日本はある意味発展したかもしれないが、明治の頃から抱えていて現代にも通じる問題もいくつかあると思う。現代の本や政治家よりも昔の本や政治家のほうがダイレクトに心に届く気がする。現代の停滞感みたいなものを乗り越えてそのうち新しい文化ができるのかな。それとも無駄なものが削ぎ落とされてまた昔のような感覚になるのだろうか。
3月は、中旬から歴史学習マンガの有用性に気づいてたくさん読みました。今後も暫く読む予定です。登録数が多くなるので、今後は読んだものを全て登録するのではなく、特に印象的だったものだけ登録するようにします(すみませんでした)。 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:43冊 読んだページ数:8245ページ ナイス数:123ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1446014/summary/monthly/2024/3
三国同盟の失敗は外国の理解が不十分だったからと言うように書かれていたが、やはり現代も外国の理解ができれば日本の国際的役割と庶民的生活の妥協点みたいなものが分かるようになるのだろうか。一般人にそれがどれだけ可能かわからないけれど、外国のことを(日本のことも)もっと知りたいと思った。
日本はある意味発展したかもしれないが、明治の頃から抱えていて現代にも通じる問題もいくつかあると思う。現代の本や政治家よりも昔の本や政治家のほうがダイレクトに心に届く気がする。現代の停滞感みたいなものを乗り越えてそのうち新しい文化ができるのかな。それとも無駄なものが削ぎ落とされてまた昔のような感覚になるのだろうか。
本書に登場する料理は、外国のものでも材料はほぼ知っているものが多く、何となく想像はできる。料理が理解の共通言語みたいになっていると感じた。食の面では、グローバル化と多国籍性は実はすごいことになっているのかもしれない。
一方で、料理人に毎日手の込んだ料理を作ってもらうような社会的に地位の高そうな文化や空間には少し距離を感じた。本書に登場する料理人はあまり政治的意見がなく、生計のために成りゆきで料理人になった人が多いが、自分の政治目線はどちらかというとそちらに近い。しかし料理は自分で作りつつ、政治経済歴史もそこそこ分かるくらいの生活を目指せたら理想だと思った。
この本を読んで再認識できたのは、自分は高校レベル(国立の大学入試レベル)の歴史が全く身についていないこと。そのことで社会人になってこんなに困るとは思わなかった。小学校、中学校の社会からやり直して数年かけて身につけたい。
歴史の勉強で難しく面白いのは、例えば「中国とロシアは仲が悪い」や「日本が江華島事件で国威発揚しようとした」という言葉のレベルで認識、記憶しても、その奥に深い事情や意味が存在していて、それは色々な本を主体的に沢山読まないと認識できないことだと思う。とはいえ、最低ライン、というか現代を普通に生きてくのに必要な共通認識というのはありそうなので、それを目指して深さと広さをバランスよく学んでいきたい。
追記。都での争いに武士が参戦するようになって、様々なひどいことがおき、最終的に戦で統一された、ということに力点が置かれているように見える。これはこれで、ドラマ的、感情的には分かりやすいが、後々の時代に朝廷と幕府が力の駆け引きをすることを考えると、この視点でみることに良い面と悪い面の両方がありそうだ。
完全に個人的事情でここに書き込むことは不適切かもしれず申し訳ないが、自分の地元は西日本で、国家神道の総本社である伊勢神宮や、東日本は、自分の信仰には全く関係ないと思っていた。しかし、Wikipediaで自分の周囲の社寺の由来を調べると、東北にも関係がありそうだと分かった。どうも、室町時代に関連した社寺が自分の周りには多いようだ(国家神道との関係は不明)。それをどう考えればいいのかわからない。ただ、力のあるものに助けを求めるだけの信仰は嫌で、何かの道理があるほうがいいなと個人的に考えている。
娯楽と知識のアップデートのために日々本を読んでいます。基本的にリアル書店、古書店が好きなのでお世話になっていますが、費用と時間と収納スペースの制約があるので図書館、電子書籍も利用します。
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よく読むジャンル:
【哲学、仏教、宗教、心理学】
効率的な情報整理の参考にするために読んでいます。
【数学、物理、コンピュータ】
高校以降の数学、物理は難しくてきちんと理解できていないので、基礎から学びなおす予定です。
またChagGPTで話題の自然言語処理に興味あり。
【経済、社会学、歴史、政治】
職を転々としているので、自分を客観的に捉える目的で読みます。
【小説】
純文は夏目漱石、芥川龍之介、太宰治くらいしか読んできませんでしたが、文学に興味があり今後幅を広げたいです。
【マンガ、ラノベ】
子供時代から息抜きのために沢山のマンガやラノベを読んできました。いまでもたまに昔読んだマンガを読み返します。また数は多くはありませんが最近の作品で、時代の変化や表現の進化を感じたりもします。
今後は活字の割合を増やしていきたいですが、マンガはマンガで芸術作品としてとらえたいです。
【ジュニア向けの本】
自分の過去を振り返って、読書を通じた心理的成長に興味を持っており、いまでもジュニア向けの本を読みます。
大人(40代)ですが、大人向けの本は難しいことが多く、飛ばし読みが多いです。難しかった本の感想は、えいやで適当に書いています。少しずつ難しい本も読めるようになりたいです。
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三国同盟の失敗は外国の理解が不十分だったからと言うように書かれていたが、やはり現代も外国の理解ができれば日本の国際的役割と庶民的生活の妥協点みたいなものが分かるようになるのだろうか。一般人にそれがどれだけ可能かわからないけれど、外国のことを(日本のことも)もっと知りたいと思った。