おばあちゃんのキャラが徐々に丸くなってる気がする。

やはり多少浮世離れしているが、普段伺いしれぬ人達の内情が知れる本だと思う。

触りの入門編。カオス、フラクタルにとどまらず、生命、宇宙みたいなところまで話が膨らむ。相転移のアナロジーがイメージが沸いてよかった。

この領域の結構隅々まで網羅している。かつ実際の簡単な計算例も含めてくれており理解しやすい。個別の突っ込んだ証明とかにはさすがに手が届いてないところもあるが、入門編としては十分だと思う。おすすめ。

組織ごとのムスリムのムラを俯瞰できてよい。その根本姿勢方針についても解説されているので、わかりやすく概観できる。

日本にもこういうところはあるし人間環境にかなり依存するよねという話。一度はこういう世界の雰囲気も味わっといたほうが良いと思う。変な思想の偏りを持たないためにも。

おばあちゃんのキャラが徐々に丸くなってる気がする。

面白い分野。実際にビジネスに適用可能性がありかつフロンティア感がある。しかして二十年前に発行されたこの本から此の方新しい話を聞かないのでお察しなのかもしれないけれど。

第3作。これで、終わりじゃないんですね。

キャラ本みたいになってきた。