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2024年8月の読書メーターまとめ

鈴木翔太
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感想・レビュー
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ナイス
411ナイス

2024年8月に読んだ本
18

2024年8月のお気に入られ登録
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2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鈴木翔太
ネタバレ前作に引き続き爽快感がたまらない作品であった。テンポが良く、一気読みしてしまった。またクレーマーの話や過保護のお父さんなど身近でありながら日常生活にあるネタが使われていて作品に入りやすかった。前作よりも読みやすく面白かった印象がある。また成瀬が出てくる作品がでてきたらいいなと思う。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

鈴木翔太

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2024年8月の感想・レビュー一覧
18

鈴木翔太
ネタバレ読んでいて鬱になりそうなくらい考え込んでしまった。読む前と後では児童ポルノに関する文章が全く違って見えた。現代の問題(問題とも言えないのかもしれない)を扱いながら各個人の正欲が現れ、そしてその正欲によって気づきもしなかった誰かが傷つくという様子が生々しい。私は終盤の大也と八重子が互いの正欲をぶつけ合うシーンがとても良かったと思っている。どちらかの発言の場面になるたびに発言者がいっていることが正しく聞こえ、一方が悪く思える。しかし、数行後、発言者が入れ替わると、発言者が言っていることが正しく感じられる。そも
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鈴木翔太
ネタバレ完全にミスリードした。作者の思う壺にハマってしまった。殺害のグロテスクさや母親の狂気じみた過保護さに引いてしまった。 都内で連続殺人が起こる。殺害方法は非常に残酷なものであった。被害者の知人で元刑事の樋口は被害者の妹と協力して犯人を特定しようとする。一方、犯人である稔はは次々に殺害を行い、死体の一部を切り取って持ち帰りもした。さらに、母親は息子の部屋で血がついた袋を発見し、事件の犯人だと思い、部屋に入ったり、後をつけたりしてこれ以上の犯行を阻止しようとする。ラストシーンでわかることだが、息子は父親である稔
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鈴木翔太
ネタバレクイズを通して人生を振り返ったり、ミステリーだったり途中で作品のジャンルがわからなくなった。作中の人生はクイズであるが答えがわからず、時々間違えたと思うときもあるという考え方が好きだった。 主人公はクイズ番組の決勝戦で相手に敗れる。相手は問題がまだ一文字も読まれていないのに回答できた。苛立ちを覚えた主人公はなぜそのように回答できたのか、自らが回答できるのはなぜなのかを考えることになる。考えていく中でクイズの答えは人生で経験してきたことであることに気づく。そしてクイズ番組の問題は両回答者にとって経験したこと
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鈴木翔太
ネタバレ冒頭は設定に戸惑ってしまったが、途中から物語にのめり込めた。単生児には分からない意識と臓器や脳の区別、意識の死などが考えたことがなかったので新しい観点だと思った。確かに意識は脳や心臓と結びついているように感じる。 主人公は同じ肉体で2人の人間からなる。生まれた頃は一人だと思っていたが次第に2人であることが判明していく。父は生まれた当時、叔父の体内に孕まれていて、摘出される形で生まれた。そんな叔父がなくなることをきっかけに主人公は自分たちが死を迎える時はどうなるのかについて考える。同時に死ぬのだろうか、それ
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鈴木翔太
ネタバレ確かに電子書籍では作れない凄さがあった。後半のネタバラシの瞬間はびっくりしすぎて震えた。こんなにも楽しい読書体験は久しぶりだったと思う。最後の「」も素晴らしかった。 主人公は有名作家の不倫相手の子どもで父親のことについては何も知らない。父親の訃報とともに「世界でいちばん透きとおった物語」が存在することを知る。わずかな手がかりから原稿を探し、父親のことについても徐々に知り始める。やっと見つけた原稿は燃やされてしまった。しかし、なくなった母親の担当者から全体の推理を聞くことで父親が自分に向けて書いてくれた本が
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鈴木翔太
ネタバレ感動でラストシーンは泣いてしまった。オチはわかりきっているはずなのに込み上げてくるものがあった。主人公とユウナは小学生時代に出会い、周りの仲間とともに成長していく。高校生になったある日、ユウナは不慮の事故でなくなってしまう。悲しみで立ち直れない主人公だが、ユウナの好きだった線香花火を灯すと彼女が現れることを知る。線香花火の生産は終了しているので大切に消費していくが目を離したときに使われてしまい、線香花火はこの世から一本もなくなってしまった。長い年月が経ち、主人公や周りの人々は成長していった。しかし、主人公
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鈴木翔太
ネタバレ初めてホラーモキュメンタリーを読んだ。文中に出てくる本当に怪奇現象が起こっているのではなく、起きそうな環境があるといった表現がいいなと思った。最後まで救いようのない展開だったがタイトルが回収されるあたりがいいなと思った。文章がやや難しかった気がする。
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鈴木翔太
ネタバレテンポが良く一気読みした。里帰り出産をしようとする主人公は電話越しで違和感を感じつつも実家に行く。生活していくうちに家族が自分の知っている状態とは変化しているように感じるが、出産間近によるナーバスだと思い、深く踏み込まないでいるとより家族の溝を感じるようになる。踏み込んでみると妹の中絶やその相手の死さらには自身のせいで冤罪を被ってしまった親友の死などが降りかかり、妹が精神的にやられてしまっていることを知る。妹と主人公が置かれた立場の違いは年齢や結婚しているかどうかだけ。それだけで中絶か出産が決まってしまう
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鈴木翔太
ネタバレ伏線が楽しすぎる一冊であった。わかりやすい伏線とそれも伏線かと思わされる伏線がちょうど良い量で置かれており、考えながら読むのが面白かった。一度オチのように書き、最後にもう一度ひっくり返すという作品も多く入っていたので気が抜けない。表現も読みやすく一気読みできた。
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鈴木翔太
ネタバレ完全にトリックに引っかかってしまった。話が進む章と少女の章があり、勝手な先入観でどの少女のことだろうと考えてしまったがそれが狙いにまんまとハマってしまった。トリックがとにかく秀逸であったし、かなり前に描かれた作品であるのにもかかわらずとても読みやすかった。
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鈴木翔太
ネタバレ読書が好きになった本のシリーズ第14弾。次回へのジャンプ台になる一冊という感じがした。最終章のタイトルがなぜディアフレンドなのか不思議に思っていたがこの一冊で納得。次がとても楽しみになった。
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鈴木翔太
ネタバレ新感覚の読書体験ができた。結末が明確に書かれていない物語が多かったので音を用いて自分で推理するのが面白い。自分で謎解きに成功した物語もあったがセミだけは解けなかった。ネットで調べるとなるほどだった。
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鈴木翔太
ネタバレ今年の直木賞作品。帯だけ見ると怖いイメージがあったが心温まるストーリーも多かった。全ての話にコロナが関わっており、コロナが起こしたことによる人々の様子が一人ひとり異なって描かれている。最近のことなのでストーリーに入りやすかった。特に中盤の歌のストーリーがコロナだけではなく低年齢の出産の苦悩や戦争の話など現代の社会問題にも触れられていてとても視野が広く作られているように感じた。全体的に読みやすかった。
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鈴木翔太
ネタバレ前作に引き続き爽快感がたまらない作品であった。テンポが良く、一気読みしてしまった。またクレーマーの話や過保護のお父さんなど身近でありながら日常生活にあるネタが使われていて作品に入りやすかった。前作よりも読みやすく面白かった印象がある。また成瀬が出てくる作品がでてきたらいいなと思う。
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鈴木翔太
ネタバレ終始色々と考えさせられる話であった。私はまだ年齢的に結婚について、就職について周りに言われたことはないが別のネタになれば「普通」とは違うということで指摘され「普通」になろうと努力したことがあったのでとても考えさせられる一冊となった。特に解説でも書かれているが「皆が不思議がる部分を、自分の人生から消去していく」という一文が日々の生活を改めて考えさせてくれたし、とても心に染みた。同じ著者の作品も読んでみたいと思っている。
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鈴木翔太
ネタバレトリックが秀逸すぎて驚いた。前半の部分では告発状の作りから隅々まで作り込まれている感じがした。登場人物たちが作る小さな伏線を見落とさないことに必死になった。後半では徐々に伏線が回収されつつも自分が伏線だと取られられなかった部分まで回収されていて爽快感があった。もちろんミステリーの部分も面白かったのだがその他に人は一面だけ見ても分からないというメッセージもあるのかなと思った。悪い面を告発されたがまたその裏にも、、のような流れから日々の生活とリンクしてとても考えさせられる内容の部分もあった。
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鈴木翔太
ネタバレ読んでいる途中で以前東野圭吾のある閉ざされた雪の山荘でを思い出したがオチが全く違った。マップがついており、自分でもかなり推理したつもりであったが的が外れた。紅茶をがぶ飲みしているところにとても違和感を感じたがさすが犯人になり得ないと思ってしまって結末で声が漏れてしまった。全く思いつかない、かつ緻密に作られていて矛盾がないプロットが素晴らしいと思った。このシリーズの本は何冊かあるようなので近いうちに読んでみたいと思った。
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鈴木翔太
ネタバレ読後のすべてつながっていたんだなという満足感がたまらない。別のルートで読んでも同じ満足感が得られるだろうが自分が選んだルートだからこそ後味がとても良いと錯覚してしまうほど作り込まれていた。私は最後に消えない硝子の星を読んだがその後少女がどうなるのかも知っているのでぐっと来てしまった。初めて読んだ作家さんだったので別の作品も読んでみたいと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/07/07(88日経過)
記録初日
2024/07/07(88日経過)
読んだ本
41冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
12885ページ(1日平均146ページ)
感想・レビュー
41件(投稿率100.0%)
本棚
31棚
性別
年齢
19歳
血液型
B型
職業
大学生
現住所
北海道
自己紹介

趣味が読書の北海道にある大学に通っている者です!自分は理系ですが読書が好きです!読書好きな方と繋がって共有していきたいです。よろしくお願いします!

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