これは面白い！読み終わったあと、この分厚い本を抱きしめたくなるくらい良かった！おおきな悌子とひょろひょろの権蔵、このデコボコ夫婦がいいんですよ。権蔵が落語の登場人物みたいで、何度笑わせてもらったことか。魅力的な人物が多かったな。恩師の吉川さんとか。大家族長編としては、森絵都「みかづき」に勝るとも劣らない満足感。

ホッジズ3部作に続いて読みました。ホリーが出てくるらしいと耳にしまして。ホリーの姿を探すあまり、本編への入り込みがイマイチになってしまったのがもったいなかったですが、無事にホリーも出てきたので（でも、かなり焦らされた）、下巻はどっぷり浸かれそうです。この物語はどこへ向かっているんだろう？

タングが可愛い。いじけたり不安になると、胸に貼ったガムテープをいじるところが人間らしい。続編のタイトルを見るだけでも、その後タングが幸せにやっていることが想像できるので、私はもうそれだけわかれば十分かな。タング、ベン一家をよろしくね！

これは面白い！読み終わったあと、この分厚い本を抱きしめたくなるくらい良かった！おおきな悌子とひょろひょろの権蔵、このデコボコ夫婦がいいんですよ。権蔵が落語の登場人物みたいで、何度笑わせてもらったことか。魅力的な人物が多かったな。恩師の吉川さんとか。大家族長編としては、森絵都「みかづき」に勝るとも劣らない満足感。

小説で遊ぶのが好きな作家さんですね。普段から色んなこと空想して遊んでいるんじゃないかな？と感じました。まだまだ突拍子もないネタが出てきそうな気がする作家さんです。

やっぱりすごいよクリスティー。溢れる才能を感じますねー。ポアロ三作目でもうこんな大技いっちゃいますか。読み終わったあとしばらく興奮。大拍手です。

シリーズ追っていてなんだけど、高校生探偵が解決する事件はこういう日常の小さな事件の方がしっくりきて好き。この一冊で裏染妹がキャラとして随分跳躍したのでは。

無許可で核実験をやらかして拘置所入りした双子兄弟がおとなしく見えるくらい、おばあちゃんがすごい。何にも動じなくて知恵があって、元気すぎて厄介な大物おばあちゃん。息子の連載を奪ったときは笑った。そして、おばあちゃんの深い愛情ときたら。古き良き物語のいちばんいい部分かもしれない。

話題作「変な家」を読んだとき、家の因縁繋がりでこちらのシリーズを紹介されている読書家さんがいて、存在を知りました。旧家の秘密に深みがあって、短いのに読み応えがありました。やはり何か起こるには理由があるんですね。

もったいないと思いながらも、読み終わってしまいました！ホッジズ、ホリー、ジェロームの絆にじーんときました。後半なんて、それはもう。これからもずっとその絆でホリーを守っていってほしい。読み終わってしまって寂しいけれど、温かい気持ちにもなれました。

面白い！けど、寂しいなぁというのが一番。三部作が終わってしまうのが寂しいのか、ホッジズの体調について悪い予感しかしないのが寂しいのか。両方かな。下巻を読むのに少し勇気がいる。

今回も二転三転して、最後まで目が離せなかった。ヘイスティングスの美人に弱すぎキャラが定着したところで、この先どうなるんだろう？読むのに問題ないけれど、ヘイスティングスがどんな外見なんだか未だにイメージできていない。

ほんとにいい家族なんですよねぇ。何かあっても家族で力を合わせて乗り越えていく南星屋さんが好きです。新しいお菓子のアイディアをみんなで出し合っていく場面の雰囲気もすごく素敵。みんな本当にこの仕事が好きなんだなぁと伝わってきます。まだまだ続きが見たい南星屋さん。

いい話が多かった。「お柄杓」と「夜番」が好き。最後に会いたい人に会いに行く系の話が好みなのかもしれません。特別なことがない日常が幸せなんだということを思い出させてくれる一冊でした。木内さん、初読みでしたが相性が良さそう。

トミー＆タペンス面白い！二人の大冒険、大いに楽しませていただきました。彼らの軽快な会話が好きです。タペンスが当時の新しい女性像として、いきいきと描かれているのが印象的でした。シリーズで読めるのが嬉しすぎる。