インド料理を通じて、インドの文化も知れる本。新書なので期待していなかったが、流石は、早川書房。ハヤカワ新書は良い。

140ページ程の短い本。知らなかった事も多く、勉強になった。唯一無二の本なので、価値があると思う。

機械学習の歴史の本はままあるが、機械翻訳の歴史の本は、類書がないと思う。時代によって翻訳へのアプローチが変っていることが分かる。

川口氏の本は全部読んでいるが、本書も読みやすい。実際の有報を使った解説が、非常に為になる。自分で読んだ際の参考になる。

初めての言語では、for分でも、フラッシュカードで覚えると良い。コードを読む事が大事だと、気付かされた。

つまらない。延々と、民間が手を出さない分野に、国家の支援が必要だという事が述べられる。主張は正しいとは思うが、支援する分野を誰が決めるのか？どう決めるのか？という事は述べられていない。退屈すぎて、読む意味はない。

仮想化の概要を知る必要があり、早急に読んだ。私の様な初心者でも理解が容易だった。このレベルの類書があまりなく、非常に助かった。

1945-1960にインドネシアに存在した、イスラム主義政党マシュミ。この政党の興隆と凋落が、現在のインドネシアの民主主義に影響を与えていることが分かる。外国人の目には、近年のインドネシアでは、イスラム強硬派が支持を集めているように映るが、その背景が詳しい。インドネシアの政治に興味がある人には、最良の一冊。本書は2024年の大統領選の前に書かれたものだが、プラヴォウォは政治家として、身のこなしが凄いと感じた。

ソ連の歴史のshort history。短くて、良くまとまっており、読みやすい。ブレジネフ時代が、安定して良い時代であるが故に、あまり注目されないが、本書でその良さが分かる。

インド料理を通じて、インドの文化も知れる本。新書なので期待していなかったが、流石は、早川書房。ハヤカワ新書は良い。

中国の小売業界を俯瞰出来る良書。小売業界は、配送、IT、SNSと密接に結びついており、それらの発展史も見ることが出来る。あまりに高度に発展し、競争が激しく、異質で、驚くばかり。昨今では、中国経済の悪いニュースを見聞きする事が多いが、「痩せたラクダでも、馬より大きい」。

AIの歴史とその問題点についての本。6章までの発展史は面白かったが、７章以降の問題点やその議論については、面白くなかった。この分野で、マスゴミさん達は、良く分かってなくて、議論をしているみたいだなと感じた。

ダメな本。本書を評価する人は、読書経験が乏しい。まず、心理学のデタラメな「フレーミング」が出てきてゲンナリした。（p188）「ネアンデルタール人の中には、私たちより脳が大きい個体もいたというから、霊的世界についての高度な概念を構築することができたかもしれない」→はい、アウト！脳の大きさは、能力に影響しません。ゾウは人より脳が大きいが、知能は劣る。東大生は、普通の人より頭がデカいのか？p204の表には笑った。データがスカスカ。これでよく回帰分析をしようと思ったな。この本を評価する人は、脳が小さいのか？ｗ

統計をある程度学習した人には、とても面白く感じると思う。知識ゼロだと、難しい。本書でも、科学の再現性の危機が取り上げられているが、やはり心理学。メディアのバカさ加減は、日本だけではないのだろうと思った。ジャーナリストとの肩書は、もはや嘲笑の対象でしかない。