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2024年3月の読書メーターまとめ

ぽち
読んだ本
43
読んだページ
8245ページ
感想・レビュー
24
ナイス
123ナイス

2024年3月に読んだ本
43

2024年3月のお気に入り登録
1

  • inami

2024年3月のお気に入られ登録
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  • ろば

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぽち
ネタバレ子供の教育が、時代とともに移り変わってきたことを説明している。個人志向は大正時代に産業化と都市化に追従した新中間層において一度あらわれたが、本格的に広まったのは戦後の高度成長のとき。現代は自己責任化によって生き方全般の模索を個人が行うようになっており、家庭教育の責任が過度に強調されており、それをサポートする社会ネットワークが重要とのこと。家や教育を巡る意識は数十年という短期間に移り変わっており現在も変化の途上ということ、個人の人生選択に加えて国の方針や経済の影響力も大きそうということを感じた。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ぽち

先月は、kindle unlimitedの岩波新書を中心に、歴史、経済、哲学といろいろな未知の分野に手を出し、少し疲れてしまった。3月は少しペースを落として、歴史と数学の本を中心に読みたい。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:49冊 読んだページ数:13473ページ ナイス数:390ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1446014/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
24

ぽち
ネタバレ読書メーターに感想を書くか迷ったけれど、一応書いておく。中国地方出身である自分は、薩摩も関東も関係ないよなって思ってたけれど、老中阿部正弘という方が備後(自分は中国地方だけど、そのあたりよく知らないし考えてない)だということをしり、何とも言えない感じになって緊張高まりその先を読むのを保留中。現代にいたるまで何か関係しているのか、だけど自分は朝廷や徳川との関係はまったくわからない、とおもって思考がストップした。こんなこと書いたらお手打ちにあうのではないかと思ってかなり怖い。(でも選挙権がどうするみたいな。)
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ぽち
ネタバレ全体的に幕府と朝廷の力の駆け引きという視点で描かれる印象。長州藩内が保守派と尊攘派に分かれていたことが書かれている。最初読んだときには、これはこれで分かりやすいと感じたが、新しい高埜利彦先生監修の版を読むと、少しこちらのほうが視点がばらけて見える。併せて読むとより参考になる。
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ぽち
ネタバレ全体的に幕府寄りの視点で描かれている印象で、一橋派と南紀派の説明が分かりやすかった。また条約勅許にかかわる朝廷の動きも少しかかれている。なお、薩長同盟で倒幕へ動いた理由として、薩摩藩と将軍との力争いが理由のように描かれているが、この流れは、「小学館 学習まんが 坂本龍馬(児玉幸多教授監修)」で「西欧の制度を日本に取り入れたい勢いが強まった」としているほうが個人的に納得感があった。力争いの意識はわからないので、どちらが真実に近いかわからない。マンガのストーリーと事実のずれは覚悟しておくべきと感じる。
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ぽち
幕末の土佐、薩摩、長州、幕府の関係が、わかりやすく書かれている。感情的に、見ていられないような、つらい事件の描写は軽めで、関係性の説明に重点を置いている印象。(正直とてもわかりやすいと感じたが、さらに情報が増えていくと、物足りなくなる可能性はある。)
ぽち
2024/03/29 22:57

それとも、この程度の情報は中学生くらいで知っているものなのだろうか。他の人が何を考えてるのかよくわからない。

ぽち
2024/03/30 06:53

船について、山内豊信が江戸でつくらせた小型蒸気船と、幕府の軍艦順道丸がでてくる。

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ぽち
東国の国名がわからず、理解できないことも多かったが、草創期の武士のイメージを知ることができた。同時期に乱を起こした藤原純友についても機会があれば調べてみたい。なお平将門も作画があおむら純氏。
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ぽち
感慨深く読んだ。これまで源平合戦は難しくほとんど理解できなかったが、本マンガでは、義経と頼朝、平泉の関係性が立体的に分かりやすく頭にはいってきた。事情と認識のすれちがいが時間の経過とともにからまりあって、物事が展開していく。いつか、歴史にもう少し詳しくなったら、平家物語を文字でよんでみたい。また関東の事情はよくわからないが、時代をさかのぼって本シリーズの平将門も読んでみたい。
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ぽち
本シリーズ、源義経は、あおむら純氏から作画がかわって学習まんが集団になっている。何か基準があるのだろうか。
ぽち
2024/03/29 09:31

でも庶民がそんなことを考えるの、とても無理じゃないかと思う。

ぽち
2024/03/29 09:32

それともちゃんと自分から進んで勉強して考えられるようになることが期待されているのだろうか。

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ぽち
冒頭で頭が不安とストレスで苦しくなって挫折(自分は真言宗ではない、念のため)。作画の あおむら純氏(山口県)は、空海を担当されるような感じの方なんだろうか。応仁の乱(や幕末の闘争)との関係性が気になる。特に関係ないんだろうか。何がどうなっているのだろう。細かいことを気にして、余計なことを書きすぎると、やはりまずいだろうか。(なお、はじめに書き込んだとき、同シリーズの雪舟もあおむら純氏担当と勘違いしていたが、学習まんが集団作画だった。雪舟と空海が山口県でどう関係しているのか気になる。)
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ぽち
とても面白かった。細かいことはまだ頭に入らないけれど、雪舟は応仁の乱にも関係していそうだと分かった。全然知らなかった。
ぽち
2024/03/29 08:22

現代は、この時代から見て、いったい何がどう変わって、何がどう上からかぶさってきてるんだろうと思う(庶民目線)。

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ぽち
ネタバレ冒頭で後北条氏、武田信玄、上杉謙信、織田信長がどういった武将なのかが抽象的に説明されていて(戦の詳細はあまり語られない)何も知らなくても時代の状況(大名レベルでの)をイメージしやすい。毛利氏はほとんど登場せず、織田信長、宣教師(キリスト教の世界統治)、豊臣秀吉が大きく扱われる。九州での大友氏と島津氏の争いに秀吉が割って入ったことが記されている(ほかのマンガで見たことはなく、個人的に新情報)。
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ぽち
小学館に比べると少し物足りない気がしたけれど、これはこれで面白かった。絵はかなり好みだった。なにか政治的、宗教的かたよりがあるような気がするけれど、詳しくは分からない。他の出版社でお金もうけに夢中だったとしか書かれていない日野富子の良い面(お金儲けの具体的施策)が書かれている。
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ぽち
織田信長と足利義昭の関係性が分かりやすかった。武士と公家のグラデーションみたいなものがあったのかなと感じた。当時は関東と関西の距離があり、高速な通信手段もなく、もめごとを収めるのが大変そうだ。ところで本シリーズは、これだけを読んで理解できるようになはっておらず、ある程度の予備知識が必要だと思う。細かい家系の話や大名の関係性などは理解できないことが多かった。
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ぽち
小学館の日本の歴史マンガ、昔の児玉幸多教授監修、あおむら純氏マンガの版が分かりやすかったので、どのようにアップデートされているかを確認。本シリーズは監修が巻ごとに変わっていて、本巻は桜井英治教授監修、高田 靖彦氏マンガ。文化的なこと(同朋衆や食事)は参考になったが、対立関係はごちゃごちゃして知識不足の自分には分かりづらいと感じた。
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ぽち
監修者と漫画家が同じ、日本の歴史漫画がかなり分かりやすかったので、人物シリーズも確認した。聖徳太子と行基しか確認していないが、そういう世界観(仏教を大事にして為政者が民をいたわるイメージ)なのかとは思う。庶民としてそういう世界観であることに感謝もする。しかし出版順が源義経、源頼朝、雪舟の順であることが気になる。また西郷隆盛をとりあげて山縣有朋をとりあげていないことも気になる。
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ぽち
中国地方出身で、大内氏、奈良、鎌倉が好きな自分にとっては、本巻に描かれている豊臣と徳川の関係性はほとんどどうでもいいような感じがした。しかし世間では大きく取り上げられる問題であり、問題意識のずれを感じた。
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ぽち
自分の出身地である中国地方については、やや毛利氏中心の書き方であるように見えた(事実はよく分からない)。ほかの地域の武将(後北条氏、今川氏、島津氏、武田氏、上杉氏、織田氏など)については、偏り方は分からないが、ほとんど何も知らないので情報としてかなり参考になった。
ぽち
2024/03/27 23:46

どうしてもやむをえないのかもしれないが、宗教についてもやもやしたものを感じる。自分は大内氏とは何の関係もない人間だが、大内氏の建てた瑠璃光寺を観光で見学してかなりすごいと思うので、大内氏の描かれ方に物足りなさを感じる(個人的印象)。

ぽち
2024/03/27 23:54

地理的に大陸に近い大内氏が利己的な商人のように描かれる一方で、上杉謙信の毘沙門天(仏教)や、武田信玄の風林火山(中国の兵法の教養)が大きく描かれていると感じる。

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ぽち
ネタバレ深層学習に関係する数学的な定理の紹介が中心。具体的な事例の解析ではなく、抽象的に「深層学習のモデルは任意の関数を近似できるか」「過学習への陥りやすさの評価尺度」「最適解に到達できるか」などが考察されている。定理は証明なしで提示されているが、工学的に「こういった定理が存在するのか」と知っておくことは参考になりそう。細かいところにこだわらなければ、初心者でも割と短時間で読めると思われる。
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ぽち
ネタバレ経済、社会、文化と射程が広く、展開にひねりが効いていて面白かった。社会を、消費の力によって持続発展する消費社会と捉えたうえで、その問題点(物質的限界と収奪性)を挙げる。そして執筆当時見え始めていた情報化という道筋を、消費社会のシステム限界をのり超えるための可能性と見る。30年前の本だが、今読んでも十分参考になる。社会を均一に見て格差を問題にする言論もあるが、本書のようにシステム的に見て現実的でバランス良い見方をする方に、より惹かれる。
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ぽち
ネタバレ乳幼児期の保育について。発達課題、環境、言語、芸術表現などを解説。個人的には言語と芸術表現が興味深かった。「一次的ことばは、特定の親しい人との対話の中で使用されるものであり、二次的ことばは、不特定の多数の他者との間で用いるもの。」「児童文学のうち、おとぎ話は、ある文化の伝統的要素や超自然の事物を含み、耳で聞くのに適した文芸。」「児童文学から何を得るかはその子次第。」など。
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ぽち
ネタバレ子供の教育が、時代とともに移り変わってきたことを説明している。個人志向は大正時代に産業化と都市化に追従した新中間層において一度あらわれたが、本格的に広まったのは戦後の高度成長のとき。現代は自己責任化によって生き方全般の模索を個人が行うようになっており、家庭教育の責任が過度に強調されており、それをサポートする社会ネットワークが重要とのこと。家や教育を巡る意識は数十年という短期間に移り変わっており現在も変化の途上ということ、個人の人生選択に加えて国の方針や経済の影響力も大きそうということを感じた。
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ぽち
ネタバレ高度成長を経て、地域コミュニティの紐帯は弱まり、多様な個人を包摂する形での再生が求められている。本書では、地域コミュニティの構造の変化や、地域教育への参与方法について解説している。一生活者の実感としては、表面上の変化もあるが、もともとの地域コミュニティの潜在力(住民の文化力)みたいなものが影響力大きいように感じられる。色々な地域が、何を残して、何を新しく取り入れ、どのようなコミュニティをつくるのか。興味深いテーマ。
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ぽち
ネタバレ経済の停滞やIT技術の発展により、子ども、青年を巡る教育環境は錯綜状態にあることを、主に教育社会学の知見により解説。子ども、青年文化は世代により異なること(1章)、成長や進学に文化資本が影響しているとの分析(9章)が参考になった。これまでどのような文化に影響を受けてきたのか、自分としてなにができそうかを考えたい。
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ぽち
ネタバレ乳幼児の発達について。生まれてすぐにモノが見えるわけでなく、徐々に視力が発達し、空間、物体認識ができるようになる。また音声知覚が発達し、共同注意によって社会性が育ち、言葉を覚える。本書を読むと、人間の基礎がどのようにできるのかがわかる。
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ぽち
ネタバレ江戸の町人の少女、あきが、上方出身の町医者の父から教わった算法の腕を買われて、某藩の姫君の指南役にどうかとよびだされたりする話。子供向けの本なので、説明が丁寧で最初は退屈に感じたが、途中から展開の面白さに引き込まれて、最後まであっというまに読み切った。江戸時代なので、算法に上方と江戸の流派があったり、武士と町人の身分差があったり、九九を知らない庶民の子どもが普通にいたりする。長崎から輸入した本の先進性に驚いたり、一昔前の日本の様子が想像できて面白い。江戸時代までの算法に興味を抱かせる一冊。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/10/20(217日経過)
記録初日
2023/10/27(210日経過)
読んだ本
247冊(1日平均1.18冊)
読んだページ
70502ページ(1日平均335ページ)
感想・レビュー
225件(投稿率91.1%)
本棚
25棚
性別
年齢
46歳
現住所
神奈川県
自己紹介

娯楽と知識のアップデートのために日々本を読んでいます。基本的にリアル書店、古書店が好きなのでお世話になっていますが、費用と時間と収納スペースの制約があるので図書館、電子書籍も利用します。

★★★
気が向いた時には、かなりの速度で感想を投稿するので(1日5~10件)、気になる方は、すみませんがお気に入りの解除をお願いします。
★★★

よく読むジャンル:
【哲学、仏教、宗教、心理学】
効率的な情報整理の参考にするために読んでいます。
【数学、物理、コンピュータ】
高校以降の数学、物理は難しくてきちんと理解できていないので、基礎から学びなおす予定です。
またChagGPTで話題の自然言語処理に興味あり。
【経済、社会学、歴史、政治】
職を転々としているので、自分を客観的に捉える目的で読みます。
【小説】
純文は夏目漱石、芥川龍之介、太宰治くらいしか読んできませんでしたが、文学に興味があり今後幅を広げたいです。
【マンガ、ラノベ】
子供時代から息抜きのために沢山のマンガやラノベを読んできました。いまでもたまに昔読んだマンガを読み返します。また数は多くはありませんが最近の作品で、時代の変化や表現の進化を感じたりもします。
今後は活字の割合を増やしていきたいですが、マンガはマンガで芸術作品としてとらえたいです。
【ジュニア向けの本】
自分の過去を振り返って、読書を通じた心理的成長に興味を持っており、いまでもジュニア向けの本を読みます。

大人(40代)ですが、大人向けの本は難しいことが多く、飛ばし読みが多いです。難しかった本の感想は、えいやで適当に書いています。少しずつ難しい本も読めるようになりたいです。

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