ネタバレ『どちらかが〜』や『私が〜』のように最後に読者への挑戦状があるのかと関係図を書きながら読みましたが、犯人が自分から名乗り出たので「あっ、そういう感じじゃないんだ」と思いメモを取るのをやめました。まぁ、メモがあってもなくても真相は全然見抜けませんでしたが…。真相がわかりやれやれと思っていたところで、なんとさらにもう一転。話の筋とあまり関係なさそうに思えたグリーンゲーブルズや春奈がつけていた英輔の腕時計も最後に繋がってきて、さすが東野圭吾氏。女ってしたたかで怖い生き物ですね。

ネタバレ春ちゃん…恋愛感情あったんだ。っていうか、春ちゃん、そっちなの!?という読後感…（4章を読めばわかります）それぞれのキャラが濃すぎて誰とも仲良くなれそうになく、『蜜蜂と遠雷』や『チョコレートコスモス』ほどはのめりこめませんでした。唯一七瀬とは友達になったら楽しそうだなとは思いましたが…。バレエに対する知識が皆無なので頭の中に映像が全く浮かんでこなくて、実際の映像で観たいなぁと歯がゆい思いをしました。個人的にはフランツやハッサン、ヴァネッサ目線の話も読んでみたかったです。スピンオフでるかなぁ〜。

ネタバレ『どちらかが〜』や『私が〜』のように最後に読者への挑戦状があるのかと関係図を書きながら読みましたが、犯人が自分から名乗り出たので「あっ、そういう感じじゃないんだ」と思いメモを取るのをやめました。まぁ、メモがあってもなくても真相は全然見抜けませんでしたが…。真相がわかりやれやれと思っていたところで、なんとさらにもう一転。話の筋とあまり関係なさそうに思えたグリーンゲーブルズや春奈がつけていた英輔の腕時計も最後に繋がってきて、さすが東野圭吾氏。女ってしたたかで怖い生き物ですね。

ネタバレ昔、『ソフィーの世界』を読んだ時の感覚を思い出しました。理解出来なかった事が突然パンって理解出来たような感覚。途中までは面白く読めていましたが、外崎と髭先生が居なくなったあと話が難しくなってきて頭から湯気が出そうでした。なんとかふんばって最後まで読み続け、最初と最後で全然違う印象になって「なんかもうすごい」としか言えない読後感でした。万人受けしそうにないのに本屋大賞にノミネートされたのは、心から本が好きな人達が選んだからなんでしょうね。小説を読むことが好きな人はとにかく最後まで読んでほしいです。

ネタバレアート展のアーティストが田中達也さんぽいなと思ってたらまんま田中達也さんだったので「やっぱりー!!」と嬉しくなりました。それぞれの誤解や勘違いによるすれ違いがもどかしいですが、悪い人が出てこない優しい世界にほっこりし、各話にさりげなく童話の主人公が紛れ込んでいてエピローグでわかるという仕掛けにもほっこりしました。最近ちょっと心が疲れているなぁという方におすすめの1冊です。

ネタバレ普段じいちゃんばあちゃんに囲まれて仕事してるので、読書会メンバーの姿はまあまあリアルに想像する事が出来ました。特に会長の「糖尿病患者あるある」とユリちゃんの苦悩はわかりすぎるくらいわかります。メンバー達の自分の言いたいことだけ言って人の話聞かない感じもめちゃくちゃ上手いですね。物語終盤でまさかのあの人がフェードアウトした時は予想外すぎて、久しぶりに本を読んで泣きました。我が街にもこんな読書会があればいいなぁ。そして、まちゃえさんを思う存分構いたいと思ってしまう私でした。

ネタバレ山田のお調子者感が長男と重なり一度挫折したのですが、今回はなんとか読み終えました。山田とみんなの会話が面白くて、これが女子校だとこんな風には話が進まないだろうなぁと思いつつ、親としては死んだ息子の声が聞けるなら絶対に教えてほしいです…。途中から和久津の必死さがなんか危ういなぁと思いながら、最後までズッコケ要素があり、自分のためにこんなに必死になってくれる友達がいる山田が羨ましくなりました。1人残された和久津は今からどうなるのかな…。