものぐさな性格のため、まとめて感想を投稿することがあります.ご承知おき下さい.

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう