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2025年1月の読書メーターまとめ

よよよ
読んだ本
29
読んだページ
7895ページ
感想・レビュー
29
ナイス
258ナイス

2025年1月に読んだ本
29

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • Kーazuki

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よよよ
図書館本、やっと! 流石に芥川賞なので「私は紙の本を憎んでいた。」の件は知っていたが、それ以上に知性とユーモアに溢れた方であるのは間違いない。自分は、無知で傲慢な健常者であるなと改めて感じさせられる。そしてミステリアスなラスト。(頁数が)薄い本だけど、中味は濃い。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
29

よよよ
すっかりお馴染みの奥様共々、安定した面白さのほっこり幸せほむほむエッセイ。さみしいものが見たくなったり、庶民の魂百までだったり共感しまくり。その一方で、曽祖父の屯田兵の人形や、4プラの理髪店を教えてくれた女子高生との再会など、穂村さんしか有り得なかったであろう偶然を教えてもらい、こちらまで嬉しくなる一冊。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
(以前に読んだ別の本のイメージから)あれ?ざわざわモヤモヤしないぞ、不倫の話も後味悪くないぞ、と、読了。ほっこり、じんわり沁みる短編集でした。「今年のゼリーモールド」「ピザカッターは笑う」「ホットプレートと震度四」が好み。自分や子供と重なるような重ならないようなで、ちょっとソワソワむずむず。
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よよよ
登場する食べ物が悉く絶妙に美味しくなさそう。こんなんで本一冊大丈夫?と思いきや、何故か前向きになれたり、ノスタルジックな気分に浸ったりもし、面白く読了。私も知らない所で「うちのからあげ、ウマいよ」って言われたい〜。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
ネタバレ面白かった! 被害者キャラだと同情していた人がとんでもない奴だったり、読む程にさっきまでの認識がグラグラと崩れてゆく。梶原母子は言うまでもないのだけど、印象的だったのは相馬さん。実の子とは引き離され、本来なら顔も見たくない本妻の子を育てる…しかもずっと「私は誰?」状態。そんな悲しい人生ってある? 胡散臭い神前寺伽弥子と、第三話の「面談に来た依頼人、スギハラって名前でした」は、笑。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
ネタバレ実家解体直前に突如現れた盗まれたと思われる御神体。信頼し合ってない?不仲な家族が疑心暗鬼になりながら山梨から青森へと大移動。無事騒動も解決、解体もなしでめでたしめでたしと思いきやの大どんでん返し。家族に対する価値観も大きく変わり、最後はついていくのがやっと。面白かったが共感できるようなできないようなで読了。「縛り付けてる暗黙のルール」…うーむ、うちはちょっとゆるいのかな?と思ったりもした。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
図書館本、やっと! 流石に芥川賞なので「私は紙の本を憎んでいた。」の件は知っていたが、それ以上に知性とユーモアに溢れた方であるのは間違いない。自分は、無知で傲慢な健常者であるなと改めて感じさせられる。そしてミステリアスなラスト。(頁数が)薄い本だけど、中味は濃い。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
ネタバレ衝撃のラストで呆然として読了。 酷いネグレクトで育った優真は、重度脳性麻痺の娘を亡くした目加田夫婦の里子となる。衣食住の物理的な飢えはなくなったが、心の飢えはどうにもおさまらない。育った環境のせい?優真には巨大な何かが欠落している。…ずっとざわざわして重く辛い内容。厳しく導こうとする目加田と、温かく包みこむ洋子。そしてあの衝撃のラスト…傷は、腕だから大丈夫よね?やり直せるよ、ね?
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
マニアックな対談集。自分はムー民ではなく、ちょっとオカルトが好きなだけのミーハーなので、三上さんの溢れるムー的考察には追いつけない所も少々あったが面白く読了。神嘗祭や式年遷宮での神様がいると思われる逸話や、天皇陛下の儀式に関する考察が興味深い。竹田さんの「日本は後発ではなくて…本家に決まってんだろ!」が印象的。
よよよ
ネタバレ実話怪談だと思いきや違うようだ? 怖いの蹴散らしそうなヨシダさんと、怖いの苦手そうな佐野さんがじゃれてるようで楽しそうと思っていたら、途中からヨシダさんに関わる陰惨な物語で全くの別世界に連れて行かれた!うーむむむむ。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
人気の本作、図書館で漸く見つけてひったくるように借りました。いやー、途中までは想像できるんだけど更に一歩先へ行く展開で面白かった!なるほど、話題な訳ですね〜。家庭教師の話が好みかな? ちょっと読むのが遅れたけれど、映画化もするようですし読めて良かった!
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よよよ
出産時の脳出血で植物状態になった母と、病室に通う娘みお。とてもリアルな描写に引き込まれたり、しんどくなったりで読了。ひたすら献身的な娘なんて到底無理だし、「母をゴミ箱のように扱っていた時代」も…それでも親子の静かで誰も入り込めない大切な時間だったのだろうなと思う。
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よよよ
ネタバレタイトルで勝手に、再婚した主人公と相手の前の家族の話かな?などと思っていたら想像を軽く超える衝撃の展開! 価値観が違い過ぎて、この距離の近い関係性は絶対無理だと、ずっとモヤモヤしながら読んでいた。始めはとまどいつつも次第に、何でもひとりでやると依怙地になっていた辛さに気付いた藍、見事に裏切られてしまう。「強く望んでいないのに流れで手に入れてしまった生活」だけど違ったから交換って、いや〜、財力あるからそんな事できるのだし、もはやホラーだ。
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よよよ
ネタバレ住民一家が全滅した曰く付きの井戸の家。入ってはいけない部屋から人恋しい寂しいがりの何かに呼ばれる!家族を作ろうする兄嫁綾子も不気味。…『みんなこわい話が大すき』同様今作も一気読み!志朗達とどう繋がるのかと思ったら…「マンション9階分の大きさの怪物をちょっとずつ千切って倒す」とか「部屋がダメになる」理由もかなりヤバめだけど終始明るくて、楽しく読了。シリーズ化ね、次回も期待大!
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よよよ
一万円の落語独演会なんてかなりお高いが、定員一名でその客だけの特殊な設定の噺ならお値打ち?しかしその後災いをもたらす不穏な展開に。…落語は好きなんだけど余り詳しくなく、尚且つ双子だったり解離性障害だったり斎藤さん誰?だったりでいまいち入り込めなかった。
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よよよ
ピカチュウネタが多いので、つい「三浦しをん ぬいぐるみ」で検索したら、ウサギちゃん達と一緒に出てきて、より親近感!「北の国から」オマージュ現状報告ナレーションとか、マスクを外して「やはりな」とか、ご両親との会話がツボでした。コロナの頃は自分も五十肩で、ワクチンの副反応も辛くてダブルパンチ…だったので、気のせいか偶然だと思います。
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よよよ
ネタバレ臼原で起こった残虐な殺人事件と、21年前の三鷹連続殺人事件。従兄・尋也の犯行手記。模倣犯。愛されたかったあの人とは誰? 一卵性双生児の犯罪の絆や、カサンドラ症候群など興味深いワードも続く。「おれたち一族はどうかしてると思わないか。全員どこか病んでいる」という台詞のように薄気味悪い話だった。最後に武瑠夫婦が明るくなったのが救い。
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よよよ
門井慶喜さんの小説で菊池寛に好印象だったので「Come C ome Kan!!」は興味深く読んだ。が、よくわからないものもあって、ちょっと思ってたのと違ったかな….?「あしみじおじさん」が面白かった。
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よよよ
ネタバレ地ごく…嫌悪感で読み始めたのだけど、自分の物臭が招いた結果・成長の機会やチャンスを理由なく逃してしまった怠惰に気付く久野にドキッとする。 天獄…「息子に何かあるのは全て自分の責任」「愛しい我が子の形をした身から出た錆」もドキッ。もー、気にしすぎよ〜。やめて〜。
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よよよ
ネタバレ図書館でお勧めされていた初読み作家さん。序盤、柊子どうして警察官の夫に事件を話さない?と責めるように読み進める。「殺された彼」は誰?近づいてくる美凪と、更に不気味な結城は何者?…と展開が速くて一気読み!いや〜、それにしても柊子、身体能力高めで強い!面白かった。ありがとう、司書さん。
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よよよ
うわー、何だこれ?思ってたんと違ってびっくりだけど、津村さんだからお仕事小説か。会社というより政治?宗教? そして、うどん美味しいけど、自分、そば派だった!
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よよよ
ネタバレ親子二代で冤罪の犠牲者・悲劇の主人公日高が悪質な取調べで調書を捏造され、あぁ、どうなってしまうの?と気を揉んでいたのが、途中からあれ?あれ?と怒涛の展開(ちょっと長いけど…)。自身の判決ではなく父の寃罪を晴らすのが最終目標であり、日高は実は…。すごい執念!もはやホラー!そして、ミニカーもすごい!
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よよよ
ホールケーキを予約なしで買ってくれる天使ゆかと、こいちゃん、可愛く素直に育っていて好感! そして「うちは家族としての青春が終わったんだよ」という台詞は、我が家もだよとドキリ。「ままならない」話も既に懐かしく思い出す年齢になってしまったおばさん(自分)だけど、わきわきしたい〜!
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よよよ
ネタバレ世界最高のステイタス、ユナイテッドプレミアムクラブの、偽りのふるさと帰郷サービス。面白くてグイグイ読んでしまうのだけど、全く共感できなくてずっとモヤモヤしたまま読了。だって年会費35万一泊50万だし、金持ちの道楽としか思えず何だか薄気味悪い。とは言え過疎の問題もあるし、田舎への憧れもあるのか…? とりあえず読み終わって、どんとはれ。
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よよよ
ネタバレ逃亡中の犯罪集団と、土着の神おんめんさまを信仰する家族のバトル?仲間が一人増えた?謎の果実ザバラ?やまのめの怪異?と、どんどん読み進める。やまのめは何もしない、醜い己を映す鏡(水の面)のようなもの。結局、男達はみんな死んでしまったが、おばあちゃん強し!
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よよよ
ネタバレ「あさひは失敗しない」は私を助けてくれるおまじないではなく、呪い。私の失敗はお母さんの失敗。お母さんは私の失敗を認めない。…いや〜、あっはっは!登場人物が清々しい程に全員嫌い!というか不快!で、一気読み。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
家族を捨てた?捨てられた?女達が暮らすさざめきハイツ。町田さんの言葉はとても強く心に響いて読み終わると放心してしまう。「自分の人生を誰かに責任取らせようとしちゃだめだよ」「私の人生は最後まで私が支配するの。誰にも縛らせたりしない」…は〜〜。すごく良かった!
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
猫にまつわる短編集に挑戦、ドロミスのクイーンの新境地?! …表紙とタイトルから想像するほっこりさではなく、やっぱり真梨さんだった。でもちょっと薄め?
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
うーむ、正欲って何だ? たぶん自分は、社会とか普通とか言われてる方に属しているのだろうけど、なんかわかったようなわからないようなモヤモヤで読了。どこの世界であっても見えてないだけで生き辛さはあるし…。
が「ナイス!」と言っています。
よよよ
ネタバレ『堕ちる』が思った程怖くなかったのでこっちも積読だったけど、もっと早く読んどきゃ良かった! 鈴木さんの、『リング』へと導かれる希代の超能力者から受け継がれる強い遺志・怨念の話と、原さんの、死の原体験、当人にしか聞こえない逃れられない死神の声の話にぞくり。 そして、澤村さんの話に宇津木幽子、小野さんの話に営繕かるかやさん登場で、わあ〜♪
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/07/06(226日経過)
記録初日
2024/07/06(226日経過)
読んだ本
199冊(1日平均0.88冊)
読んだページ
57806ページ(1日平均255ページ)
感想・レビュー
199件(投稿率100.0%)
本棚
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自己紹介

本と映画、ときどき落語

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