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2024年11月の読書メーターまとめ

mochiomochi
読んだ本
12
読んだページ
5226ページ
感想・レビュー
12
ナイス
347ナイス

2024年11月に読んだ本
12

2024年11月のお気に入り登録
10

  • hideko
  • ワオン@最低一日1頁が目標
  • マイヒロ
  • 納豆
  • バネ
  • はにこ
  • うわじまお
  • おたま
  • chinayo
  • となりのトウシロウ

2024年11月のお気に入られ登録
8

  • ワオン@最低一日1頁が目標
  • 納豆
  • バネ
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  • うわじまお
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2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mochiomochi
山本周五郎賞受賞作品、全6篇の短編集。 流れるような上手い文章で、あっという間に読了。 なんとなく、松本清張っぽさも感じる。ミステリーでありながら、心理描写が巧みで、全体的に上手に作り込まれている設定だが、不自然さはなく読みやすい。 読了後も不思議な余韻が残る。 著者の作品入門にはよいかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
12

mochiomochi
全6編の短編集。ショートショートという表現が適切か、1作品あたりが短いため、ちょっとした時間で読めてしまう。が、そこは桐野作品、短い中にもスパイスを入れてくる。全作品が、夫婦関係を中心とした家族の話。女性独特の意地の悪さといった心理描写は流石。もしかして、1作品ずつページに限りでもあったのか?ラストが拍子抜けするというか、「え、これで終わり?」という印象も否めない。さくっと、桐野作品を読むにはおすすめではある。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
山本周五郎賞受賞作品、全6篇の短編集。 流れるような上手い文章で、あっという間に読了。 なんとなく、松本清張っぽさも感じる。ミステリーでありながら、心理描写が巧みで、全体的に上手に作り込まれている設定だが、不自然さはなく読みやすい。 読了後も不思議な余韻が残る。 著者の作品入門にはよいかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレごめんなさい、最後までしんどかった。理由は大きく2つ。主人公の中井優一が全然理解できない。なんなんだろう、この人、というクエスチョンマークで終わってしまった。無能でもないし、口下手でもないんだけど、何か欠けてる人。とりあえずキューバリブレ飲んで、毎日贅沢に高級レストランでお食事する「王様」??設定も最後まで消化不良。もう一つは、鍋島冬香の中井優一への愛情表現。こわい。普通なら戦慄すると思うが、それを求めている中井も?? 戯曲を知っていれば感想も違ったかな。 暗殺者のお綺麗なお姉さま方がかっこよかったです。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
平凡な生活を望み、実際に送っていたはずなのに、日常にくすぶる小さな不満や取り残された本心が暴走して、やがて自暴自棄になって、自滅する。考え出せば、不安になり、疑心暗鬼になり、それにとらわれている自分に苦しくなる。 負の感情のたまり場、みたいなものが、「邪魔」の本質といえるのだろうか。羊の群れの一頭にすぎなかったのに、いつの間にか歯車が狂いだし、自分から群れを離脱している。 追い詰められていく人間の心理描写は流石で、下巻は一気読み。これで九野も及川夫妻も花村も、全員リセットして、また歩み出すだろう。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
「邪魔」という言葉と裏腹な表紙の花。刑事の九野、パート主婦の及川恭子を中心として、オヤジ狩り、製造業支社のボヤ騒ぎ、連続放火、パートの待遇改善運動、刑事とヤクザの付き合い、不倫、会計不正、張り込み、高齢女性の独居、等々、一連の話題がまだバラバラなパーツで、上巻読了時点では、どのような帰結に至るか想像がつかない。 上巻での「邪魔」、及川恭子の「私、邪魔かしら?」発言だけかと思うが、これからどうなるのか。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレジウサーガ、派手なアクションとテンポの良い文章、いつも通り楽しませていただきました。「ジウの生まれ変わり」を自称する、歌舞伎町に出没する新手の怪物「ダムド」。「歌舞伎町セブン」との闘いも必然。 本作では、「ミサキ」の過去とセブン入りの経緯が明かされる。そして、あの「新世界秩序」の影も。 「ダムド」、ジウの生まれ変わりなのるならもう少し捻りが欲しかったな。本作でセブンメンバーの絆が少し変わったことから、次作どうなるかワクワク。 東警部補、ジウ3部作時代より渋カッコよくなってる。
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mochiomochi
犯罪者からの太田愛氏二作目。本作も完成度が高い。23年前のある少年の失踪事件を中心に、修司・鑓水が動き出す。失踪した少年の正体とその行方を巡って物語は展開する。あの夏の人生で一番楽しい思い出が彼らを支えていた。切なくてやるせなくなる。 自分のしていることが正しいと疑わない傲岸不遜で厚顔無恥なお偉方はなんら痛手を被ることなくのうのうと生きている。弱い者や正しい行いをしている者が救われない社会制度への太田氏の強い問いかけを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ誉田氏作品、シリーズ物ではない作品はこちらが初読。最初から最後まで救いがなく、一言で言うと陰鬱。 真相が分かっても、誰も救われない。自分の欲望に負けた羽田に「赦し」??。結花は真相を知らない方が良かったんじゃないかと思ってしまう。菅井と香山に鉄槌が下るのは当然としても涼子も聖人君子のように振る舞う人生は辛かったのでは。ことの発端だった羽田が生き残って最後にピアノ弾いて感傷に浸るのは何か解せない。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ上下巻約1,000ページ。壮大なアクションとスリルと最後に光が見えた物語だった。間違いなく私の中では超名作となった。修司・相馬・鑓水の3人組を基点に、利害の反目や一致で全員が「食うか食われるか」の賭けに出る。疑心暗鬼と不安、対極にある自信と仲間への信頼。本当の「犯罪者」はマシーンの滝川ではなく、悪徳代議士とその秘書、そして巨大企業のお偉いさん。「佐々木邦夫」、磯部と服部をぶちのめすことまではできなかったけど、素晴らしく頑張ってくれた。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ滅茶苦茶面白い!満開の桜の下、白昼堂々決行された通り魔殺人。すべてはそこから始まった。「あと10日生き残れば助かる」という謎のメッセージを受ける主人公の修司。共闘する刑事の相馬と友人でフリーライターの鑓水。 巨大企業、謎の奇病の発生、内部告発、どこまでも執拗に修司を狙うアサシン・目出し帽。伏線もいっぱい、真相は…。 太田愛さん、初読なのだが、本作が処女作のよう。これだけのスリルとアクション、どうもありがとうございます。ハラハラが止まらない。下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ「ハング」からのジウサーガ続編、「歌舞伎町セブン」。久しぶりの東警部補。新宿署一の切れ者刑事として出てくる。父の死に疑問を抱いて警察官になり、一人追いかける小川。歌舞伎町フリーライターの上岡。あれ、どこかで出てきたと思ったら姫川シリーズで出てきた人物だった。歌舞伎町で生きてきた人間たちの「叫び」の物語。「奪われたら奪い返す、そんなことを繰り返していてもいつか奪い返される」。姉弟間の決着はついたかもしれないが、セブンは大義名分がある限り、また出てくる。「ミサキ」「ジロウ」、意味深な名前を使う。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ最初は悪ガキ3人組の武勇伝かと思ったが、違う。15年前の美人英語教師の「自殺」と3人組の「ルパン作戦」。陽キャの竜見、器用で柔軟性のある喜多、冷静沈着で策士の橘。3人はある時期とても仲良くしていたのに、過ぎればそれぞれが全く違う人生を送る。登場人物それぞれの表と裏の顔、複雑に絡み合う人間関係。最後まで真相がわからなくて読者を惹きつける。幸子が相馬の妹だったのはちょっと設定が出来過ぎていた気がするが、概ね全体を通じて登場人物のキャラ立ちはしっかりしていて、続きが気になる、読ませる作品だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/10/21(425日経過)
記録初日
2023/08/31(476日経過)
読んだ本
131冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
52272ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
127件(投稿率96.9%)
本棚
0棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

小学校1年の時に食い入るように読んだ江戸川乱歩全集が読書ライフの始まり。
読書は継続してきたものの、ものぐさで記録の類はつけておらず…。
ようやく記録を始めました。
素直に感じたまま感想を書いてしまうため、お気を悪くされたらすみません。

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