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背筋(3)井上 真偽(2)誉田 哲也(2)貴志 祐介(2)くるむあくむ(1)五条 紀夫(1)結城 真一郎(1)齊藤 彩(1)西式 豊(1)麻布競馬場(1)20%背筋13%井上 真偽13%誉田 哲也13%貴志 祐介6%くるむあくむ6%五条 紀夫6%結城 真一郎6%齊藤 彩6%西式 豊6%麻布競馬場著者グラフ上位10名
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ぷるおさん
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米澤穂信の「儚い羊たちの祝宴」が好きな人に刺さりそう。 上流階級の、優雅さの陰に隠れたドロドロがテーマ。どの話にも裕福な美男美女が登場し、持たざる者である主人公目線で、彼ら彼女らが神秘的で得体の知れない存在として描かれているのが印象的。 「ストックホルムの羊」が、禍々しい雰囲気や突拍子もないオチも含めて、ものすごく好み。
0255文字
ぷるおさん
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夫や子供のステイタスに固執し、思い込みが強く激情型の母と、そんな妻を敬遠し家庭での影が薄い父。私の両親にも見られる特徴が散りばめられ、読んでいて息苦しく、早く読み終わりたい一心でページをめくったが、最後は涙なしに読むことはできず、読んでよかったと心から思えた。どん底まで落ちて初めて、周囲の人々の愛情に気付き、罪を心から後悔する。犯罪者の更生とはこうあるべきと思う。 読むのに覚悟が要るが、親の意向で受験戦争に向かうことになった全ての子供、自らの子を受験戦争に投じようとする全ての親に読んで欲しい作品。
0255文字
ぷるおさん
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日本人は性格悪い人が多いが、それは日本経済が停滞し限られたパイを奪い合うしかない環境が原因。日本の敗因は国内消費の低迷だが、経済学的に消費を増やす方法は未知。社会の雰囲気が大事。日本は、戦争特需等により近代化したものの、メンタル面では理性的な近代社会とは言い難く、偉い人のお気持ち優先のムラ社会。データを重視する科学的姿勢や、明治維新や戦後復興の頃のように外国の成功例をまねてみる謙虚さが必要では?という提言。全編通してわかりやすく納得感の強い論説だが、このムラ社会において筆者の提言を通す難しさを思った。。
0255文字
ぷるおさん
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軽犯罪で捕まった冴えない中年男性が、実は狂気の爆弾魔だった。無敵の人による復讐劇が始まる。スズキは「綺麗事を嘯くことができるのは、恵まれた人間の特権だ」と主張。「命の価値は平等」なんてまやかしだと、爆弾被害を最小限にすべく命の順位付けをする警察を嘲笑う。スズキの主張は個人的にすごく理解できるし、スズキがこの思想を持つに至った経緯を想像すると、スズキの弱者性を自己責任で片付けて良いものではないと感じる。人間の利己性や悪性を認めつつ、それでも正しくあろうとする人間の尊さを説くラストは、ベタだけど正しいと思う。
0255文字
ぷるおさん
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とても面白かった。普段ホラーを読まない層にもおすすめしたい良作。新興宗教団体とらすの会の教祖にして、信者を傷つける悪者を不審死に追いやる絶世の美女・マレ様。マレ様のせいで日本中不審死だらけなので、フリーライターや警察がその影を追うが、皆マレ様に魅了されてしまう。中学生男子が語り部となるパートの、中学生ならではのドロドロした人間関係はとても読み応えがあり、更に、読者が無意識に思い描いていた人間関係が終盤でガラリと印象を変えるのがすごい。マレ様の出生に関連する中年男性の手記は、恐怖と親の愛情が入り乱れて絶妙。
0255文字
ぷるおさん
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人の死体を取り込むことで呪いを増幅させる「山」にまつわる民俗ホラー。神と仏の関係性をベースにしたストーリーが新鮮で面白かった。神仏の関係性はその時代の政治的背景により左右される。神仏習合、仏は神が現世に現れた姿だとする本地垂迹説、明治時代の天皇(神道)の権威を確立するための神仏分離令など。「幽霊」の正体について新たな説を提示した点も面白い。王道民俗ホラーながら作者の教養の深さや思想が垣間見えて興味深い作品。
0255文字
ぷるおさん
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超大手広告代理店の最終面接が舞台。8人の学生が、戦争に向かって民意を煽動する「政府チーム」とそれに対抗する「レジスタンスチーム」に分かれてオーディエンスを説得し合い、最も活躍した学生が内定をもらえる。どの学生もキャラが立ってて、頭の回転も早く、出し抜き合いが見事だった。エンタメとして面白いだけでなく、いまの政府、広告代理店、マスコミの在り方について課題提起する作品。一般市民というよりも、権力やお金のある人が、正義感をのもと、世の中を良くしていこうという意志を持つことが大事かも。
0255文字
ぷるおさん
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私には少し難解だった。先進国は貧困国を助けるべきだが、それは道徳的理由だけではなく、回り回って先進国の利益につながるからだという主張だが、先進国の利益につながるまでの道筋がいまいち理解できず。他の本も読んでもう少し勉強したい。先進国が貧困国を助ける方法として、金銭的な支援がまず考えられるが、資金が貧困国の独裁者のポケットに入るリスクだけでなく、資金の用途を途上国の自由にさせてしまうと途上国ならではの非民主的なシステムの運用を後押ししてしまうリスクがあるというのは新たな視点。支援って難しい。
0255文字

読んだ本
124

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読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/03(456日経過)
記録初日
2024/01/03(456日経過)
読んだ本
124冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
45077ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
51件(投稿率41.1%)
本棚
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