ネタバレやっぱり独特な伊坂ワールド。短編集だし、食いついて読む感じではなかったけれど、「人のことは天気だと思えばいい」っていうフレーズを読んで心が軽くなった。

ネタバレやっぱり独特な伊坂ワールド。短編集だし、食いついて読む感じではなかったけれど、「人のことは天気だと思えばいい」っていうフレーズを読んで心が軽くなった。

ネタバレ面白い面白い！浅倉秋成さんて、『六人の嘘つきな大学生』のイメージが強かったから、こんな軽く読めるお話も書いてるのにびっくり、途中なんども声を上げて笑ってしまった！失恋が絡み合って新たな展開を生む、イッキ読み必須なお話。私は日輪くんが好きだな。一途でちょっと抜けてて、可愛らしい。藪田さんのトントン出世はあり得なさすぎて面白くてもっと続きが読みたくなった！

ネタバレ地下都市で地震が発生し、盲聾者が地下に閉じ込められた。救助隊が向かうことのできない状況の中、災害救助用に開発されたドローンを使ってコミュニケーションをとり要救助者を安全な場所へと誘導する。 主人公は幼い頃自分の臆病さによって兄を亡くしたと縛られている青年。途中、盲聾者が障がいを克服したような行動をとるため、障がいは施設や政治のために盛られた話では、という噂も浮上。実際はもう1人失声症の少女もいて、互いに支え合って避難していたのだが…。要救助者の勇気は素晴らしいけど、ネットであることない事言うの怖い！！！

ネタバレ辻村さんて、本当に色々なテーマを書けるんだね。「きょうだい」ってやっぱり特別だな、って思えたり、「私のディアマンテ」のお母さんも結構いいな、って思えたりする。「タイムカプセルの八年」のお父さんの子供への考え方にびっくり。「親になると言うことは、こんなにも周りに合わせること、自分の時間が削られることなのか。何をするにも最優先は子供。父親に自由の時間はなくなる。親だって人間なのに、そんな理不尽が許されるものなのか、と嘆きたくなる。」だって。そして奥さんに呆れられているんだけれど、奥さん苦労したよね（笑）

ネタバレ長かった。600ページも淡々と語られるだけで特に盛り上がりもない。長くて長くて主人公が一歩踏み出せなくて（出さなくていいのだけれど）、「早く倉持に痛い目見せて！！」と思いながら読んでいた。ここまで巧みに人を騙せる倉持にもイライラしたし、いつまでも騙されてしまう主人公にもイライラした。特に盛り上がりもないし、倉持が毎回出てきて本当に嫌な気持ちになりながら読んだけれど、東野圭吾さんは「早く殺してしまえ！」と読者が思ったら作者の思惑通り、みたいな事を言っていたのですっかり作者の意図にハマったのかな（笑）

ネタバレ40周年公式ファンブックを読んでからの再読。なんとも切ないお話。大人の事情、それに巻き込まれても懸命に生きる子どもたち。それぞれの愛情が複雑に絡んで切ない事件を生み出してしまう……。よくこんなお話が書けるなぁ、と、素人の口からはそんな感想しか出てこない。子を守ろうとする親の気持ちは計り知れないね。そしてそこを残さず拾い集める加賀もすごい。お母さんのその後が分かって、加賀も少し心が軽くなったかな。

ネタバレ東野圭吾作品をすべて本人の言葉で解説。昔読んでしばらく置いといた本もまた読みたくなるから不思議。 ランキング上位は納得の感じだったけれど、個人的に推している『予知夢』が意外と下位の方でびっくりした。『さまよう刃』はたくさんの人に読んでほしい。