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2024年5月の読書メーターまとめ

yu
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感想・レビュー
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171ナイス

2024年5月に読んだ本
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2024年5月のお気に入り登録
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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yu
ネタバレ知らないことと想像できないことが自分にはたくさんあることを思い知らされる小説。〇苛立ちや蔑みというものは、遥か遠く離れたものには向かないものだ。(p33)
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
27

yu
生き方、旅行の仕方、散歩の仕方。旅行をしながら読んだ。著者のエッセイは考え方の幅を広げてくれる。また時間を開けて、別の本も読んでみたい。あんまり短い期間に読みすぎると、「世間」から離れてしまいそう。
が「ナイス!」と言っています。
yu
〇アウジリアス(アウクシリア)=ローマ帝国の補助兵。25年間兵役すると市民権を得ることができる。〇ルキウス・アエリウス・カエサル=ハドリアヌスの後継者とされていたが、早世した。女癖の悪い、軟弱男として描かれていた。〇マルクス=アウレリウス、五賢帝の最後。聡明な少年として描かれていた。
が「ナイス!」と言っています。
yu
人からすすめられて。具体例や文体の話が特に難しかった。ほとんど調べずに理解できる部分をひろい読みしていった。①「自分の頭で考える」②「著述と文体について」③「読書について」①やみくもに多読するのではなく、問題意識、課題意識を解決するための読書も大切だと思った。②人前で話すとき、自分の頭で考えが固まっていなかったり、自信がなかったりすると、あいまいな言葉や難しい言葉をつかってぼやかしてしまいがちになることを思い出した。③古典を読むことも大切だと思わされた。
yu
2024/05/29 09:53

自分で考える人は、まず自説を立てて、あとから権威筋・文献で学ぶわけだ。それは自説を強化し補強するためにすぎない。しかし博覧強記の愛書家は文献から出発し、本から拾い集めた他人の意見を用いて、全体を構成する。(p13)著者を「飾り気がない」と言ったら、それはほめ言葉だ。その著者はおそれることなく、あるがままの自分を見せている、ということを意味する。概して自然で飾らないものは人を惹きつけ、これに対して何事も、不自然な気取りは、思わず人をしりごみさせる。

yu
2024/05/29 09:54

→また真の思想家はみな、思想をできる限り純粋に、明快に、簡明確実に表現しよう と努める。したがってシンプルであることは、いつの時代も真理の特徴であるばかりでなく、天才の特徴でもあった。似非思想家のように、思想を文体で美々しく飾り立てるのではなく、思想が文体に美をさずけるのだ。なにしろ文体は思想の影絵にすぎないのだから。不明瞭な文章や当を得ない文章になるのは、考えがぽんやりしている、もしくは混乱しているからだ。(p65)

が「ナイス!」と言っています。
yu
世界史学びなおしの入り口として。調べたことも含めて記録。ローマの歴史は大きく分けて、共和政ローマ(前509~前27)と帝政ローマ(前27~後395)。五賢帝の時代は(後96~後180)。帝政ローマ(ローマ帝国)は五賢帝の時代に全盛期を迎えた。五賢帝は①ネルウァ②トラヤヌス③ハドリアヌス④アントニヌス=ピウス⑤マルクス=アウレリウス=アントニヌス。3番目のハドリアヌス(在位117~138)の時代が描かれていた。ハドリアヌスは文化人として知られ、無理な領土拡張策はとらず、平和的手段により国家経営にあたった。
yu
2024/05/27 08:25

ハドリアヌスは、小アジアを旅していたときに出会った美少年アンティノウスに目を止めた。アンティノウスの死後、ハドリアヌスは帝国中に彼の石像を立て、評判を落とした。(p76)

yu
2024/05/27 08:31

第五話では第二次ユダヤ戦争(131~135)が描かれていた。ローマ帝国のもとでイェルサレムは再び破壊され、ユダヤ人の多くは地中海各地に離散(ディアスポラ)した。一方で、戦いはパレスチナ全土に広がり、一時はユダヤ人がイェルサレムを占領して、神殿を復興し、ローマからの解放を記念して貨幣の鋳造も行った。これらのことは、ローマの衰退の始まりを示すものでもあった。

が「ナイス!」と言っています。
yu
ネタバレ卑屈さと恋の描写が秀逸だった。好きな話「耳朶の紫式部」「竹馬とキートン山田」「うどんオーケストラ」○ 「さみしいのではなく、腹が減っていただけである」 キートン山田の声がたしかに聞こえたのだった。はっとした。発見だった。それからわたしはひとりで暮らしながら何か失敗したり、さみしくなったりするたびに心の中のキートン山田にナレーションをしてもらっていた。買ったばかりの生卵を落として割れば「特売でも落としてしまえば高くつく」。変な男を好きになってしまえば趣味がよかったためしがない」。
が「ナイス!」と言っています。
yu
三宅香帆「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」から 。切れ味抜群で面白かった。〇「好き」を切り口にするコンテンツと、ファスト教養的なコンテンツの摂取を両立していくことが重要だと思った。前者を楽しみつつ、自分の中に蓄積させていくことで引き出しが増え、それらが結び付き合うことで洗練されたアウトプットになる、と考えた。「新自由主義」「自己責任論」「社会的再配分」などへの関心が高まったので、関連書籍にもあたってみたい。
yu
2024/05/26 09:39

「ここで言えるのは、「利他は偶然への認識によって生まれる」ということです。私の存在の偶然性を見つめることで、私たちは「その人であった可能性」へと開かれます。そして、そのことこそが、過剰な自己責任論を鎮め、社会的再配分に積極的な姿勢を生み出します。(中島岳志「思いかけず利他」)( P217)」

yu
2024/05/26 09:44

↑pha「しないことリスト」の、上手くいってもいかなくても、環境のせいであり、実力のせいにしない。 が思い出された。

が「ナイス!」と言っています。
yu
優しさは伝染する。感情の機微が丁寧。「イライラがピークに達したので3つ目の電柱までダッシュします」
が「ナイス!」と言っています。
yu
ネタバレ視点と表現が面白すぎる。「かわいそうだね?」ラストシーンが圧巻。しゃーない。「亜美ちゃんは美人」横に絶対に勝てない巨大な物差しがありながら、彼氏ができたことで自分の長さ(価値)も長く(高く)なっていることを確認するという視点。
が「ナイス!」と言っています。
yu
ネタバレ「物書き」に関するエッセイ。自分の信念というか感覚というか・・・を大切にし、それらへの自信をもっている人だと感じた。まっすぐで裏表がなく、まじめな人柄がにじみ出る文章。好きな言葉をメモした。〇「ネタの見つけ方?」 ネタは見つけようとして見つかるものではなく、向こうからやってきたものをキャッチするもののような気がする。ジャンルが何であっても、物を作る人は他の人が見落としている 部分を、さっとすくい取れる人なのだ。(p72)
が「ナイス!」と言っています。
yu
「ウェルビーイング」という言葉をいろいろなところで目にするようになって気になったので読んでみた。学校で「幸せの授業」が取り入れられていることを初めて知った。幸せの4つの因子(やってみよう、ありがとう、なんとかなる、ありのままに)をバランスよく満たしていく、そのためにたまにチェックしてみる。アインシュタイン「誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りではかったら、魚は一生自分はダメだと信じて生きていくだろう」
が「ナイス!」と言っています。
yu
「先生に戻るんじゃなくて、新しく先生に」がとても印象的だった。
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yu
ネタバレどんどん陰謀論にはまっていく主人公。続きが気になる。文化資本ってめちゃくちゃ大事なのだろうか。
yu
刺激的。
が「ナイス!」と言っています。
yu
ネタバレ「独身の人は結婚している人をいいなあと思って、結婚して いる人が子供のいる人をいいなって思って、そして子供のい る人が、独身の人をいいなあって思うの。ぐるぐる回るメリ ーゴーランド〜中略〜目の前にいる人のおしりだけ追いかけ て、先頭もビリもないの、幸せに優劣も完成形もないってこ とよ」 「何かを始めるときにはそれが後から役に立つかどうかなん て、考えたことないですよ。ただ心が動いたらそれだけでト ライする理由になると思うんです。」
が「ナイス!」と言っています。
yu
ネタバレ「「人間には多分」「誰にとっても誰でもない存在として、思った ことをそのまま言える時間が、必要なんだろうね」」(p215) 「この人はまだ、大通りの真ん中に立ち続けようとしている、 と思った。大通りの真ん中以外の道の歩き方を、 知ろうとする ことすら拒んでいる。 (p277)「いつだって、初めて引いた外れ 籤を前に途方に暮れている人を見ながら、 どうしたって生きて いくしかいのだというたった一つの真実を確認させてもらっ てきた。」 (p320)
が「ナイス!」と言っています。
yu
まな板が汚れていることにちゃんと気付けて、削る生活はゆたかだ。削るタイプのまな板を使っているのもゆたか。
が「ナイス!」と言っています。
yu
好きな文章とか考え方をたくさんメモした。本を読んでいるだけで行動しなければ結局何も変わらない、主人公がわかりやすく変化しないのが新鮮。
が「ナイス!」と言っています。
yu
人生の愉しみ方をたくさん知っているヒロト。日々の生活で、心の状態、心の機嫌ってたいせつだ。
が「ナイス!」と言っています。
yu
夏の初めや終わりの夜に散歩をしたくなった。特にすきな話、下北沢の北京料理屋にて
が「ナイス!」と言っています。
yu
ネタバレ知らないことと想像できないことが自分にはたくさんあることを思い知らされる小説。〇苛立ちや蔑みというものは、遥か遠く離れたものには向かないものだ。(p33)
が「ナイス!」と言っています。
yu
〇生き方の概念の幅を広くする。自分と違う生き方に触れる。〇変わるために決意を新たにすることは最も無駄である。〇何の役に立つか、ではなくそのこと自体を楽しむ。
が「ナイス!」と言っています。
yu
〇病気と戦わない。気が付くと治っている、くらいがちょうどよい。病気を治すのではなく、「よりよく生きる」〇記録をつける。病院にもっていく。
が「ナイス!」と言っています。
yu
〇出かけるときはユーモアと機嫌のよさをポケットに。〇曇りでよい、ニュートラルに。〇自分に期待をしない。「まわりが優れているに決まっている」
が「ナイス!」と言っています。
yu
労働と読書の現代史をみながら、タイトルについて考える本。ノイズを受け入れられなくなったら休もう。全身全霊を美化しない。半身で生きる。
が「ナイス!」と言っています。
yu
心が軽くなる本。人の目とか、社会にふわっと存在する「べき」「しなきゃ」より、「自分が幸せだと感じること」に目を向けていきる。相手の行動の意味を考えても無駄、この世には意味のない行動がたくさんある。相手の感情は相手の領域。自分のせいだと思うのは相手の領域に立ち入りすぎている。
が「ナイス!」と言っています。
yu
詐欺にまつわる短編集。主人公が精神的に追い詰められる様子がとてもリアルに感じられるが、不思議と読みやすかった。最後には救われるような感じ。
が「ナイス!」と言っています。
yu
オノマトペに癒される。特にすきな話。 妖精がいた・雑草とホウプ・火をつけて・お散歩
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/05/09(43日経過)
記録初日
2024/05/09(43日経過)
読んだ本
38冊(1日平均0.88冊)
読んだページ
8819ページ(1日平均205ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率100.0%)
本棚
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