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2024年11月の読書メーターまとめ

中嶋YN
読んだ本
10
読んだページ
2862ページ
感想・レビュー
10
ナイス
198ナイス

2024年11月に読んだ本
10

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • つぶごま

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

中嶋YN
「切支丹もの」11編。「煙草と悪魔」「さまよえる猶太人」「奉教人の死」「るしへる」「きりしとほろ上人伝」「黒衣聖母」「神神の微笑」「報恩記」「おぎん」「おしの」「糸女覚え書」(※青空文庫にて個別に読了)
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2024年11月の感想・レビュー一覧
10

中嶋YN
ネタバレ江戸時代末期、ペリーは突然日本にやって来て強圧的な砲艦外交をしたわけではない。 それ以前に米国は徳川幕府に何度も開国のアプローチをしていたが、頑迷固陋な幕府は断固拒否していた。 当時日本が開国することは国益に叶うことであったのに、朱子学の教えにより幕府は商売を卑しい行為ととらえ徹底的に避けようとした。 結局、幕府の愚劣かつ無能な外交のせいで、日本は不平等条約(関税自主権の放棄、治外法権容認)という負の遺産を負うことになってしまった。 この日本の伝統的な外交下手は、昭和初期戦争前夜再び姿を現すことになる。
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中嶋YN
意志が弱く何事も考え過ぎな小心者で酒好き&女好きな社会不適合者の男が、だらしない生活、人生を送り、段々零落していって最後には没落する話ってどっかで読んだことあるよな~と本書表題作『人間失格』を読書中に思って2秒後あ、これ町田康だわって勘付いた。 それも最近『夫婦茶碗』とか『くっすん大黒』とか読んだから余計に。 太宰作品は『走れメロス』くらいしか知らなかったので、新鮮な驚きを覚えた読書になった。
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中嶋YN
芥川晩年の6編。「大導寺信輔の半生」「玄鶴山房」「蜃気楼」「河童」「或阿呆の一生」「歯車」(※青空文庫にて個別に読了)
が「ナイス!」と言っています。
中嶋YN
「切支丹もの」11編。「煙草と悪魔」「さまよえる猶太人」「奉教人の死」「るしへる」「きりしとほろ上人伝」「黒衣聖母」「神神の微笑」「報恩記」「おぎん」「おしの」「糸女覚え書」(※青空文庫にて個別に読了)
が「ナイス!」と言っています。
中嶋YN
本書は、様々なジャンルにおける「日本の伝統」が、本当に古くからあるものなのかという疑問を解明していく。「初詣」が私鉄のキャンペーンから生じたもの等個人的に知っていたものもあるし、「夫婦の姓」の変遷や「木彫の熊」「けん玉」の起源等初めて知ったものもある。「伝統」というものを扱っているが、決して堅苦しくなく軽妙かつ平易な文章で書かれているので短時間でサクサク読める。
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中嶋YN
副題にある「フェルミのパラドックス」とは、この広い宇宙に人類以外の知的生命体がいてもよさそうなのに、いるように見えないという矛盾のことである。 著者は、この疑問について50の仮説(理由)を紹介している。①実は来ている②存在するがまだ連絡がない③存在しない、の3つに分けて解説する。 それぞれの説について物理学、天文学、宇宙科学、地学、生物学、トンデモ説等の知見を使ってアプローチするのだが、若干冗長の感は否めない(難しくて読み飛ばしたくなることしばしば)。
中嶋YN
2024/11/12 20:13

50の理由のうち49は従来考えられているもので、最後の1つが著者なりの結論であり自分的には説得力があると思った。 因みに、この著書の続編に「広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由」というのがあるが、恐らく本書の内容に新たに25の理由をつけ足したものと思われるが読むか迷うところではある。

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中嶋YN
“王朝もの"第二集・6編。「偸盗」「地獄変」「竜」「往生絵巻」「藪の中」「六の宮の姫君」(※青空文庫にて個別に読了)
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中嶋YN
<王朝もの>短編8作。「羅生門」「鼻」「運」「芋粥」「袈裟と盛遠」「邪宗門」「好色」「俊寛」(※青空文庫にて個別に読了)
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中嶋YN
ネタバレ「観測可能な宇宙の果て」=宇宙の地平線である464億光年先(原理的)。/「空間的な宇宙の果て」=半径464億光年の宇宙の地平線よりはるかに大きな領域まで、一様かつ等方でゆがみのない平坦な宇宙空間が広がっている。/宇宙の色は、クリーム色。/宇宙論は難しいけど面白い。
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中嶋YN
個人的にはベーシックインカムは是非とも実現してもらいたい。気になる財源論だが、著者が提唱しているのは、所得税25%増税(月7万円のBIの場合)、相続税、固定資産税の増税。資源税、ロボット税の導入等。近い将来必ずAI時代が訪れると思うが、その時までにBIは実現しているのだろうか?
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/01(347日経過)
記録初日
2004/12/31(7287日経過)
読んだ本
879冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
236144ページ(1日平均32ページ)
感想・レビュー
133件(投稿率15.1%)
本棚
12棚
性別
自己紹介

『ドナウよ、静かに流れよ』『パンク侍、斬られて候』『愛犬家連続殺人』『こんな夜更けにバナナかよ』『累犯障害者』『でっちあげ』『消された一家』『自虐の詩』『朽ちていった命』『遺体』『もたない男』『死の淵を見た男』『凶悪』『狼の牙を折れ』『謝るなら、いつでもおいで』『アグルーカの行方』『宇宙からの帰還』『罪の声』『悲しみの歌』『前世への冒険』『パリの国連で夢を食う。』『嫌われた監督』『ディアスポラ』『不毛地帯』

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