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パンざわ
読書まとめ
2024年11月の読書メーターまとめ
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2024年11月に読んだ本
9
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2024/11/27
焦茶色のパステル 新装版 (講談社文庫 お …
岡嶋 二人
448
登録
690
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2024/11/26
米澤屋書店 (文春文庫 よ 29-4)
米澤 穂信
464
登録
253
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2024/11/22
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ …
東川 篤哉
352
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5047
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2024/11/18
スウェーデン館の謎 (講談社文庫)
有栖川 有栖
388
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4516
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2024/11/15
うるはしみにくし あなたのともだち (双葉文…
澤村 伊智
400
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267
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2024/11/13
新・世界の七不思議【新装版】 (創元推理文庫)
鯨 統一郎
336
登録
29
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2024/11/10
五つの季節に探偵は (角川文庫)
逸木 裕
320
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153
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2024/11/06
涙香迷宮 (講談社文庫 た 27-9)
竹本 健治
464
登録
1056
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2024/11/01
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 …
綾辻 行人
496
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8234
2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー
パンざわ
2024/11/01
ネタバレ
コレジャナイ感。当然真相など推理できず今回も驚いたけど、期待してた驚きではなかった感は否めない。でもそれも島田潔かいないから、中村青司設計じゃないからと思えば納得(というかそこがメインのどんでん返しか)。「シリーズ最驚の異色編」という帯コメ理解。「島田潔がどんな推理をするのか」「中村青司はどんなからくりを仕込んだか」という館シリーズの定石の裏をかく。館シリーズに先入観を持つべからず。あとは、亡き妻と心中するための人形を作る高洋とか、自分を生かすために生きる沙和子を殺す想一とかの狂人の論理が面白かった。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)
綾辻 行人
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2024年11月の感想・レビュー一覧
9
パンざわ
2024/11/27
久しぶりの岡嶋二人。牧場で競走馬と共に射殺された夫の真相を探っていくミステリー。事件の真相に近付いてるはずなのに謎はどんどん深まっていき、気が付けば物語に引き込まれている。止まること無く読了、面白かった。競馬詳しくないし、事件自体も結構入り組んでるはずなのに全く置いてけぼりにならず没入できた。岡嶋二人はデビュー作からこんなにリーダビリティ高かったのか。後半の香苗と芙美子が牧場に乗り込むシーンはドラマチックで読み応え抜群。そしてなんと言っても犯行動機、こんな事件を起こすのも納得できる上に驚きもあった。
焦茶色のパステル 新装版 (講談社文庫 お 35-31)
岡嶋 二人
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あらすじ・内容
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7人
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パンざわ
2024/11/26
紹介されていた本は海外ミステリが多くほとんど未読だったけど楽しく読めた。「この本を読むべし!」ではなく「この本が好きだ!」と嬉しそうに語る米澤穂信が想像される。好きな本を語ることで見えてくる著者の控えめな姿勢で本を偏愛する人物像が自分は好きなのだと思った。本の紹介は当然ネタバレなど無く、決して貶すこともなく、誤解が生まれそうな一文には注釈で補足し、他作品への敬意をひしひしと感じる。紀伊国屋書店に行くも2フロアで予算をオーバーした話は、同じ本好き(読書家ではない)として共感できるものがありニンマリした。
米澤屋書店 (文春文庫 よ 29-4)
米澤 穂信
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あらすじ・内容
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5人
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パンざわ
2024/11/22
ドラマ化もされた人気作、東川篤哉らしさ全開の笑えるユーモアミステリー、面白かった。個性的な登場人物たちの掛け合いも面白いし、純粋に本格ミステリのフーダニットの推理を楽しめる。事件の謎自体は少しインパクトにかける気がしたけど、推理の論理展開がとても分かりやすく読みやすい。第六話のダイイングメッセージの話が特に好きだった。短編でありながら真相を二転三転させる展開運びの手腕光る。自分が小学生の時に出会っていたらもっと早くからミステリ沼にハマっていたかもしれない。本格ミステリが好きになるきっかけになりうる小説
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1)
東川 篤哉
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あらすじ・内容
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9人
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パンざわ
2024/11/18
火村シリーズの長編、雪の足跡による密室ミステリで本格ミステリど真ん中の傑作、面白かった。血のついたチョコから論理的に真相を導いていくスマートさに感服、これぞ有栖川有栖。折れた煙突の理由もシンプルであり盲点をつく理由で納得感あった。トリックはもちろん、有栖と火村の粋な掛け合いも好きだったし、謎に満たされてきた中での火村の登場シーンは盛り上がった。今回は火村の渋さ、カッコよさがたくさん描かれたように思う。江神派だったけど火村も良いな。
スウェーデン館の謎 (講談社文庫)
有栖川 有栖
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あらすじ・内容
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9人
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パンざわ
2024/11/15
ネタバレ
更紗と倉垣が教室で言い争うシーンは美女と不細工の見え方や立場の違いが残酷にも描かれてて読み応えあった。当事者にはユアフレンドの効果がないというルールも上手くミスリードされた。「昭和64年4月号」や「短歌形式の呪詛」とかが雰囲気作りのために使われているように感じた。そうなった必然性とか背景とかをもっと読みたかった。呪いがメールでも効果があるという柔軟性に冷めた。防ぎようなくて最強すぎないか。あとラストの「呪いは共感と愛情でもあった」の説明に疑問符。こんか呪いを作った姫崎麗美にそんな優しさがあったのだろうか
うるはしみにくし あなたのともだち (双葉文庫 さ 50-02)
澤村 伊智
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あらすじ・内容
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パンざわ
2024/11/13
アトランティスやストーンヘンジなどの世界の謎を雑誌ライター宮田六郎が解明していく話、面白かった。読んでいて楽しい。昨今流行っている都市伝説やオカルトの楽しさに近い。何年も解明されなかった歴史的ミステリが、大規模な学会でもなんでもない、客がたった3人しかいない場末のバーで解明されるワクワク感。読みながなら「大発見の瞬間に立ち会ってしまった!」という興奮を擬似体験。静香の容赦無い罵倒も飄々と受け流し、その場の情報だけで推理する探偵役・宮田六郎のキャラも良い。探偵に道具はいらない。ひらめきだけあればいい。
新・世界の七不思議【新装版】 (創元推理文庫)
鯨 統一郎
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パンざわ
2024/11/10
人間の本質がみたくてたまらない探偵役・榊原みどりが出会う5つの事件を収めた連作短編集、面白かった。決して派手な事件ではないがその背景に潜む人間の暗い部分が丁寧な人間描写で描かれていて好きだった。主人公みどりは序盤は好きにはなれないタイプの共感性の欠けた探偵像だったが、5つ目の短編でそれまでの嫌悪感が和らぐラストとなっていて、連作短編集としてとても綺麗な一冊だった。1話と3話はラストにゾワッとする読後感を残す切れ味が良くて特に好きだった。続編が出ているみたいなので楽しみ。また1人好きな作家に出会えた。
五つの季節に探偵は (角川文庫)
逸木 裕
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パンざわ
2024/11/06
ネタバレ
暗号が難解すぎて楽しめなかった。本気で暗号を解こうと思いながら読んだ読者は面白かったと思うが、自分は読み慣れないいろは歌が何首も並んで早々に解く気が折れてしまった。囲碁や連珠の知識があればもっと楽しかったのかも。詰連珠の完全案の凄さが分からないから殺人の動機にも拍子抜けしてしまった。あとシリーズ物ということを知らずに読んでしまったのもよくなかった。智久と類子は工藤新一と蘭ねーちゃんが過ぎる。ただ、パングラムとか逆文という言葉遊びは知らなかったから楽しめた。あと無知すぎて黒岩涙香が実在してたことに驚いた。
涙香迷宮 (講談社文庫 た 27-9)
竹本 健治
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あらすじ・内容
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6人
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パンざわ
2024/11/01
ネタバレ
コレジャナイ感。当然真相など推理できず今回も驚いたけど、期待してた驚きではなかった感は否めない。でもそれも島田潔かいないから、中村青司設計じゃないからと思えば納得(というかそこがメインのどんでん返しか)。「シリーズ最驚の異色編」という帯コメ理解。「島田潔がどんな推理をするのか」「中村青司はどんなからくりを仕込んだか」という館シリーズの定石の裏をかく。館シリーズに先入観を持つべからず。あとは、亡き妻と心中するための人形を作る高洋とか、自分を生かすために生きる沙和子を殺す想一とかの狂人の論理が面白かった。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)
綾辻 行人
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あらすじ・内容
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14人
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ユーザーデータ
パンざわ
17
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11月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
81
冊
読んでる本
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3
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読みたい本
43
冊
プロフィール
登録日
2024/05/13(220日経過)
記録初日
2024/05/12(221日経過)
読んだ本
81冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
31679ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
79件(投稿率97.5%)
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