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2025年1月の読書メーターまとめ

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読んだ本
7
読んだページ
1821ページ
感想・レビュー
3
ナイス
11ナイス

2025年1月に読んだ本
7

2025年1月のお気に入り登録
1

  • taiki

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

pan pan
ネタバレ明解な描写やベタな筋立てを利用して、作者のテーマ(実存?)を描こうとしているのだと思う。 普通に読んでいたら 「あっ浮気した…てことはこれが原因で「破局」か?…ほらやっぱり。」 「OBがやる気のない部員をしごいたあと、普段行かない近くのファースト店で食事…部員と鉢合わせしちゃうだろ…言わんこっちゃない」 と突っ込んでしまうが、別に、ベタじゃないことには拘ってないんだろう。 作中に登場する「膝」は、村上春樹の「鼠」がモチーフかな。最後、暴力に及ぶくだりは、中村文則の「銃」を思い出した。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

pan pan
小谷野敦が褒めていたので読んだが、めちゃくちゃ面白かった。無明の世界(地獄とか畜生道とか)の輪廻転生を題材とした作品だが、これでもかと技巧が凝らされていて、尚且つそれが題材ともマッチしているのが「凄え!」と唸らせる。 筒井康隆はこう言う思想なり哲学なりを小説に仕立てるのが物凄く巧いのだと改めて感じさせられた。
pan pan
 職場の再雇用組のおじさんから薦められ、律儀に3巻読み切った。推薦人が言うとおり、とても読みやすかったが、物足りなかった。  この作品は著者の他の作品「西郷隆盛」、「人斬り半次郎」、「幕末遊撃隊」の主人公が登場し、非常にキャラが立っている。かたや主人公の杉虎之助は、この本のタイトルが「その男」とあるように無名の人であり、中心となって何かをした人ではない。上記三作品の主人公たちの側にいた証言人として引き立て役を担わされている。言うなればスピンオフ作品なので、これは初めて池波作品を読む人に勧める作品ではない。
pan pan
ネタバレ明解な描写やベタな筋立てを利用して、作者のテーマ(実存?)を描こうとしているのだと思う。 普通に読んでいたら 「あっ浮気した…てことはこれが原因で「破局」か?…ほらやっぱり。」 「OBがやる気のない部員をしごいたあと、普段行かない近くのファースト店で食事…部員と鉢合わせしちゃうだろ…言わんこっちゃない」 と突っ込んでしまうが、別に、ベタじゃないことには拘ってないんだろう。 作中に登場する「膝」は、村上春樹の「鼠」がモチーフかな。最後、暴力に及ぶくだりは、中村文則の「銃」を思い出した。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/15(521日経過)
記録初日
2023/09/19(517日経過)
読んだ本
239冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
61366ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
42件(投稿率17.6%)
本棚
1棚
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