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2025年11月の読書メーターまとめ

Kemumu
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kemumu
国宝が面白かったのでもう一冊。旅行気分を楽しみたい人や次の旅先を考えている人にはお勧めの一冊。印象に残ったのは台湾の旅行エッセイ。旅先で日本人にあってもよそよそしく接してしまうのに、台湾だと日本人に優しくできる。きっとそれは台湾の人が優しく接してくれるからだろうと言う。確かに台湾ではそんな優しい気持ちになれる気がする。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
12

Kemumu
国宝が面白かったのでもう一冊。旅行気分を楽しみたい人や次の旅先を考えている人にはお勧めの一冊。印象に残ったのは台湾の旅行エッセイ。旅先で日本人にあってもよそよそしく接してしまうのに、台湾だと日本人に優しくできる。きっとそれは台湾の人が優しく接してくれるからだろうと言う。確かに台湾ではそんな優しい気持ちになれる気がする。
が「ナイス!」と言っています。
Kemumu
EV推進には各国政府、各企業の思惑が入り乱れている。何が環境に良いかは置いといて進むのが人間らしい。最近の米国でのハイブリッド回帰を見ても不透明さが際立つが、その中で全方位に投資するのは賢い戦略に思える。ただEVではものづくりでは儲からないスマイルカーブが顕著。日本勢がものづくりに偏りすぎず新しいビジネスモデルを描いて生き残れるのか不安も強く残った。
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Kemumu
2歳6ヶ月。四つん這いになるくま歩きが思った以上に体力使うので、娘の寝つきが多少と親の寝つきがよくなった。ブリッジ風のクモ歩きは形も真似できなったのに、寝て起きたら真似できていた。まだクモ歩きで歩けないのでいつ出来るのか楽しみ。
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Kemumu
私は私の創造主であり、自ら環境も運命も作る。だからこそ気高く在りたい。外を批判してばかりいる現代人にならないためには、必要な感覚に思える。全ては必然であるとして経験することも前時代的ではあるが有意義に思えた。そんな経験で眺めると世界が違って見える気がする。エマソンと比較すると神に触れることの議論はなく内にいる前提。全ての原因を自分の内に求めるのはやりすぎで、偉人も生みそうだが、良心から悪行がなされそうな印象を受けた。
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Kemumu
植物にも血液型がある。トリケラトプスは被子植物の進化に追いつけずに絶滅した。葉緑体は独自のDNAを持ち、昔は独立した生命体だった。などなど知らない興味深い話が多かった。赤色を識別できない哺乳類の中で、唯一赤色を識別する能力を回復したのが猿ということにも驚いた。
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Kemumu
正しい服装をしなければ文明人とみなされない文明国では、雨露がしのげれば事足りるのに皆王冠を持っているからと王冠を買い求め貧乏する。社交場にいる方が孤独を感じるというソローが、自然や書物の中で繋がりを感じて清貧な精神状態を保とうとしていることに共感した。エマソンのような直接性へのこだわりは薄い。神聖なものを捉え自分の中の動物性を失うことが幸せだと言う姿勢には、方向性は全然違うものの鴨長明のような知的派の感じがする。ソローが毎朝の掃除が楽しいと語っているのが地味ながら新鮮だった。
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Kemumu
ネタバレ 平安サラリーマン小説。総大将という名の中間管理職を務める源範頼がサバイバルする。頼朝から無理難題を言われ、荒くれ坂東武者を仲裁し、義経の超絶個人プレーに感嘆しつつ行く末を案じる自称凡庸な範頼。最悪の結果になる頼朝と義経の関係はマネジメントの失敗とも言えるのかと新鮮な視点で読んだ。松下幸之助なら教えることにもっと熱意を持ちたい。教えられることにもっと謙虚でありたい。とでも範頼と義経を諭すだろうか。
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Kemumu
自伝的エッセイが合わさったスタイルで、生物学者になりたい中高生ぐらいが一番参考になりそうな本。蝶が縄張り行動をとることを知らなかった。筆者の汎求愛行動説によると、一見オス同士で追尾し敵対しているように見えるが、単に求愛対象か判断するために近づいているだけだという。言い換えると、オスは同性/ライバルを認識していないらしい。何度見てもサナギから蝶がでてくるのが不思議で、蝶の本があるとつい手にとってしまう。今回もサナギの解説本に辿り着けず残念なような、知らずに神秘のままでホッとしたような、毎回複雑な読後感。
が「ナイス!」と言っています。
Kemumu
徒然草の方が好みだった。方丈記はジャーナリスティックで、恐らくすごく名文でリズムが良いが、仏教の世界観が強め。長明は世間への執着を捨てて隠遁したものの、小さな家に愛着を持ってしまい、これも執着かと悩む。どことなく仏教的で知的すぎる態度に思えてしまった。酒は体にすこぶる悪いがチビチビやるのは楽しいと言ったりする兼好の大衆感に愛着を覚える。兼好の方が表裏の感覚や心の闇の捉え方が文学的な印象。
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Kemumu
古びた趣を愛でる感覚は寂びの進化系なのだろうか。徒然草からはっきりと読みとれなかった。「そもそも人と言うのは知識も才能もなくて良いものだ」が、すっと心に入ってくるのは古典の魅力だろう。専門知識で金儲けする現代人が言うとどうも嘘くさくなる。「次々といろいろな欲や思いが浮かんでくるのも、心というものが本来「何もない」からではないだろうか」には侘び寂びが宿っていそう。質素で静かで僅かな幸福を生きる美意識は世界史上でも最も優れた感覚の一つだと改めて思う。
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Kemumu
侘び寂びの美意識を思い出そうと手にとった。寂びは置いといて侘びの慎ましさは満載で癒される。「飢えず寒さに苦しまず、風雨にさらされることもなく、穏やかに暮らせることが本当の幸せだ」「今ある命の価値を忘れて外の財産を求めるから心が満たさることはない」
が「ナイス!」と言っています。
Kemumu
著者はGHQ労働諮問委員会の一人。日米の言い分を公平に分析し、日本を開戦まで挑発し続けた結果、必要ない原爆投下や東京大空襲に至る米国に反省を促す。筆者の根底には米国の建国理念、清教徒的な理想への献身的な姿勢があるのだろう。米国が持つ過剰の美学、ダブルスタンダード、結論ありきで罪を作る矛盾を憂う。こんな人がGHQにいた事が驚き。この反省が米国にあれば、ベトナムもイラク、アフガンも違う結末だったのではないか。それにしても相対的な視点だからこそ日本の姿が恐ろしく惨めだ。
Kemumu
2025/11/01 21:41

自然と共存し限られた資源を分かち合う方向に進化した社会から転換し、国家存亡を懸け「文明国」を目指す小国。半植民地待遇から抜け出た先は拡大路線しかないラットレース。耕作地が少なく輸入に頼る飢えた国民、唯一の資源生糸の輸出先は米国に9割依存。列強が見向きもしない僅かな資源を求めて満州を求めるが、列強を真似たら列強から脅され、満州の税特権を放棄すれば特権を維持したい列強に脅威と見られる。プロパガンダで紀元前から世界征服を企む国にしたれられ、5倍以上の年間軍事予算を持つ大国に宣戦布告する。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/06/07(558日経過)
記録初日
2024/06/07(558日経過)
読んだ本
193冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
54929ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
190件(投稿率98.4%)
本棚
24棚
自己紹介

歴史小説、推理小説、SF、生物学、考古学、人類学など、たまにビジネス書。
趣味は、旅行、ドライブ、観葉植物、囲碁。
一猫一女の4人家族。娘を本好きにさせる方法を思案中。

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