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2024年4月の読書メーターまとめ

yu.ボビー
読んだ本
6
読んだページ
2466ページ
感想・レビュー
6
ナイス
463ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入り登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年4月のお気に入られ登録
3

  • ゆたか
  • かなこLIED
  • 中玉ケビン砂糖

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yu.ボビー
ネタバレ本屋大賞ノミネート作の続編。前作は、西武大津店の閉店を巡る物語の登場人物の一人として後ろに下がっている作品もあったが、今作は、全編が成瀬を取り巻く人々からの視点で、成瀬の活躍?が描かれている。読んでいると、ときめき地区のパトロールをしている小学生とすれ違ったり、フレンドマートでクレームを書く主婦を見かけたり、電車で「びわ湖大津観光大使」の衣装を見たり、成瀬捜索版グループに一員として成瀬を探しているようなこの世界観にどっぷり浸かっていた。心地よい読後感。まだまだ続くようなので次作も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

yu.ボビー

ウォーキングコースの バッサリ刈られたツツジの花が咲き始めてました😄弱い気持ちに 押しつぶされそうな毎日ですが 見習いたいと思います🙇

ウォーキングコースの バッサリ刈られたツツジの花が咲き始めてました😄弱い気持ちに 押しつぶされそうな毎日ですが 見習いたいと思います🙇
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

yu.ボビー
ネタバレ直木賞候補長編『ラウリ・クースクを探して』の原型となった表題作を含む13篇から成る短編集。表題作の他にも『ラウリ』につながるような作品、さらに著者自身のあとがきで作品の解説もある。全編で、主人公の孤独感や大切な人との近くて遠い関係の距離感などが描かれている。経歴(ニューヨークで生まれ育った帰国子女)や、実体験(IT会社でのプログラム開発や、プロの麻雀士を目指したことなど)が土台となった筒井康隆を彷彿させる作品・切ない私小説などバラエティに富んだ作品集でプログラミングがわからなくても飽きさせない。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレ第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。殺された本人が、現世に戻って、自分の欠けた心臓を探して、表題の密室の謎に挑む、タイムリミット3日間という物語。神々の名や人名・地名も馴染めない導入部だったが、この世界観に慣れてからは、もう一人の主人公の少女とともに密室の謎・脱出劇に挑んでいるような気持ちにさせられた。根底にある古代エジプト人の「人は冥界で生きるための準備を現世でしている」という死生観は、日本の宗教にも通じるところがあり、絵空事だけでないファンタジーミステリーとして楽しめました。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレAudibleで聴きました。ブランチBOOK大賞2021受賞、2022年本屋大賞ノミネート作で映画化もされた就活を巡るミステリー。「月――地球からは絶対に裏側が見えない」という記述が出てくるが、初めは単純に美しい月を見て、その後に裏側を見せられ、これこそが本当の月かと戸惑い、そして最後に月の内面まで覗かされて、やっと月の本当の姿を見ることができたというような内容。就活を通して、生きることそのものへの洞察などもあるが、何より伏線回収も楽しいミステリーとしての面白さの詰まった作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレ90年代の東京を舞台にひとりの少女がカネに翻弄され悪に手を染めていく姿を描いたノワール小説。「金は年をとらないし、死なないからね」「金の量は決まっているんだよ」エンさんが、映水が、ヴィヴがカネについての哲学めいたものを語る。あの「罪と罰」を彷彿とさせるかのように。「レモン」が焼失してからの疑似家族4人の歪んでいく関係…しかし、安易に決定的な破滅に向かうことはなく、主人公はその後の人生を歩む。そして、新聞記事で黄美子さんの名前を…読み終えた日の夜はなかなか寝付けなかった。量も内容もボリュームたっぷりの一冊。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレAudibleで聴きました。根底には冤罪についての問いかけがあるが、社会派ドラマというより、激しく感情を揺さぶられるようなエンタメ作品。地頭の良さと容姿の良さを兼ね備えた主人公、なんとなく、ゴルゴ13やブラックジャックのような不可能を可能にするヒーローたちを彷彿とさせられた。ただし、銃やメスの代わりに損得勘定抜きに人を助けたいという優しさを武器にしたヒーローとして…あの結末も納得はできないけれど、あとがきの作者の言葉から仕方ないと受け止めた。そして、これも立原正秋の「冬の旅」を思い浮かべた。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレ本屋大賞ノミネート作の続編。前作は、西武大津店の閉店を巡る物語の登場人物の一人として後ろに下がっている作品もあったが、今作は、全編が成瀬を取り巻く人々からの視点で、成瀬の活躍?が描かれている。読んでいると、ときめき地区のパトロールをしている小学生とすれ違ったり、フレンドマートでクレームを書く主婦を見かけたり、電車で「びわ湖大津観光大使」の衣装を見たり、成瀬捜索版グループに一員として成瀬を探しているようなこの世界観にどっぷり浸かっていた。心地よい読後感。まだまだ続くようなので次作も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/11/26(216日経過)
記録初日
2023/11/25(217日経過)
読んだ本
69冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
22866ページ(1日平均105ページ)
感想・レビュー
62件(投稿率89.9%)
本棚
0棚
自己紹介

 最近は エンタメ小説しか読まなくなって それも 途中で挫折していました。

 ここを知ってもう一度、楽しく読んでみようと 思いました。純文学も含めて今まで手に取ったことのないジャンルにも挑戦してみたいです。

 今興味あるものと並行して、過去の作品を再読しようと考えています。新しい本を週に1冊と、再読の本を月に1冊読むのが目標です。同じ本を読んで、同じ思いを持ったり、色々な意見・感想に触れることはとても励みになります。

 読書友達が欲しいです。よろしくお願いします。

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