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2025年1月の読書メーターまとめ

橘 実来
読んだ本
2
読んだページ
585ページ
感想・レビュー
2
ナイス
61ナイス

2025年1月に読んだ本
2

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

橘 実来
大好きな蒼山作品の新刊。アンデルセン童話にでてくる人魚姫が想いを寄せる王子様が、銀座の歩行者天国にいきなり出現し、出会った人々の心になにかを響かせ、行動に影響を与えていく。不思議装置を軸にした構成は青山作品ではお馴染みで、作品にすっと入っていける仕掛けなはずなのに、今回は王子様という装置が、うまくキャラたちに絡めていないような感じがしてしまい、ストーリーに没頭できなかった。登場キャラたちのリアルで豊かな個性、丁寧な描写は好きなのだけど…
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

橘 実来
無名の陶芸家が偶然作り出した美しい青磁の壺が、様々な人の手に渡りながら、彼らの人生、生活を映し出し、十年以上の時を経てまた作者と巡り会う。 話題の復刻版で、私にとって初有吉作品。文体は少し古めかしい昭和テイスト、けれど中身は令和の今読んでも全く違和感ない人間の営みがそこにあった。リアリティ溢れた日常や幻のような華やかな過去など。壺が絡んだ人々の日常が細々と美しい青磁の壺に反射して見えるよう。名器の青磁さながら、鮮やかな人間描写、ストーリー展開の妙に読後、圧倒された。
が「ナイス!」と言っています。
橘 実来
大好きな蒼山作品の新刊。アンデルセン童話にでてくる人魚姫が想いを寄せる王子様が、銀座の歩行者天国にいきなり出現し、出会った人々の心になにかを響かせ、行動に影響を与えていく。不思議装置を軸にした構成は青山作品ではお馴染みで、作品にすっと入っていける仕掛けなはずなのに、今回は王子様という装置が、うまくキャラたちに絡めていないような感じがしてしまい、ストーリーに没頭できなかった。登場キャラたちのリアルで豊かな個性、丁寧な描写は好きなのだけど…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/05/03(292日経過)
記録初日
2023/01/04(777日経過)
読んだ本
66冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
17848ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
51件(投稿率77.3%)
本棚
1棚
自己紹介

エブリスタやノベルデイズで物語を書いてます。5分後にときめくラスト(河出書房新社2022年7月27発売)に短編収録など。2024年は読書もりもりやる予定です。アイコンはキノフシ様https://x.com/kinofushi?s=11&t=kHWPvudzgKfBksbElNYNiA

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