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2024年10月の読書メーターまとめ

わい
読んだ本
6
読んだページ
1952ページ
感想・レビュー
6
ナイス
47ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わい
ネタバレパラレルワールドのお話。一気に引き込まれた。主人公のがん治療についての描写はリアルすぎて。3年前に亡くなった実母を思い出し辛い。彼女も誰にも本心を言わないで逝ってしまったように感じる。私は兄者や楓達のように寄り添えていたのだろうか。 一方、中川君がいる世界線。私がいるところと同じ世界線か。コロナが蔓延して世の中がおかしな状況に陥ったあの異常な日々。大変だったなと顧みる程には世の中が落ち着いてきたのだろう。 作家が紡ぐコロナが関わる小説やエッセイをまた数年後に読む時、私はどんな事を思うんだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

わい
久しぶりの重松作品。 児童作品を読むかのように分かりやすく読みやすい。心にじんわりと沁みる短編集。奇想天外ものやら凝りに凝ったトリックの披露合戦な小説ばっかり最近読んでたからか無性に心に刺さる。”数えきれないものを、ときどき見るといい”。見てこよ。最近眺めていないなー、夜の空って。
が「ナイス!」と言っています。
わい
ネタバレパラレルワールドのお話。一気に引き込まれた。主人公のがん治療についての描写はリアルすぎて。3年前に亡くなった実母を思い出し辛い。彼女も誰にも本心を言わないで逝ってしまったように感じる。私は兄者や楓達のように寄り添えていたのだろうか。 一方、中川君がいる世界線。私がいるところと同じ世界線か。コロナが蔓延して世の中がおかしな状況に陥ったあの異常な日々。大変だったなと顧みる程には世の中が落ち着いてきたのだろう。 作家が紡ぐコロナが関わる小説やエッセイをまた数年後に読む時、私はどんな事を思うんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
わい
『スピリチュアルと科学が逆転した世界』を描く3編。タイトルから想像した軽い笑えるテイストじゃなくて困惑。こんな世界が常識としてまかり通っていたとしたらマジでしんどい。独特のトリシマワールドに脱帽感服。でも終始読みづらく、、憑かれたー(笑)
わい
ネタバレ御神体うんぬんはさすが作者の力量で興味深かったけど、ラストでの父親に対するあすなの語りには共感できなかった。家族というものに縛られすぎず拘らなくていいとは思うが最低限の思いやりは持ちたい。この父親はやっぱり勝手だ。 新しい家族をこれから作ると言う周。それなら結婚式前に自身のトラウマ部分を咲穂に伝えていて欲しかった。そういう所を共有して支え合う事が家族なんだと思うが。。周に2度目の『家族解散』が起きませんように。
が「ナイス!」と言っています。
わい
フランス革命、伯爵、貴族ーー。歴史ミステリーの尊い趣きよ。鹿嶋サンの装丁も最高。入り組んだ謎が二転三転して徐々に明らかになり、ラストは予想を裏切る真相が待っている。 たくさんの片仮名名前が出てくる小説は元来苦手だがこれは不思議と読みやすい。語り手も上司の伯爵も三つ子も魅力的。殺伐とした時代の波にのまれていく終盤の展開は寂しく切ない感情が溢れた。良作なり。
が「ナイス!」と言っています。
わい
再読本。何度読んでも序盤からの内容がスリリングでページを繰る手が止まらない。少年達の描写が素直で真っ直ぐで人生に擦れている大人(私)には些か眩しい。そして母は強し。深い愛に涙。 あとがきの中で今邑さんは、”最近病気がちで気分も下降気味、物騒な事件や大きな天災もあり暗い話は現実でもう沢山”とこの小説を書いたと言う。確かに切ない部分はあるがラストは温かく救いがある。亡くなられて数年、いろんな問題が山積みのこの世の中。今生きておられたらどんな小説で読む人を癒し救ってくれていただろうか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/08/03(103日経過)
記録初日
2024/06/01(166日経過)
読んだ本
87冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
31728ページ(1日平均191ページ)
感想・レビュー
70件(投稿率80.5%)
本棚
0棚
自己紹介

読んだ本の忘備録

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