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2024年10月の読書メーターまとめ

ぷるおさん
読んだ本
7
読んだページ
2391ページ
感想・レビュー
7
ナイス
74ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • ぱくぱく美

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぷるおさん
ネタバレとても短く30分ぐらいで読めてしまった。「近畿地方のある場所について」のような得体の知れない不気味さを期待して手に取ったものの、残念ながらそういうテイストの話ではなかった。。が、小学生向けの怪談を彷彿とさせる、まとまりよい内容でした。最後のアンケートで種明かしするという面白い構成だが、このアンケートの文面が直球すぎるので、あまり余韻の残らない読後感だと思ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

ぷるおさん
ネタバレ読みやすく面白いが、「近畿地方のある場所について」の方がガツンと分かりやすく怖くて好みでした。風船男にまつわる話や変態小屋の話、天国病院の回廊での怪談などはすごく魅力的でした。全ての事象は「輪廻転生」につながっているというオチは、ホラーというよりかは仏教風味が強くて、未知の怪異へのゾワゾワ感という意味では少し物足りず。でも好みの作家なので、新作が出たらまた買うと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ぷるおさん
ネタバレ二人の男性フィギュアスケーター、志藤と塩澤が主人公。絶対的王者の志藤と芸術センスが抜きん出た塩澤。第1章は塩澤目線で、志藤がキラキラと目一杯魅力的に描かれるが、第二章で語り手が志藤に代わり、志藤から見た塩澤もまた、唯一無二のセンスを持った憧れの存在であることが分かります。全編通して、すごく綺麗なものを見せてもらったなぁという気持ちになりました。友情と恋情って紙一重なのかも。
が「ナイス!」と言っています。
ぷるおさん
ネタバレ若い女性のルッキズムがテーマ。終盤にどんでん返しがあるが、それこそ自他の容姿に敏感な若い女性なら簡単に気付くような伏線が序盤に張られているのが印象的。その伏線に気づいたわたしも、しっかりルッキズムに毒されてるなと自覚させられます。郷音がいいキャラでした。こんな女友達がいたら楽しそう。
が「ナイス!」と言っています。
ぷるおさん
ネタバレちくわの穴を覗くことで、人を死に至らしめることができると発見してしまった初老の男性の葛藤を描いた作品。この大発見をしたのがわたしだったら、どんな行動を取るだろう?と考えずにはいられません。主人公が、民間人によるちくわを用いた殺人を未然に防止すべく、世の中のちくわをすべて買い占めようと悪戦苦闘したことで、食品会社がちくわの需要増を感知しちくわの生産量がアップしてしまうくだりは、つい笑ってしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
ぷるおさん
ネタバレとても短く30分ぐらいで読めてしまった。「近畿地方のある場所について」のような得体の知れない不気味さを期待して手に取ったものの、残念ながらそういうテイストの話ではなかった。。が、小学生向けの怪談を彷彿とさせる、まとまりよい内容でした。最後のアンケートで種明かしするという面白い構成だが、このアンケートの文面が直球すぎるので、あまり余韻の残らない読後感だと思ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
ぷるおさん
作者が弁護士とのことで、地に足のついた法廷ミステリ。登場人物が、司法の目をうまくかいくぐって悪を成し遂げる様子が随所で描かれます。素人感覚では「そんなに簡単に捜査機関の目を誤魔化すことができるのか…?」と感じる一方、検察や警察という組織の性質を熟知している弁護士が書いた小説ということで、どこか生々しさを感じました。
が「ナイス!」と言っています。
ぷるおさん
ネタバレ主人公は、正直、他の登場人物と比べて、特別頭が切れるわけでも特別人格が優れてるわけでもないと思います。にもかかわらず、「マクベス」のシナリオが、周囲の人物の行動や状況全てが、彼を王の座へと押し上げていく。王の器って、本人の資質ではなく宿命によって決定するものなのかも、と感じました。娼婦による予言のシーン、「森が動く」シーンが、マクベス原典とのリンクを強く感じてテンション上がりました。伴さん視点の物語も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/03(333日経過)
記録初日
2024/01/03(333日経過)
読んだ本
103冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
37432ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
30件(投稿率29.1%)
本棚
0棚
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