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2024年7月の読書メーターまとめ

まきお
読んだ本
12
読んだページ
2142ページ
感想・レビュー
11
ナイス
8ナイス

2024年7月に読んだ本
12

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まきお
蔵書に加えた本。 金井真紀さんの本は明るく楽しく、ときに厳しく世界の宗教事情や文化、争い等を教えてくれるので大好きです。吹き出してしまう面白ことわざも良いのですが、様々な言語や文字に触れられるのも楽しい。自分のいる世界はとっても狭くて、世界はこんなに面白いんだよと、高学年の子供達に薦めようと思います。
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
11

まきお
学校の蔵書。大人しくて本音を言えない莉緒が、謎の鏡な捕らえられていた廉と交流するうちに、自分の良いところを見つけていく話。人の願望を叶える謎のチャームが解き放たれてしまったのを莉緒が回収するという出来事を通しながら、友達の良いところや隠された気持ちを理解していきます。願望が欲に変わるって、わかる〜と頷きながら読んでしまいました。高学年の思春期に入った子たちの心の揺れに寄り添う本です。ファンタジー好きな子にも、学校モノが好きな子にもお薦めできそう。4年生くらいからかな。
まきお
90歳の誕生日を迎えたフランシス・カマルツが、自分の人生を振り返ることで物語が進んでいきます。第二次世界大戦が始まり、もともとは戦争には反対で、兵役を拒否していたけれど、弟が戦死したことがきっかけで軍隊に入隊し、フランスでスパイ活動をすることに。大事な人達を奪っていく戦争、誰かを傷つける人にならざるを得ない戦争。作者の平和を願う気持ちが伝わってきます。すごく緻密だなと思っていたらまさかの実話でした。作者の叔父様のお話だそう。巻末の写真をみると、こんなことが現実だったのかと実感させられます。高学年から。
まきお
ネタバレ学校の蔵書。両親がいなく、おばさんに育てられている4歳の男の子とお兄さんが、家から抜け出して大きな街へ。途中でお兄さんとはぐれてしまって…という話。まさか 実話だったとは!彼はストリートチルドレンとして生活を送るのだけれど、暗い文章ではなく、日々を懸命に生きていたのがわかる文章で、児童にも薦めやすそう。学びたいけど学べない子どもたちがいること、彼等を支援する人たちがいること、SDGsにも絡めながら紹介できそう。中学年から。
まきお
学校の蔵書。絵本の動物ふしぎ発見シリーズで知った遠藤先生の本。内容も被る部分がありますが、こちらのほうがより詳しく色々な事が書いてあって面白い!標本を作るには、土に埋めて三年くらいかかるというのにびっくりしました!動物園にいるお馴染みの動物たちにも、まだまだわからないことが沢山あるんだなと思いました。好奇心を持ち、「なぜ?」を繰り返し、失敗しながら学者として大きな発見をされてきたことがよくわかります。動物好きにはワクワクする内容です。興味があれば4年生くらいから読めそうです。が
まきお
学校の蔵書。アジリティーという犬の障害物レースを頑張る同級生の話。犬の本しか借りない3年生が一定数いるので読んでみました。なかなか触れることのない犬の競技なので新鮮でした。犬好きな子は楽しめそうです。何かを頑張る子にも響きそう。お友達の素敵な面を発見し、私も頑張ってみたい!となる話なので、とても明るく読みやすいです。中学年から。
まきお
ネタバレ光村国語4年生に掲載の本。自分の分身ロボットを1ヶ月借りられることになった栄太と、ロボット「エイト」のお話。子供達にロボットやAIに親しんでもらえそうな内容です。何でもロボットに頼っては駄目だけど、人の毎日を豊かにしてくれる存在だよということかな。2年生の国語の単元でもロボットができましたし、子供達は今後ロボットやAIなどの技術の活用について沢山学んでいくことになるのでしょうね。 「野生のロボット」を思い出しました。ロボット文学。
が「ナイス!」と言っています。
まきお
ネタバレ「天山の巫女ソニン」が大好きなので読まなきゃと思っていました。期待を裏切らない面白さ!自分の意思で選択をしていくことの逞しさ、人の愚かさ、素晴らしさを感じました。アイヌの伝説に絡めた物語で、出てくる神様のキャラクターがとてもおもしろいです。ミソサザイの神様可愛い!冒険ファンタジーずきはぜひよんでほしいです。
まきお
ネタバレ図書館本。外国にルーツを持つ児童との心のやりとりのお話は、近年割と見かける気がするのですが、この本の良いところは彼等の置かれている状況を細かく説明してくれていることだと思います。国際教室の人手不足や、頼る大人の少なさ、家族の面倒をみなければならない等、実際にある問題だなと感じます。子供達が問題の解決を探るとき、「彼女だけの為でなく、皆が過ごしやすくなるために工夫する」と考えていく姿がとても素敵でした!自校にもネパールがルーツの児童がいるので、ぜひおすすめしたいとおもいます。
が「ナイス!」と言っています。
まきお
ネタバレ学校の蔵書。畑のお手伝いをしてくれる緑の精ロブと、それを信じるおじいちゃんと孫娘の話。緑豊かで様々な植物や野菜が生い茂るイギリスの片田舎の風景の中に、ひょっこりと現れる緑のお爺さん・ロブ(小人)なんて、最高にファンタジック。慣れ親しんだ家が壊され、新たな友と場所を求めて旅をするロブの詩のような語り口が英国らしくて素敵です。信じる者にはその姿が見える緑の精。佐藤さとるさんのコロボックルみたい。おじいちゃんの数々の名言が心に響きます。私も庭仕事たくさんして、ロブに会いたいなぁ。4年生くらいから読めそうです。
が「ナイス!」と言っています。
まきお
蔵書に加えた本。 金井真紀さんの本は明るく楽しく、ときに厳しく世界の宗教事情や文化、争い等を教えてくれるので大好きです。吹き出してしまう面白ことわざも良いのですが、様々な言語や文字に触れられるのも楽しい。自分のいる世界はとっても狭くて、世界はこんなに面白いんだよと、高学年の子供達に薦めようと思います。
が「ナイス!」と言っています。
まきお
ネタバレ学校の蔵書。 繊細で考えすぎてしまい、友達が作れない由香。先生も母親も「友達はいいもの」「友達と触れ合ってこそ良い人生」と考えているから由香も頑張ってみるけれど、うまくいかない。学校でイジメともとれるイジリに会っていたとき、転校してきた女の子のことが気になって…。 人と同じじゃなくていい、自分が惹かれるものを大切に生きていく事で自分の軸が出来ていくと、優しく伝えてくれていた隆志おじさんの存在が素敵。由香の感性をガラスに例え表現された作者さんの表現力に脱帽です。とても読みやすかった。中学年から。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/07/22(25日経過)
記録初日
2024/07/22(25日経過)
読んだ本
16冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
3139ページ(1日平均125ページ)
感想・レビュー
15件(投稿率93.8%)
本棚
0棚
自己紹介

学校司書2年目です。児童書を中心に読んでいます。ファンタジー好き。

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