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2025年1月の読書メーターまとめ

kaji
読んだ本
11
読んだページ
3287ページ
感想・レビュー
11
ナイス
105ナイス

2025年1月に読んだ本
11

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaji
まさかの「爆弾」第二弾。てっきりスズキタゴサクが法廷を占拠する話だと思っていたら、あれれ、登場するけど脇役なのかと想定外。227ページで実は・・・というのが判明するけど。展開が前作よりアクロバティックになったかな、という感あり。自分の身を犯人として差し出すとか設定がありえないんだが、またしても筆力に引っ張られ最後まで楽しみました。一向に映像化の話が聞こえてこないけど、どうしてだろう。絶対面白いのに仕上がるはず。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
11

kaji
絶版である。Amazon他で法外にお高い値段で売られている。最寄りの図書館には当然ながら置いていない、が、ちょっと離れた図書館に在庫があったので取り寄せた。すごい本。ロンダ・バーンもエスター・ヒックスも及ばない。一通り読み終えて二回目を読んでいるが新たな発見がある。何度でも借りたい読み物。素晴らしい書籍。
kaji
この筆者の映画化もされた代表作「明日の記憶」の、読者まで若年性痴呆症に陥ったかの描写が好きだった覚えがある。久しぶりに著者の作品を読んだが、やはりという感じで障害を持った登場人物を描いている。タイトルは「笑う」だけれど、コメディというよりファンタジー、時にホラー、全体を見れば謎解きでもある不思議なお話に仕上がっている。そこがいちばんのこの小説の要かも。でも短期間のうちに樹海を思わせるところに結構な数の人物が交錯するっていう設定って、ありえないなあ。
が「ナイス!」と言っています。
kaji
リアルな描写がぐさぐさ刺さる。「まばたきのたびにぺりっと音がしそうな」とか、生々しい。「登場人物憑依型」作家という区分けは好みではないが筆者はまさにそれだと思った。でもなんでと言われれば答えに窮するけれど、「光のとこにいてね」や直木賞受賞作で筆者を好きになりましたというのはありそうだが、この作品で好きになった、というのはないような気がする。amazonのレビューに「飽きた」というのがあったけど、何と言うか、ちょっとくどいんだよね・・・。
が「ナイス!」と言っています。
kaji
まさかの「爆弾」第二弾。てっきりスズキタゴサクが法廷を占拠する話だと思っていたら、あれれ、登場するけど脇役なのかと想定外。227ページで実は・・・というのが判明するけど。展開が前作よりアクロバティックになったかな、という感あり。自分の身を犯人として差し出すとか設定がありえないんだが、またしても筆力に引っ張られ最後まで楽しみました。一向に映像化の話が聞こえてこないけど、どうしてだろう。絶対面白いのに仕上がるはず。
が「ナイス!」と言っています。
kaji
読み進めていてもちっとも頭に入ってこなくて、難しいな、と思っていたら、100ページあたりから急に分かるようになってきて「そうです! タフティ、もっとやって!」という気持ちになったのが不思議。一回読むだけではなく、何度も読む類の本ですね。「引き寄せを超える」というキャッチフレーズだが、ある意味では似ているしそれを昇華したものとも言えそう。
が「ナイス!」と言っています。
kaji
このエッセイストの人柄からかブログを元にしているからか知れないけれど、面白おかしく書いてはダメ。あっけなく逝ってしまったので3ヶ月だけだったが、私の母の介護はもっと壮絶にして大変だった。「面白かった」という評価は介護の場合不適切極まりない、そういう評価ははっきりいって止めていただきたい。特にトイレの介助は苦労したが、この作者さんはなるべくそこには触れないようにさらっと書いているのが物足りなかった。とまれ、自分もどこかに介護の記録を残せばよかったと反省。いまから自分のブログに書けばいいけど。書いとこうかな。
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kaji
冒頭からず〜っと不穏な空気のままラストまで持ってゆく、という意味ではホラーに相違ないが、一言でホラーと片付けられない雰囲気がある。「何だこれ?」と思いつつ最後まで引き込まれる、みたいな。子供の名前を何度も呼んでいるんだけど本当に子供がいるのかは不明、すべては語り手の幻想なのか。そうだ、ホラーというより幻想小説に近い。それも、常軌を逸脱した類の。
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kaji
第一部の最後のあたりで、主人公の友人が吐露するセリフにすごい重みがあって深い。語り口は読みやすいのだが、ストーリーは暗くて凍えるようなアルプスの山麓の歴史。舞台となった湖まで行ってみたい、地図を見るとミラノからそれほど離れていない。遠くて近い国境線の悲劇。第二部の終わりで感涙した。
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kaji
生と死を描いただけなんだけど、幻想的で現実味のない話なんだけど、短くてあっさり終わってしまうんだけど、何だろう、この余韻の深さ。生より氏より、宗教的崇高さを感じる小品。母の死に直面したばかりだけど、死の間際というよりは、死を間近にして目を開けたり閉じたりしていた頃に、こんな幻想を視ていたんじゃないかな。
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kaji
風変わりな味わいの短編集。とにかく設定が凝っているが、それだけ、という感じ。お勧め本かというととんでもない、遠慮します、という類。「ライ麦畑でつかまえて」が発禁本なのにみんな隠れて読んでいる、とか、興味深いがだから何なの? って不思議な世界。
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kaji
スティーヴン・キングズ・マジック! 流石はキング、物語作家の真髄がありありとまざまざと顕れている結末部分が秀逸の出来。そこまでに至る話が長ったらしいのが難点といえば難点か。でも最後でぐっと来た、感動した、オーバールックホテルの登場がニクいと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/10/27(4863日経過)
記録初日
2011/10/10(4880日経過)
読んだ本
898冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
314948ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
658件(投稿率73.3%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
職業
その他
現住所
長崎県
自己紹介

純文学からミステリー、スピリチュアル本、自己啓発、ジャンルを問わず面白そうな本なら何でも読みます。いちばん好きな作家は高村薫さんですが、物凄く寡作な方なので、いろいろ浮気してます。感想は結構率直に書くので、読んで嫌だと思ったらその通り書きます、悪しからず。読書メーターは基本的に読後感層の場としているので、こちらからいいねなどはめったにしないので、期待しないでくださいませ。

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