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2024年10月の読書メーターまとめ

立藤夕貴
読んだ本
4
読んだページ
1240ページ
感想・レビュー
4
ナイス
42ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月のお気に入り登録
3

  • leo18
  • よう
  • 色素薄い系

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

立藤夕貴
学に乏しく、特に数学と物理学には苦手意識があったのですが面白かったです。未知を真摯に理知的に追いかけ、アズを怪物という名に括らずに友人としてあり続けたオスカーの姿が眩しかったです。無知のために理解できないものを人は怪物と称して拒絶する。しかし、未知を理解しようと理知的に解き明かそうとする者たちもいる。天才たちが圧倒的な速さで進もうとも、人類は必ずその足跡を辿り、追いついて先をいく。学問の尊さと美しさを感じた物語でした。タイトルへと収束するエピローグも好きでした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

立藤夕貴
洋食店キッチンハルニレで働く山名葵と、タヌキケーキを探し求める山主テンコの物語。全体的に穏やかで優しいお話。疲れた時に読むのにちょうどいい空気感のお話だと感じました。ちょっと物足りないと思う方もいるかもしれません。
立藤夕貴
学に乏しく、特に数学と物理学には苦手意識があったのですが面白かったです。未知を真摯に理知的に追いかけ、アズを怪物という名に括らずに友人としてあり続けたオスカーの姿が眩しかったです。無知のために理解できないものを人は怪物と称して拒絶する。しかし、未知を理解しようと理知的に解き明かそうとする者たちもいる。天才たちが圧倒的な速さで進もうとも、人類は必ずその足跡を辿り、追いついて先をいく。学問の尊さと美しさを感じた物語でした。タイトルへと収束するエピローグも好きでした。
が「ナイス!」と言っています。
立藤夕貴
演じる者と欺かれる者。疑う者と疑われる者。人は多かれ少なかれ、常に人前で何かを演じて生きている。日々演じて生きている人とそれによって回る社会、〈システム〉が上手く組み込まれて描かれている作品だなと思いました。最後はなんとも言えない、もやっとした読後感。皆が演じているからか、尾上をはじめとして、登場人物たちに壁があるような感情移入のしにくさも感じました。それも作者様の狙い通りかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
立藤夕貴
ネタバレタイトルと装丁に惹かれて手に取りました。読み進めていくうちに見方や印象が変わっていく。どこかひりつくような、じくじくとした痛みを感じたお話でした。 青空色の海を自由自在に泳ぐ虹色の魚ような主人公とヒロインはいない。ひたすらに息を潜め、真っ暗な海の底でしか会えなかった少年と少女がいただけ。主人公の卯之原の回想から徐々に真実が明かされていくたびに、「夜しか泳げなかった」というタイトルに納得させられました。 「綺麗な物語が何百万部売れたところで、世の中は変わらない」という言葉。→
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/27(455日経過)
記録初日
2023/08/27(455日経過)
読んだ本
38冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
11376ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
28件(投稿率73.7%)
本棚
0棚
自己紹介

その時々に気になった作品を手にして、のんびりまったり本を読む者です。

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