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2025年1月の読書メーターまとめ

Waterflow
読んだ本
5
読んだページ
2219ページ
感想・レビュー
5
ナイス
52ナイス

2025年1月に読んだ本
5

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Waterflow
ネタバレ「用の美」を提唱した民藝運動。その運動に関わった英国人バーナード・リーチのことを知りたくて本書を手に。エッチング版画家として再来日したリーチ。柳宗悦など白樺派の人々と交流し、後に陶芸家に転向。日本での創作活動を経て英国で工房を開き、東洋と西洋の美を融合した作品を数多く作陶しました。本書ではリーチが高市(弟子沖亀乃介の子)との偶然の出会いから始まり、訪英した高市がリーチの後姿に亡父を重ねて物語が終わります。日英の美を愛する名もなき花たちの挑戦と友情に感動しました(なお沖父子は架空の人物とのこと)。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
5

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ネタバレ「東海道中膝栗毛」でお馴染みの作家、十返舎一九のことを知りたくて本書を手に。駿府町奉行所の同心の子で槍の名手でもあった重田与七郎(のちの一九)。異動した上司を頼って大坂へ行き、やがて武士を辞め材木商の婿養子に。その後離縁し物書きを目指し江戸へ。蔦重、京伝、馬琴と縁ができ質屋の婿養子となるも、柵に苦しみ離縁しまた旅へ。そして「旅の滑稽モノ」で大当たりし売れっ子作家となりました。もしや弥次喜多は一九と命の恩人太吉では、と想像してしまう。歌舞伎あり、文楽あり、香道あり。辞世の、煙と共に灰さようなら、には参った。
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ネタバレ「用の美」を提唱した民藝運動。その運動に関わった英国人バーナード・リーチのことを知りたくて本書を手に。エッチング版画家として再来日したリーチ。柳宗悦など白樺派の人々と交流し、後に陶芸家に転向。日本での創作活動を経て英国で工房を開き、東洋と西洋の美を融合した作品を数多く作陶しました。本書ではリーチが高市(弟子沖亀乃介の子)との偶然の出会いから始まり、訪英した高市がリーチの後姿に亡父を重ねて物語が終わります。日英の美を愛する名もなき花たちの挑戦と友情に感動しました(なお沖父子は架空の人物とのこと)。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ明治初期に日本の旅行記を執筆し欧米に紹介した英国人イザベラ・バード。動機と旅の様子を知りたく本書を読み始めました。若い時病気で長期間寝たきりとなり、その後手術が成功し再び自由を得たバード。旅先の米国、ハワイなどの手記が好評を博し紀行作家に。日本では横浜から日光、会津、新潟、米沢、秋田、黒石、函館、平取と巡り現地の人々の暮らしを丁寧に描写、通訳の伊東(伊藤)鶴吉も彼女を献身的にサポートし旅は函館で無事に終わります。その後二人は作家、通訳として大成しました。時を経て現在多くの外国人が訪日し旅を楽しんでいます。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ明智光秀の娘だった細川ガラシャがどういう過程でキリシタンになったのか知りたくて本書を手に取りました。織田信長の命で細川忠興に嫁いだ玉子(ガラシャ)。本能寺の変で人生が変わり、丹後で幽閉、後に許され大坂城下に居住し受洗、そして関ヶ原前夜に石田三成の命を拒み自邸に火を放ち生涯を閉じました。政略結婚に翻弄される女の人生、主君を討った父、父を助けなかった夫、キリシタン大名高山右近と侍女清原佳代の存在…ガラシャがキリシタンになった背景がよくわかりました。また明智光秀が謀叛を起こした動機もとても納得できました。
が「ナイス!」と言っています。
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感想は下巻へ
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/31(383日経過)
記録初日
2018/04/30(2485日経過)
読んだ本
243冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
102471ページ(1日平均41ページ)
感想・レビュー
109件(投稿率44.9%)
本棚
58棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

歴史小説(文庫)好き。図書館フル活用。旅好きでよくゆかりの地を訪れます。読後感想はその時の記憶が保存でき、皆さんの感想と比較できるのが面白い!仕組みを作った人にナイス!

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