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2024年9月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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139ナイス

2024年9月に読んだ本
13

2024年9月のお気に入り登録
2

  • cl_hickey
  • Walhalla

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • Walhalla
  • ヨウイチ

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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一緒に暮らしているからこそ通じる此細なサインをいくつも積み重ねて、パイみたいに「家族」ができ上がっていく。ふたりで暮らしたら、細々と衝突するのは想像に難くない。でも平凡な日常の縦びや傷だって一緒にこしらえ、修復を繰り返して年を取っていけたらーカノンとユズの友情や恋愛、家族愛、どれとも形容できない愛。喫煙する姿を見られすぐ火を消して緑茶で匂い消しをはかるカノンがいじらしく可愛い。藤野がずっといいやつ。まともな大人のお手本。直の自分より恵まれてる(ようにみえる)人に意地悪をしたくなる気持ち、わかる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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小説を読んでて好きな瞬間は作者の「好き」を見つけたとき。この人はたぶん昆虫や虫、この人は被服やファッション、この人は音楽。わたしだったら。わたしだったらお菓子とうさぎ。

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2024年9月の感想・レビュー一覧
13

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かなり好き。昔、映画版を見た。死神がミュージック!と大声を出すシーンだけなんとなく覚えてる。ミュージック好きで比喩表現や冗談が通じなくて、情があるように思わせてやはり冷淡な死神のキャラが好きです。吹雪で死神はミステリー要素があって、オリエント急行を連想させる。死神対老女が一番好き。伊坂さんのかく自立した女性たちはかっこよくて憧れる。
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原爆投下の黙祷や終戦記念日はきちんと設けてやられたことを忘れないようするのと同じく日本人がしたことを風化してはいけない。読んでて辛かった。でも知っておくべきことだと思った。シリーズ物の番外編みたいなものだったらしい。障害者差別や戦争の話など知ろうとしなければ、知らないままの話だったから、手にとってよかった。陰陽師や妖怪の世界の視点で京都を巡るのも楽しそうだと思った。やってみたい。
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二十三センチの祝福。好き。靴を送られた女性の表情や後ろめたさを隠しながらパパとの時間を過ごす娘と何も知らないように娘との時間を過ごす父親の心情を想像して心がきゅー、となる。マイ、マイマイ。巻貝は少し意味わからんけど、学生時代のコンプレックスとか憧れが性癖やパートナーを選ぶ趣向になってしまうのわかる。マグノリアの夫。彩瀬さん作品を読んでる人だとこういう展開かな、とよめてしまうかも。繊細だけどむせ返るような花の香りがするお話。
が「ナイス!」と言っています。
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一緒に暮らしているからこそ通じる此細なサインをいくつも積み重ねて、パイみたいに「家族」ができ上がっていく。ふたりで暮らしたら、細々と衝突するのは想像に難くない。でも平凡な日常の縦びや傷だって一緒にこしらえ、修復を繰り返して年を取っていけたらーカノンとユズの友情や恋愛、家族愛、どれとも形容できない愛。喫煙する姿を見られすぐ火を消して緑茶で匂い消しをはかるカノンがいじらしく可愛い。藤野がずっといいやつ。まともな大人のお手本。直の自分より恵まれてる(ようにみえる)人に意地悪をしたくなる気持ち、わかる。
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恩田さんとは合わないみたいです。
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本タイトルの小説、くちなし。彩瀬さんワールド全開。愛のスカートと茄子とゴーヤがお気に入りです。好きなものに触れないまま関わる方法は、きっとたくさんあるんだな。いらないものを押し付けて、何かを成し遂げたつもりになること。その悪循環の先にあるつまらない砂漠。花虫も好きです。愛の正体をつきとめてしまった弟。偽物の愛だと拒絶する夫と本物の愛を信じる妻。自分の感じてきた愛が組み込まれた虚像だったとしても、愛は愛に変わりないじゃん。その時の気持ちは偽物じゃない。
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んー!難しい。えっ!すごい!からのえ???どゆこと??そゆこと?エピローグに戻って納得‥できない笑。衝撃的な事件の犯人像ってメディアが作り上げた虚像なのかも。よくわからず言われたまま虚像を実像と信じ込んで叩いてるな。彼ら彼女らも誰かの子どもで、犯罪の芽を作った大人は罪に問われない。関係は、注意を払わなくなったとき、ピリオドが打たれる。緊急時のみ感情を引き出そうとしても、もう引き出せる感情がなくなってしまう。という一文は自身の痛いところをつかれた。まだ間に合うか、もう遅いか。
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御伽話と会社員小説が混ざったような小説、とあとがきに書かれてるがその通り。現実と非現実の世界が並行してリンクして面白かった。「うちの猪苗代湖が何か」粗相を?たいがいのことは元に戻る。やり直せる。幸せだったらいいな、裕福だったらいいな。とか好き。小心者ですぐぺこぺこ謝ってしまう自分が情けなくて嫌だったけど、どうせなら門倉課長みたいに誠心誠意、徹底的に謝ろうと思った。なんでナノなのにマイクロなんだろ、て思ってたけどくしゃみと風でおお!なるほどね?!となった瞬間がめっちゃ良かったです。
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すごく面白かった。短編小説すこしずつ繋がっている。テイストが全部違っていて。一つ目が雑誌の漫画みたいに軽妙なのに利己的な残酷さがあって、二つ目が明るいノリだけど切なさがあって、三つ目が穏やかな語り口なのに仄暗い雰囲気が漂っていて、バランスが絶妙ですごい。花うたは切なくて泣きそうだった。トランスジェンダーと親子の関わりも丁寧にかかれてる。どの話も刺さる短編集は初めて。しょうちゃんすきなのでラストにまた出てきてくれて嬉しかった。
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えーむずかしいラスト。こよりの人物像が仕事にまじめで自立してるが変に出しゃばらず男を立てる余裕がある、平均的な良識と教養を持つ大人の女性、というイメージで読んでたので、最後のエピソードの破天荒さが薄っぺらい。お前はそういうやつだもんな、と友人夫父が納得してるけど、え?知らんがな。そんな性格が伺えるエピソードいっこもなかった。ウェディングプランナーの仕事や結婚式の裏側を淡々と描き、自身がウェディングの日を迎えるまでお話、でよかったのに。盛り上がりにかけるからラストがああなったのかな。好きじゃないです。
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川に掛かる橋が絡む四つのお話。青暗い、上滑した、とか言語化できなかった言葉がいくつか出てきてすっきりした。女性の社会進出と男性が家庭にはいること、男尊女卑と男女平等、狭間にいる人も当事者もそこにいるしかない人もみんな戦ってる。自分以外の立場の苦労はわからないもので、自分ばかりが割を食ってるんじゃないんだなと。織姫彦星のお話はむずい。最後のお話、おばあちゃんどうなるの?とハラハラしたけど孫と健全な関係になれてよかった。勲章が与えられなかったなら、自分で掴み取る。人から与えられるよりその方がずっといい。
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1人でいるのが好きなのに遊びなさいとか仲良くしなさいといわれちゃう子どもと1人でいるのはかわいそう、輪の中に入れてあげなきゃ、みんなと仲良くさせなきゃ、と思ってしまう大人に読んでほしい絵本。ジュリアンときつねがそれから2人で仲良く暮らしました、じゃなくて、たまに夕飯をご一緒する仲になりました、というのがよかった。絵が可愛い。きつねがザきつねキャラという感じでとても良い。
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弱くて頼りなさそうに思わせて、芯が強く力に屈しない女性たち。純度100%悪な悪者に立ち向かう切れ者とちょっとバカで憎めない仲間たち。登場人物が魅力的。ネタバレのとき読者が見抜いてたように、とあるけど全くわからなかった。違う人物だとは思ったけどあの人だとは思わんかった。気持ちよく騙されてた。オリオン座とベテルギウスの仕掛けに痺れた。綿子ちゃんが可愛くかっこよくて兎田が溺愛する理由がわかる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/07/05(94日経過)
記録初日
2024/04/09(181日経過)
読んだ本
62冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
16522ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
55件(投稿率88.7%)
本棚
2棚
自己紹介

目標→2週で3冊
好き→彩瀬まる、伊坂幸太郎、宮下奈都

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