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2024年5月の読書メーターまとめ

野鳥の庭
読んだ本
5
読んだページ
1319ページ
感想・レビュー
5
ナイス
37ナイス

2024年5月に読んだ本
5

2024年5月のお気に入り登録
1

  • うりこ

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • うりこ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

野鳥の庭
ネタバレ久しぶりに再読、今度は原書で。ヨークシャーなまりが少しわかってきたけれど、ぜひ朗読を聴きたい。話は相変わらず面白いが、昔気づかなかったことに気づく。メアリーがヒンズー語の子守唄を歌えること。話の中心が彼女から完全にコリンに移ってしまうこと。サワビのおかみさんの体現する母性。ディッコンやサワビのおかみさんの美しい生き方が信仰に基づいていること。そしてヒースの曠野! フランスのヒースの曠野についても『家なき子』やジョルジュ・サンドの『ものを言うカシの木』で読んだが同じ印象。いつか行って、その直中に立ちたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
5

野鳥の庭
ネタバレ日本史を「黄金」の生産や利用の面から縦断?した興味深い本。佐渡金山へ行ったことがきっかけで読んだ。江戸以前については、自分があまりにも無知なので非常に面白く読めたが、明治維新以降についてについては首をかしげることがあった。限られた字数で通史を書こうとして、無理をしたかと思う。特に近現代において純金の保有高が国力に直結すると力説しているが、現代ではそれは一面的な見方だと思う。私がもっと勉強しないといけないのだが、大昔証券マン?だったからと言って、著者の言うことを鵜呑みにはすまい。
が「ナイス!」と言っています。
野鳥の庭
知っているような気がする人が多いが、改めて上手な先生が説明し、前後の哲学者とのつながりも示唆してくれるのはとても楽しかった。各章の最後に「この哲学者からのアドバイス」と、「この哲学者の(21世紀の考え方による)問題発言」という項目を設けてくれたのも良い。今の時点で自分が生きる上で共感でき、勇気をもらえるのはスピノザとかキルケゴールだと思ったが、何度でも読み返してみたい。なお、ニーチェの評価には気をつける必要があるということ、初めて知った。読んでよかった。誰だって濡れ衣はいやだろうし。
が「ナイス!」と言っています。
野鳥の庭
ネタバレ原書2回目だが2年かかった。著者の語彙は素晴らしく、心象や情景の描写が細やかで、今回も何百と辞書に当たった。本のページが豪華な刺繍に覆われた織物のように見えてくる。光と影のイメージの対照が巧妙で、クライマックスの章では幸福感でこちらの胸がつぶれそうになった。楽しかったのはジェーン・エアよりずっと多く出てくるフランス語会話。さて、シャーロットの元々の結末は出版前に周り中に反対された。これがぎりぎりの妥協だったらしい。つむじ曲がりの著者と主人公のこと、実際はエマニュエル氏と結婚して幸せに暮らした、かな。
が「ナイス!」と言っています。
野鳥の庭
ネタバレ久しぶりに再読、今度は原書で。ヨークシャーなまりが少しわかってきたけれど、ぜひ朗読を聴きたい。話は相変わらず面白いが、昔気づかなかったことに気づく。メアリーがヒンズー語の子守唄を歌えること。話の中心が彼女から完全にコリンに移ってしまうこと。サワビのおかみさんの体現する母性。ディッコンやサワビのおかみさんの美しい生き方が信仰に基づいていること。そしてヒースの曠野! フランスのヒースの曠野についても『家なき子』やジョルジュ・サンドの『ものを言うカシの木』で読んだが同じ印象。いつか行って、その直中に立ちたい。
が「ナイス!」と言っています。
野鳥の庭
若かった頃、筋だけは追ったので、その追体験が楽しかった。この小さなパンフレットは、マンの思想的な転向、物語の社会的な変遷、小さな数字や符号に込められた意味を教えてくれて、謎解きのような楽しさがある。ところで、当時も今もショーシャ夫人の「キルギス人のような」美しさというのがいまいちよくわからない、が、どきっとするような魅力のある東欧=中央アジアの混じる辺りの若い美人は多い。ハンスが魅了された気持ちはわかると思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/19(317日経過)
記録初日
2018/01/01(2373日経過)
読んだ本
37冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
10420ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
34件(投稿率91.9%)
本棚
0棚
自己紹介

米国南東部在住です。ブックオフも紀伊國屋もありません。紫蘇、大葉、茗荷、豚の薄切り、牛蒡もありません。青魚も生の状態では売っていません。でも、冬は涼しくて明るく、天国のようです。何かなくちゃね。

生活の中で、読書の優先順位はかなり低い年齢になりました。家事や仕事、運動、ネットやSNSの方が大切だし、楽です。
でも、ここに集まる本好きさんたちの存在に励まされて、一日数分でも読書の習慣を持とうと思いました。集中できさえすれば、まだ楽しめる。

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