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2025年1月の読書メーターまとめ

いんぐまる
読んだ本
4
読んだページ
934ページ
感想・レビュー
3
ナイス
35ナイス

2025年1月に読んだ本
4

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • WATA

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いんぐまる
言葉が通じない海外でテロリストの人質になり、命を落とすこと。そして語りではなく、書き起こし(=言葉と自分の見つめ直し)朗読するという行為が、通奏低音に思える「対話と喪失」にリンクしている気がした。自分の過去をそっと掌に温め、言葉の舟に乗せる。喪われることへの静かな敬意。どの朗読も心に響いたし、また読むとき毎に、惹かれる箇所が変わりそうな包容力のある本だった。小説を書くということと、対話は似ているのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

いんぐまる
言葉が通じない海外でテロリストの人質になり、命を落とすこと。そして語りではなく、書き起こし(=言葉と自分の見つめ直し)朗読するという行為が、通奏低音に思える「対話と喪失」にリンクしている気がした。自分の過去をそっと掌に温め、言葉の舟に乗せる。喪われることへの静かな敬意。どの朗読も心に響いたし、また読むとき毎に、惹かれる箇所が変わりそうな包容力のある本だった。小説を書くということと、対話は似ているのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
いんぐまる
たしかにおとぎ話って、明快で曇りがなく、余計な心理描写も自然描写もない。ただ救われなさすぎて、最初読むのが辛かった。人は利己的で、信じるものを間違える。承認欲求が強く、欲まみれ。「血で染めたドレス」けなげに見える唖の少女は本当に青年を愛していたのかな。「パンドーラの壺」賢明さがないほうが女は幸せ?神は女に妬みと自惚れを贈った。
が「ナイス!」と言っています。
いんぐまる
ネタバレ年末年始のお供に、初チョン・セランさん。果敢なタイプの主人公「アラさん」の話は、どれも良かった。明るい未来が思い描けない世界でも、諦めない。言葉に口当たりよく糖衣をかけつつ、おかしくない?と囁いてくる。翻訳のせいか、どこか飄々としてとぼけていている語りに、心をじんわり温めてもらった。交感ロボットの話「チカ」、なんとなくミシェル・ゴンドリーみたいな可愛い話「楽しいオスの楽しい美術館」コロナ禍に描かれた「マスク」や「乱気流」が印象に残った。掌編小説から入門したけれど、長編も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/11(527日経過)
記録初日
2022/12/05(807日経過)
読んだ本
131冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
33546ページ(1日平均41ページ)
感想・レビュー
107件(投稿率81.7%)
本棚
0棚
血液型
O型
自己紹介

その時感じたことを思い出せるように、読書日記としてつけ始めました。

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