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2025年11月の読書メーターまとめ

mochiomochi
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感想・レビュー
15
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2025年11月に読んだ本
15

2025年11月のお気に入り登録
5

  • 右衛門
  • MGM0133
  • 桜田木下
  • KAZOO
  • さくらじゅん

2025年11月のお気に入られ登録
5

  • 右衛門
  • MGM0133
  • 桜田木下
  • KAZOO
  • さくらじゅん

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mochiomochi
奥田流昭和サーガ第二部。単行本600ページ弱、堂々の内容。昭和100年、戦後80年を考える大作。第二部では戦中〜昭和23年までを描く。竹田志郎、矢野四郎、森村ノラ、五十嵐満の昭和元年生まれ4人組が時に交錯しながら、戦時下、そして戦後混乱期を力強く生き抜く様を描く群像劇。4人に共通していることは、全員もれなく逞しく、先を見る頭の良さがあること。そして、強運の持ち主たちだ。矢野四郎が盟友の浅野を残して特攻生き残りとなった瞬間は特に震えた。きっと彼らなら生き抜いてくれる。三部作ラスト、大団円が待ち遠しい。
ふぁるこん
2025/12/09 17:22

私も四郎が浅野を残して特攻生き残りになった場面は泣きそうになりました😭

mochiomochi
2025/12/09 17:58

ふぁるこんさん、コメントありがとうございます😊この長編のベストシーンを切り取るとしたら、この場面ですよね!第三部では、四郎に浅野の分も生きて幸せになってもらいたいです。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

mochiomochi

会社の試験終了!!!8月の業務調書、9月の筆記試験、今日の面接までまぁなんと長い闘いだったことか…。結果は天に任せ、読書の世界へ!!!

ぶぅすけ
2025/10/30 20:50

おめでとうございます㊗️業務量&責任と共に、給与もアーップ↑なのだ😀ワハハワハハ!ボーナス楽しみ〜🍚

mochiomochi
2025/10/31 05:49

ぶぅすけさん☀️おはようございます😊早速、研修です💦プレッシャー増えて益々胃痛が💦頑張ります👍

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
15

mochiomochi
ネタバレ文春文庫版で読了。確定死刑囚・樹原。彼は本当に残忍な犯罪者なのだろうか。退職間近の刑務官・南郷と、傷害致死で2年の懲役から社会復帰した三上の2人が、木原の冤罪の可能性を探っていく。見つかっていない証拠と迫る死刑執行。疾走感がありながら、ジリジリするような罪と罰、南郷、三上それぞれの罪の意識。どんでん返しもありながら、樹原の記憶「13階段」を辿るアドベンチャー要素、真犯人を推理する推理小説要素もしっかりある。江戸川乱歩賞受賞作、重たいテーマだが疾走感に溢れ、悲しいラストでなかったことで胸を撫で下ろした。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
奥田流昭和サーガ第二部。単行本600ページ弱、堂々の内容。昭和100年、戦後80年を考える大作。第二部では戦中〜昭和23年までを描く。竹田志郎、矢野四郎、森村ノラ、五十嵐満の昭和元年生まれ4人組が時に交錯しながら、戦時下、そして戦後混乱期を力強く生き抜く様を描く群像劇。4人に共通していることは、全員もれなく逞しく、先を見る頭の良さがあること。そして、強運の持ち主たちだ。矢野四郎が盟友の浅野を残して特攻生き残りとなった瞬間は特に震えた。きっと彼らなら生き抜いてくれる。三部作ラスト、大団円が待ち遠しい。
ふぁるこん
2025/12/09 17:22

私も四郎が浅野を残して特攻生き残りになった場面は泣きそうになりました😭

mochiomochi
2025/12/09 17:58

ふぁるこんさん、コメントありがとうございます😊この長編のベストシーンを切り取るとしたら、この場面ですよね!第三部では、四郎に浅野の分も生きて幸せになってもらいたいです。

が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレページをめくる手が止まらなかった。多少荒削りで細部が気になる部分はあるものの、勢いでカバーしている。ラノベ作家さんのようだけど、今後多方面で活躍されそうだ。19歳、中卒、住所不定無職、生きることに疲れた立井潤貴は自殺を図ろうとしたところである青年と出会う。「君をやめて、僕として生きてみない?」決して長い作品ではないのだが、中身は濃かった。無戸籍児、児童虐待、詐欺ビジネスに崩壊させられた家族…。健介には真依がいた。今は立井潤貴がいる。「魂は存在している」、生きている証は大切な人が感じている。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
う〜ん、タイトルが加筆修正される前の論文の時の方がしっくりくる気がする。総合職で就職し、20代で出産した女性たちへのインタビューを分析して「なぜ女性活用は失敗するのか」というタイトルへ迫ろうとしているが、私の頭の問題か、結局そこには明確な結論は示されていなかったように思えた。カテゴライズできない様々な要因が複雑に絡み合っている問題だと思うし、『女性だから〜』で議論をするのは無理のある問題だと思う。本書が発行されたのが2014年、それから10年経っているので状況は色々と変わってきているのだろうか。
ぶぅすけ
2025/11/26 09:10

「なぜ女性活用は失敗するのか」→明確な結論が知りたいんですけど!?😅配偶者の家庭&育児の分担もさることながら、個々の性格、受け入れ側(会社・同僚)の意識の違いもあるでしょうし😅ただ、いつも思うのは男女で得意分野は違うと思う。

mochiomochi
2025/11/26 13:01

そう、「なぜ女性活用は失敗するのか」→「〇〇だから」というアンサーはない、それでもやもやしました。大企業に大卒総合職で就職し、20代で出産した限られた女性たちを例にしているので、一般化された結論は得られない、そんな感じでした💦そうですね💡得意/苦手はわりかし男女差がはっきりでますよね。

が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレリカシリーズフィナーレ。リカから唯一逃げ切った小野萌香との死闘。ユタ筋のおばあが語る語る。しかし肝心なことはわからない。萌香は怯えきっていて全然頼りにならん!これではリカに太刀打ちできずバッドエンド確定か?しかも警察は前作とほぼ同じ戦法でリカと闘おうとするし、それは無謀すぎる、、とツッコミどころ満載ではあったが、一気読み。リカ、やっぱり物理的にも人間ではなかったのかも…。後書きのこの20年で世界が大きく変わった、ネットが一番怖い、は同意。リカマラソン完走、あまり達成感は、、ない、、。
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mochiomochi
葉真中先生の初期作品の短編集。全6編。ちょうど良い尺で、スキマ時間に読めてしまうが、短い中にも葉真中さんらしい山椒がピリリと効いている感覚がある。個人的には、最初の『秘密の海』、児童虐待サバイバーとその親の話が、今日の葉真中さんらしくて好きだ。社会問題を取り上げて抉り出す作風はこの頃から顕在化していたようで、冤罪、尊厳死などの問題も短い中に入れ込んでくる。長編と違うのは、ブラックユーモアが効いていて、最後にふっと息が漏れるところだろうか。既刊は『ブラックドッグ』以外は読みたい作家さんだ。
ぶぅすけ
2025/11/20 16:53

短編集なんですね👀いつも500頁くらいのゴリゴリの社会派長編なので、箸休め(🍚🥢)に短編もいいですね😏

mochiomochi
2025/11/20 21:40

読み始めて気が付きました💦その通りでした、短編は箸休めになかなか最適です😊

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mochiomochi
就活のグループディスカッションを舞台にしたサスペンス。人狼ゲームのような「犯人探し」要素もありながら、日本の就活制度そのものに対しても物申す問題作。中盤若干ペースが落ちたものの、真相を知りたい気持ちがはやり、ページをめくる手が止まらない。日本特有の就活制度―黒いリクルートスーツを着用し、本当の自分を多少盛って、コミュ力あるように装い、その瞬間の人間関係を築き、確かにバカバカしさを感じながら、運命を握られる。自分自身の就活の苦味を思い出した。
mochiomochi
2025/11/19 13:01

日本の就活って、独特ですよね(海外の就活知らないで言っていますが💦)。「完璧な人物」に見せかけられるように努力するし、企業は自社のネガティブな情報は出さない。騙し合いですよね。本性は…十数年たってもわからない人もいるかも!

ぶぅすけ
2025/11/19 14:35

能ある鷹は爪を隠す!みたいな本性だったらカッコイイんですけどね😅 ホント、騙し合いだと思う。芝居打って入社したもん勝ち!

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mochiomochi
読むのが大変だった。人間関係が狭いのにややこしい、「サギリ」が6人、合間合間に親切なんだけど挟まれる民俗学や宗教学的な蘊蓄、漢字が色々難しい、が相まって、読みづらかった。が、最後まで読了。時は昭和30年代、青龍郷といわれる地域の憑坐と巫女の「黒い」一族と、神主の「白い」一族の因縁ドロドロ横溝正史的な世界観に日本的なホラーと伝奇を掛け合わせた完成度の高い作品だった。この家に生まれたらこの因縁の呪縛から解き放たれない、これが一番の蛇神様?刀城言耶シリーズ第一弾、次作は、、少し時間に余裕がある時に読もうかな。
ぶぅすけ
2025/11/17 08:48

弥生顔なら、つるんとした日本人って感じでいいじゃないですか✨私の場合、悪い意味で濃いんですよ💣特に毛深いのが悲しみ(笑) 横溝正史さんは読んだことないので、いつか読みたい!金田一シリーズがテレビで流れると必ず見てたなぁ📺私の中の金田一耕助は古谷一行さんです

mochiomochi
2025/11/17 11:39

濃い顔が羨ましいです~!ギャルメイクとか、全く似合わない平たい顔で悲しかった(年取ったら内臓の方がよほど大事になってきていますが)💦横溝シリーズは、私も映画と並行で読んでいた感じで、映像のインパクトがすごいですよね。「祟りじゃ~~!!」笑。

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mochiomochi
対論集を読むことにほとんど経験がないため、ドキドキしながら手に取る。感覚的には、エッセイを読んでいるのに近いかもしれない。桐野女史と小説家や評論家、脚本家などとの対論をまとめた作品。個人的に好きな作家さん、小池真理子氏との対談が読めて良かった。異色の組み合わせに思える、佐藤優氏との対談も意外に面白かった。小説を書くことの原動力と快楽、男と女の価値観の違い、etc.。今から20年ほど前の著名な物書きの皆さんの社会問題の俯瞰は大変興味深かった。
mochiomochi
2025/11/14 10:51

そんなお褒めいただき嬉しい限り😿桐野女史はとてもタフで硬質なメンタリティをお持ちのようだと、本作から感じました。小説の方が現実の世界より甘い、それでも闇を追求した作品を書くのが醍醐味、のようでございます💡

ぶぅすけ
2025/11/14 11:26

桐野女史、カッケー✨👀✨(←我の語彙力の無さよw)

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mochiomochi
「ジョジョジョジョ~ン!正義の申し子ジョン様が、今日もジャスティスをお届けするぜ!」陰キャ引きこもりの主人公・佐藤純はYoutube界隈では名の知れた配信者。トレードマークのタイガーマスクを被り、せっせと配信する中で、大阪在住の栗山鉄平と知り合い、直接対決、と思いきや話はどんどんあらぬ方向へ。Youtubeを介した滅茶苦茶友情青春譚。映像化したらエンタメ小説の良さが際立ちそう。奥田英朗氏作品に通ずる何かがある。自分自身もきょうだい仲が悪かったので分かる部分もあるが、暴力はやはりよくない。
ぶぅすけ
2025/11/11 17:21

小説内ではきょうだい喧嘩で暴力が行使されるのかしら。うちの姉、兄も歳が近いせいか寄れば喧嘩、触れば喧嘩でした💧一度、姉が階段から突き落とされたことがありましたよ😅暴力はいけませんね!

mochiomochi
2025/11/12 07:41

作品内では、家庭内暴力から半グレもどきの暴力も出てきますね💦先に手を出した方が悪い!となるので暴力はよくないですが、冷戦◯十年もなかなかのものです💦

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mochiomochi
ネタバレ読友さんのご感想を拝見しすぐ手に取る。ある日突然、恵まれていた日常が崩れ去る。自分の名を語ったSNSアカウントが暴れ出し、拡散され、炎上。主人公の山縣泰介は大企業の営業部長としてエリート街道を突き進んでいたが、1日で立場はなくなる。終盤まで勢いがあり、いい意味で裏切ってくれた。「俺は悪くない」「正論」が必ずしも身を救うわけではない。営業部長ならもう少しインターネット勉強した方がいいと思う。表面上は非の打ちどころのない人物も何か抱えているものである。そしてSNSはリスクを理解して使わないといけないと再認識。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
「こんにちは、皆さん。ブレイクニュースの野依美鈴です。」Youtubeでマスコミが話題にしない「闇」、児童虐待、パパ活、8050問題、冤罪、ヘイトスピーチそして医療過誤といったヘビーな問題をテーマに社会に一石投じようとするフリージャーナリストの野依美鈴。彼女はいったい何者で、何が目的でこの活動をしているのか。SNSの拡散力と同時にその恐ろしさも肌身で感じる内容だった。薬丸さんからの報道とSNSに対する問題提起でもあった。社会派だけど人情味もある、読みやすい作品。
mochiomochi
2025/11/07 21:35

そうですね。慎重になると、見るだけで様子見になりますね。ただ、この読書メーターは発信しますよ〜✨️

ぶぅすけ
2025/11/10 08:51

読書メータ民は、みんなヤサスィーですからね💕

が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ『秋の牢獄』『夜市』の2作で恒川ワールドに取り込まれてからの本作。美奥、というある地域の今昔恒川幻想世界。5作が不思議なリンクをしていて、美奥を彩っている。美しくも哀愁漂う世界観と、対比するような人間臭さと人間の闇が描かれているのが特徴。個人的には『くさのゆめがたり』が一番好き。テンがどうなるのか、ハラハラした。『天化の宿』もカラクリがわかると怖いのに惹きつけられる。恒川さんにしか描けない世界観を堪能させてもらった。日本のどこかに、美奥があるのかもしれないし、読者の心の中にあるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
好きな作家さん4人の警察官が登場する短編集。今野さんはやはり読みやすい。驚きはグロは誉田さんと思っていたら、最後の貫井さんが一番グロだったこと。福田さんの通訳専門警察職員・城と刑事・上月の話が個人的には一番面白かったかな。今は自動翻訳があるし、あらゆる言語に対応しているのだろうけど、作品の舞台が90年代半ば〜後半なのか、城さんの通訳が活き活きしていた。横山秀夫作品のような重苦しい警察小説とは少し違って、こちらはこちらで面白いし、横山作品も好きである。
ぶぅすけ
2025/11/04 10:03

好きな作家さんの作品を集めた本なら、100%ビーフ🥩みたいなものですね(笑)通訳専門警察職員…気にした事ないけど、確かにいないと困るのかも💦自動翻訳でも隠語とか、ことわざの類いは上手く訳せなかったりしそうだしな〜🙄洋書も翻訳次第で面白味が変わると思うし📖

mochiomochi
2025/11/04 13:02

好きな作家さんの作品集は、さながら「お好きなお菓子4点セット」のようでした笑。そうですね、俗語とか、その犯罪組織だけで使われている隠語などは、通訳ではわからないこともたくさんありそうですね💦洋書は、原書がおもしろくても翻訳で台無しになるのは悲しいですね。

が「ナイス!」と言っています。
mochiomochi
ネタバレ最初から最後まで救いがない。表面上は、「幸せな家族」に映る山岸家。しかし、一皮剥けば全員が何かを抱えていた。息子の真佐也の不登校、夫・陽一の自宅謹慎、妻・裕美子の不倫、出てくる人物たちも皆、悪意に満ちていて息苦しい。家族3人が全員自分のことしか考えておらず、表面的な均衡が保たれていればいいと思っていた。解説に「一寸先は闇」という言葉があったが、まさにその通り。「隣の芝生は青く見える」というが、真相はわからないものだなぁ。『代償』の白石弁護士が出てきたり、他作品と同じ世界線なのか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/10/21(786日経過)
記録初日
2023/08/31(837日経過)
読んだ本
320冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
125161ページ(1日平均149ページ)
感想・レビュー
315件(投稿率98.4%)
本棚
23棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

小学校1年の時に読んだ江戸川乱歩全集が読書のきっかけとなりました。
ようやく記録を始めました。
皆さんの感想を拝読し、読みたい本は増え続けています。

読書の時間を持てることに感謝の日々です。

★★★年間ベスト★★★
2024年Best 1 犯罪者(上・下)太田愛
2024年Best 2 李歐(「わが手に拳銃を」改題)髙村薫
2024年Best 3 最悪 奥田英朗
(2023.10.21読書メーター登録)

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