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2025年2月の読書メーターまとめ

マッメ
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感想・レビュー
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ナイス
97ナイス

2025年2月に読んだ本
21

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マッメ
グラスホッパーに続き、殺し屋たちが騙し騙されていく展開に期待して読んだ。各々目的をもった殺し屋たちが東北新幹線に乗り、東京から盛岡までの中で様々な展開を迎えながらも目的を果たそうとする様を、各登場人物の目線で描かれていく。七尾という不運な殺し屋、腕利きの蜜柑と檸檬、息子のために動く木村、サイコパスの王子などなど…たくさんの人物の思いや行動が入り乱れる。今作もテンポよく進むストーリーに夢中になった。どの登場人物も魅力的だが王子の思考には感情移入できず、早くなんとかなってくれと願いながら読み進めた。
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2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

マッメ

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2025年2月の感想・レビュー一覧
21

マッメ
手焙煎をやっているので、この本を見つけてどんな本かずっと気になっていた。読んでみると結構クセのある方のように思えて、焙煎方法も私がいろんなコーヒー屋さんに教えてもらった方法ではない見たことのないものだった。かき混ぜたり、火から離したり近づけたりを頻繁に繰り返す方法は初めて見たし、調整が難しそうだなと感じた。ドリップも豆とお湯の量が明記してないので、そこら辺も知りたかった。これから始める人には焙煎について参考になるかもしれないが、方法自体はどうなのだろう。コツを掴むのが難しそう。
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マッメ
「日本農業新聞」に掲載されていた農林高校を舞台とした小説。都会で生まれ育った主人公の翠川真緑は、恋人に振られた直後に立ち寄った喫茶店で食べたおにぎりの美味しさに魅了され、マスターにその米の産地の話を聞き、その地で高校教師として働くことを決意する。真緑が教師として生徒や先生とふれあっていくなかで、農業に対する知識を身に付けたり成長していく姿が描かれている。生徒や先生も魅力的に描かれ、農業高校での生活の豊かさ、言葉の掛け合いにほっこりする。畜産科で飼育している豚との会話にもクスッとしてしまう楽しい本だった。
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マッメ
獣医師の資格をもち、いろんな動物の命と向き合ってきた渡邉清一さんのお話。公務員獣医師として、野犬の殺処分を経験し、その後と畜検査員、動物園の獣医師、動物愛護センターを経て、愛媛県とべ動物園の園長に就任。獣医師でありながら命を奪うことを重く受け止め、命の大切さについて何度も考え、愛護センターや動物園で一般人に向けた呼び掛けをしたりして、簡単に動物の命を粗末にしないことを伝えた。渡邉さんも目の当たりにしたような動物に対する知識が全くない人がいることなどに唖然としてしまった。無知ってこわいと思う。
マッメ
動物園や水族館で写真を撮る時のコツなどが書いてあって、見るだけなく写真を撮ることの楽しみも思い出した。写真家の岩合さんの写真はどれも動物が生き生きとしていて素敵である。有名だからとか珍しいとか人気だからということで見る動物を決めるのではなく、自分のお気に入りを見つけてゆっくり観察するのもいいものだとおっしゃっている。また動物園や水族館に行く時の楽しみができて嬉しい。癒される1冊だった。
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マッメ
世界の食べ物に関するエッセイ。トルコの蜜飴が「ハルヴァ」というお菓子に似ているという。お菓子の作り方も詳しく書いてあるが、日本ではなかなかお目にかかることはないようなものなので、想像が膨らみ一度食べてみたいなとワクワクした。世界の食材の歴史や、著者の食べ物にまつわるエピソードなどが詰め込まれており、知らないことも知れたし読んでいて楽しかった。
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マッメ
今は大人気の旭山動物園が歩んできた歴史と飼育員と動物たちのお話。以前は資金も十分ではなく、お客さんも少ないなかで、飼育員や獣医師たちの愛情と熱量でいろんな壁を乗り越えてきたことを知った。個性的な飼育員さんと動物との関係や、失敗を通しての学び、野生動物と人間の関わり方などをたくさんのエピソードから改めて考えさせられ、動物園というものの存在の意味についても考えるきっかけになった。人間の価値観を押し付けたり勝手な理想を描いたりということは動物にとって何の意味もないことに気づいた。
マッメ
ケンちゃんの母希はある日ケンちゃんとふたりでアパートに引っ越してくる。その隣人であるモモちゃんとその母と仲良くするが…。最初は良好に思える隣人関係もどんどんおかしな展開になっていき、最後はスッキリするかと思ったが、最後の最後までモヤモヤする展開に。隣人関係や人間関係もこじらせるとろくなことがないなと改めて感じた。人間の恐ろしさを感じるコミックだった。
マッメ
ぬいぐるみのくますけを手放せない10歳の女の子成美のお話。ホラーと聞いてタイトルからも想像ができずに読み進めていくと、成美が度重なる両親の喧嘩をみて精神的に苦痛を受けた挙げ句、人の感情を読み取ったり遠慮したりしてしまうようになって、それが「異常な子」と言われたり苛められたりしてしまうなど心苦しいシーンが多かったりしたが、ホラーかと言われると「?」だった。でも最後のエンディングの内容はちょっとホラーぽかったかもしれない。考えさせられるような内容が多かったが、心苦しさの中にもあたたかさのある話だった。
マッメ
さまざまなカフェが掲載されており、「没入カフェ」としてアート、古民家、緑&花、韓国、本&音楽、建築美とのコラボをしているカフェが紹介されている特集がとても良かった。好きなもののコラボは嬉しいし、こういったコンセプトでのカフェの紹介はワクワクした。ぜひ行ってみたいと思うカフェが増えて嬉しい。スイーツやパンの特集もあって1冊でいろんなジャンルを楽しめた。
マッメ
東京のスペシャルティコーヒーを提供するお店がたくさん載っているが、有名どころの「ブルーボトルコーヒー」「猿田彦珈琲」「堀口珈琲」をはじめ、魅力的なコーヒー店ばかりで読んでいてワクワクした。カフェというより、こういったコーヒーがメインのお店を探しているので、とても読みごたえがあり、行ってみたいお店もチェックできた。東京近郊に住んでいなくてなかなか行けなくても、見ているだけで楽しい特集だった。
マッメ
東京にはなかなか行けないけど、たくさんのカフェを雑誌で見るだけでもワクワクしてくる。さまざまなコンセプトのお店がたくさんあり、どこに行きたいかと候補を挙げていくのも目移りしてしまって難しい、そして楽しい。知っているお店もいくつかあったが、新しく行きたいと思ったカフェも見つかり、今度東京へ行った際はぜひ訪ねてみようと思った。
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マッメ
溶接のことをあまり知らない立場で入門編として読んでみた。何も知らない側からしたら溶接の基礎、準備物や気を付けるポイントなどから易しく書いてあり、非常にわかりやすかった。初心者向けで、しっかりと環境や設備を整えること、怪我になる要因なども説明してあり、気になるポイントが解決できた。所々、写真や動画じゃないといまいちピンとこないところもあったが、この本を片手に動画などを見ると理解しやすくて良いなと思った。何度も読み返して理解を深めたい。
マッメ
自家焙煎のコーヒーショップを開業するための準備やSNSでの発信、具体的な店舗に必要な運営許可、法律、水道ガス電気のことなど幅広く紹介している。コーヒーについて勉強をもっとしなければ…と思って足踏みしている人たちへのメッセージもあり、動いてみないと何も始まらないと背中を押してくれる。コーヒーの食品表示や生産国毎の主な焙煎度などについて知ることが出来たのが勉強になった。店舗を持ちたい人向けではあるが、参考になる項目がたくさんあるので、興味がある人にはぜひ読んでいただきたい。
マッメ
最近よく取り上げられるクマ問題についての特集。人口減少、若者の都市部への流出により里山にヒトがいなくなったことでクマが里山に下りてくるようになったと他の書籍でも読んだが、そのクマたちをヒトとうまく共生するためにどうしたらいいかをいろんな方の活動を元に書かれている。やはり行政職員の育成は難しいのもあり、民間や地域住民の協力が必要であるなと改めて確認した。時々餌付けをする理解のない人がいるとのことで、こういった人への周知はしていかないといけないんだなと感じた。
マッメ
ナチスドイツによるユダヤ人大虐殺であるホロコースト以前に行われていた「T4作戦」について、その歴史や実施されるまでの経緯などが記載されている。簡潔に分かりやすく書いてあるため、内容が掴みやすく、すんなりと読めた。精神的、身体的障害をもつ人々を劣った必要のない人間として殺害していた事実と背景、優生思想の異常さを知るだけでなく、その思想が現代でもまだもちつづけられていることに恐怖を感じた。「今の自分」のことしか考えられない思想は理解し難く、今も昔も変わらない思考回路には納得できないなと思った。
マッメ
見開きで左のページに言葉が綴られ、右のページに絵が描かれている。左のページは毎ページ短い言葉だけど、そのページ毎に書かれている場所、構成が異なり、イラストの自然豊かなゆったりとした雰囲気にとても合っていた。内容も忙しない現代社会に必要なことが書かれているように感じ、大人にこそ読んでもらいたい絵本だった。日々追われている人に刺さる本なのではないかなと思う。宝物のような素敵な絵本だった。
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マッメ
国立科学博物館特別展「鳥」で購入。ゲノム解析による鳥の分類の見直しや分化、進化について記載されている。遺伝子レベルのことから収斂進化、托卵、鳴き声の方言、共進化、適応放散、雌雄の産み分けなどたくさんの「鳥のひみつ」について記載されており、展示の内容を再確認できるし、それぞれの種についても解説がありすみずみまで楽しい。鳥と人はの認識が違うため優劣をつけることはできないという内容に納得した。
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マッメ
グラスホッパーに続き、殺し屋たちが騙し騙されていく展開に期待して読んだ。各々目的をもった殺し屋たちが東北新幹線に乗り、東京から盛岡までの中で様々な展開を迎えながらも目的を果たそうとする様を、各登場人物の目線で描かれていく。七尾という不運な殺し屋、腕利きの蜜柑と檸檬、息子のために動く木村、サイコパスの王子などなど…たくさんの人物の思いや行動が入り乱れる。今作もテンポよく進むストーリーに夢中になった。どの登場人物も魅力的だが王子の思考には感情移入できず、早くなんとかなってくれと願いながら読み進めた。
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マッメ
キップス夫人がスズメを拾い、12年と7ヶ月という長い歳月を共に過ごす実際にあったお話。クラレンスと名付けられたそのスズメとキップス夫人の絆だけでなく、クラレンスの「聡明な」行動に驚きを感じ、感動する。ヘアピンが好きな様子もかわいらしく癒される。老衰で日々弱っていく中でも人間には想像がつかない行動をしてみたり、強く奮い立たせる姿にはとても励まされる。クラレンスをとおして生きること、病気と戦うことへ様々な感慨を引き起こす記録である。
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マッメ
トロッコ問題など有名な思考実験が100も収録されているが、一つずつ著者の意見や考えも書かれており、なるほどなぁと理解を深めたり自分はどうかと考えたりでき、頭を使いながらも自分の考えを整理できる。動物の命のことや、ゾンビに心はないのか?、夢の中で夢から目覚める、などの例をとおして倫理観や哲学に触れるいい機会になった。100もあるので読むのは結構大変だが、ひとつひとつのボリュームはそれほどではないので、ちょこちょこ読むのもいいかもしれない。
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マッメ
推しをどれだけ好きか、どんなところが好きかなどを言語化するために、どういう視点で言葉にしたらいいかを教えてくれる。推しについてSNSで伝えたいが、他の人の言葉と一緒になってしまう、思ったことをうまく言葉にできない、など悩む人に役立つ表現の仕方や言葉選びについて丁寧に書かれており、大変参考になる。「考えさせられる」という言葉は便利だか深みがないので、具体的にどう考えたかを表現する方がしっかりと伝わること、相手の前提条件を考えた上で推しについて話すこと、など好きなことを伝えるためのアドバイスが役に立った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/11/13(481日経過)
記録初日
2023/04/12(696日経過)
読んだ本
367冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
76044ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
298件(投稿率81.2%)
本棚
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