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彼女が言わなかったすべてのこと

感想・レビュー
165

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ㄜƕ
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ネタバレ上の人、下の人が自己申告制はいやだな。そっちのスダマサキはちょっと笑った。病を得ても得なくても前に進むしかないのではとも思ったりする。
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まりんこ
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コロナ禍がパラレルワールドの「向こう側」のお話。「こちら側」から改めて見るコロナ禍は異常。災害や戦争のニュースに心を痛めても、時間とともに薄れていく、当事者には続いていても。波間がホルモン治療で「性別として無に近づく自分を気に入っている」感覚は少しわかる。「若い女性」ではなくなり、性的な対象として見られなくなったことが自分はすごく楽だったので。でもそれが辛いと感じる女性もきっといて..。自分の発言が誰かを傷つける可能性があるということ、その為に彼女が「言わなかったこと」、そんなお話。桜庭一樹さん、すごい!
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ポラオ
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●コロナのパンデミックが起きなかった世界で、パラレルワールドとつながって…という話で、お互い現実のこの世界とは微妙に違っていてそういった違いを話していくのも面白かったけど、徐々につながりに時間がかかるようになり、主人公の内面の話にフォーカスされる展開も良かった。同じ病気になっても一人ひとり全く異なるということを丁寧に書いているのに、ある種のことに対しては桜庭一樹の筆力があってもTwitterでバズってるようなことをそのまま書いてしまうものなんだな。そこももう一捻り突き詰めてほしかった。
ポラオ

「気づくとわたしにはもう、誰かに愛されたいとか、特別に選ばれたいとか、親密な関係を結びたいという気持ちが、つまり誰かからの愛を受け取りたいという気持ちがなくなっていて、じゃあ人間に対して無関心になったかというと、そうでもなくて、なんというか、変なことを言うようだけど、ただ……与えうる愛だけぽつんと心の隅に残ってしまったのだった。終電に乗り損ねて駅のホームに取り残された人みたいに。ただその気持ちだけ、ぽつんと。わたしは誰かの役に立ちたかった。」ちょっと自分でもゾッとするくらい今の自分にこの言葉が響いた。

02/23 14:25
0255文字
こりーぬ
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ネタバレパラレルワールドのお話なのかな、と読み始めた一冊。乳がんを抱えて生きる主人公の気持ちや、それ以外の考え方も私にはないものが多くて、そっか、そうなのか、そんな風にしか受け取れなかった。主人公が誰かを傷つけてしまうかもと口をつぐんでしまうようなことって、こんなにもあるのだろうか。自分の意見も相手の意見も、言わないとわからないと思うのだけれど……。パラレルワールドは異次元でもあり、私じゃない誰かの存在、みんなでもあるという形で締めくくられ、そうか、そうなんだね、って、そう感じることしかできなかったな~
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MOKIZAN
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コロナ禍の一市民と病気治療者とのパラレルワールド間で続けられるスマホ交流。コロナの方は事象をトレースしているようで、治療者の感情、環境変化は創作もの。時間を経るにつれ通信時差が拡がり、伝えようすることも少なくなる。読み進めていくほどに、明日定まらぬ病後治療の自己認証に忙しい、彼女の社会観だったように読めてきた。自身を宥められなければ、世間に慣れることも出来ない。
0255文字
Tomoaki
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ネタバレ「コロナ禍」はなかったが、若年性癌を患った主人公の住む世界と、やっぱりコロナに見舞われるもう一つの世界が並走する物語。若くしての大病、に対する恐怖,孤独,孤立,偏見からの回復と再生に、交わらない世界線に住む中川君が不思議な緩和剤のような力を生む。しかし「向こう」にはコロナの波が押し寄せ徐々に深刻な様相に。パラレル世界との繋がりは弱くなっていき殆ど切れかかるのと引き換えに回復、自立していく波間。個人で死と向き合う存在を通し、死者〇名と字面だけで表記される厄災の犠牲者一人一人にも人生があったことに思いを馳せる
0255文字
Keiko  Miura
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同じ病気を経験したので、あまりにリアルで驚いた 言葉にできなかった気持ちが書いてあった 2025.6
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ちぇる
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久しぶりに再会した二人。後日会おうと約束し待ち合わせ場所に行っても会えない。電話をしてみると同じ場所にいるけどなんだか少し違うことに気が付き違う世界線にいるのではということがわかる。それぞれの世界でないものを共有し合ったりするが次第に連絡がとれにくくなる。自分の伝えたいことをどうして伝えなかったのか後悔。でもまたタイミングが合うときにとか言わなくてもいっかという気持ちも分かる。
0255文字
オデット
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ネタバレパラレルワールドものと思いきや闘病記的なものでもあった。 私も病人なので病人あるある(そんなに軽いものではないが)には共感した。同時にコロナ禍の異様なニュースもまとめて書いてあったのでダイジェスト的なものだと思った。あの時はこんなに異常な状態ではなかった気がしていたが振り返ると未曾有の人類の危機だったのだな。振り返ってわかることがある。亡くなった人を忘れてはいけない。亡くなった方々にはご冥福をお祈りいたします。
0255文字
ちゃちゃ
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感想を記述するのが難しいな。 中川君の世界が僕たちの世界だと思うのだけれど、今思い起こすと、それこそパラレルワールドの出来事みたいで、現実味がないなあ。
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やこさん
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読書会でおすすめしてもらい読んだ本。一気読みしてしまった。治療しながら働いている方が身近にいたから、かなりリアルに想像できた。波間の世の中を恐れる気持ちと中川くんが死んじゃわないかが心配でかなり読んでいてしんどかった。コロナ禍はやはり、ちょっと異常な設定だったとフィクションにされて改めてわかる。日常がいかに非日常か、ただの波間でしかないことに気づかされた。いかついお兄ちゃんがひたすら優しい。実家……((T_T))残念すぎる……お兄ちゃん幸あれ。
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わい
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ネタバレパラレルワールドのお話。一気に引き込まれた。主人公のがん治療についての描写はリアルすぎて。3年前に亡くなった実母を思い出し辛い。彼女も誰にも本心を言わないで逝ってしまったように感じる。私は兄者や楓達のように寄り添えていたのだろうか。 一方、中川君がいる世界線。私がいるところと同じ世界線か。コロナが蔓延して世の中がおかしな状況に陥ったあの異常な日々。大変だったなと顧みる程には世の中が落ち着いてきたのだろう。 作家が紡ぐコロナが関わる小説やエッセイをまた数年後に読む時、私はどんな事を思うんだろう。
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Chisaka
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コロナを題材にした小説。桜庭さんはコロナの時の日記を出版したり、コロナのインパクトを後に残そうとしていた人の一人という認識で、それを小説として書きたかったのかな、と。その中で人の描写にぐーんとフォーカスして冗長的な展開なのかと理解
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空のかなた
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パラレルワールド、マンデラエフェクトは何冊か前に読んだ小説の切り口。そのパラレルワールドとLINEで辛うじて繋がっている。主人公は乳がんで乳房を切り取り、えぐれた傷を抱え、かつケモブレインの症状もあり頭はしばしばぼーとして真っ白になり固まってしまう。今までマルチタスクが得意だった自分を思い出すと堪らなくなる。「寂しさにも鎮痛剤があればな」「真実とエビデンスと主観の波間をぼんやり漂っているみたい」「病人差別、病そのものを穢れた感じ生理的嫌悪が湧いてくるのか」、主人公の感情はストレートに伝わってくる。
0255文字
naoyukie
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ネタバレ新型コロナウイルスによって影響を受けた世界と、それがなかった世界が一点で交わる「世界線」、一本のラインで繋がってというところ、前半はこの二人どうなっていくんだろうというところに興味というか読む推進力があったが、後半は乳がん治療後の主人公の感情がステレオタイプのがんサバイバーに抱える違和感と、治療の中で知り合い、友人となったがんサバイバーとの間で気づきを得ていく。周辺も含めて自分の若い頃にはなかった生き方と価値観を垣間見た感じ。
0255文字
うさぎ
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ここのところ、読む本、観る映画がパラレルワールドで何かあるのか?向こうか、いろんな世界からのメッセージなのかと本気で考えてしまうほどなんだけど。。。
0255文字
さくらこ
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ネタバレ小林波間、32歳。偶然再会した大学の同級生の中川君は、パラレルワールドの東京で暮らしている。波間の世界にはないコロナが中川君の世界では蔓延して…。▼誰もが自分の世界を生きている。隣の人の世界は、自分の世界ではない。あたかも、うんことイカの、アサヒビールのオブジェのように似て非なるパラレルワールド。だから、乳がん闘病中の波間は、自分の思いを周りに言えないまま。まさに〈彼女が言わなかったすべてのこと〉。でも、波間には、彼女を理解しようとする仲間がいた。孤独でないことを知った波間は、これからどう生きる?
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sakai
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パラレルワールドがあり、向こうの世界ではコロナのパンデミックが起こっている。しかしこちらは通常通りという設定。こちら側にいる主人公の波間の視点で話が進む。だから、あの時のことを客観的に思い出す。学校が全て休みになったが、あの対応でよかったのか?コロナ禍があったから、今はやりやすいこともある。などなど。10年後に読み直すと、どんな感想を持つのか?興味がある。
0255文字
アノニマス
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ネタバレ「正しい被害者でいないと世間から同情してもらえなくなる」という思想の人は被害者側になったことがないんだろうな。世間は何をしてくれるわけでもない。その世間というのも一人一人の人格ある人々の集まりだということを確かに忘れがちになるかも。地方だと特に普通とは違った生き方をしていると相手を納得させるだけの理由を伝えないといけない時があるのでどこまで伝えるかは難しいところ。中川君が恋恋のラジオで投稿を読んで貰えたことを知れると良いな。 「all the things she said」を聴きたくなった。
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んぐ
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彼女が言わなかったすべてのこと 言わなかったすべてのこと!なるほど! 読みながら、主人公の思考部分の読みづらさだったり 主人公の考えてることが理解できなかったり すごくモヤモヤしながら読み進めたけど、 最後タイトルを見直してスッキリした。 確かにそうね、「言わなかったすべてのこと」だわ。 考えを巡らせてる時に支離滅裂だったり、 答なんてでなかったり。人に言わないもん。そうゆうの。 後半のNanaの存在って読んだ自分からしたらすっごくデカく感じた。多分いなかったら少しモヤモヤ残ったはず。
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TARO
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パラレルワールド世界で、癌を患った女性の日常を淡々とモノローグや日記のように描いている。LINEとか現代のコミュニケーションの取り方があるなか、様々な人や出来事が、風景のように現れては流れ行く。パラレルワールドとの関係性が発展していくかと思いきや、日常のなかの風景に取り込まれていき、覚えておく日常の記憶の一つとしてあるように描かれていた。何故コロナをあっちの世界にしたのか。コロナ禍の最中LINEとかzoomでしか繋がれなかった状況は、パラレルワールドに似ていたなと。
0255文字
莉都
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ネタバレ女性の3人に1人がなると言われている病気にかかった主人公。 たまたま遭遇した通り魔事件で出会った学生時代の友人。 それはパラレルワールドの人物で、 パラレルワールドの世界はこの世界と同じで。 そんな世界を越えて交流しつつ、 治療から復帰まで色んな事を乗り越えたり躓いたり。 人の優しさとか嫌なところとか、 伝える言葉伝えられない言葉とか。 色々考えさせられる本でした。 正直今の自分では受け止めきれない内容で 読むのに苦労した…… 他の作品ではまた読みやすさ変わるのかな? 読んでみようかな……?
0255文字
かば子
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ちょっと難しかったかも。
0255文字
昼香
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ネタバレパラレルワールド。 コロナの無い世界から見たコロナの世界。 現実がディストピアに見える。 出てくる人がみんな優しい。
0255文字
EM
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ネタバレ図書館本。パラレルワールドものかと思ったらちょっと違った。がん経験者の心情は(今のところ)わからないけど、がん経験者なら全員同じかというとそれも違うだろうし。病気に限らなくても人それぞれ色々ある。オーディエンス、傍観者って無責任だよなと言う気持ちはわかる。いや、わかってないのか?「◯◯って。」って言う表現がちょっと多用されすぎかな。
0255文字
Hiro
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パラレルワールドの誰かと繋がったら、というとSFのように聞こえるけど、実はこの世界もいつ誰が死ぬかわからないし、あるとき会った人とその後連絡とらなくなって一生連絡しないかも、とか考えると一種のパラレルワールド。がんサバイバーという立場になって、パラレルワールドのようなこの世界にはいろんな立場や考えの人がいて、誰かの何かの発信に対して、いろんな捉え方をされることに気づき、それが気になると何も言えなくなる、そんな彼女の話。時事も多く出てきて、数十年後に読んだら懐かしく感じるかな。
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庭子
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ネタバレ乳がんにかかった主人公・波間はある事件に出くわした日に、パラレルワールドの世界の同級生、中川くんと出会う。2人はその後、世界が別れてしまい出会えなくなってしまう。乳がんの治療を続ける波間、中川の世界の方ではコロナが流行し、多くの人たちが亡くなっていく…闘病しながらも、飄々と生きる波間と、世界の変化に動揺する中川。最後の方、友人の綾が3回目の出産で「毎回出産の痛みを忘れてしまうのよね」という話をしていたのだが、まさに私もこの本を読みながら、コロナが蔓延し、辛かったあの日々を忘れてしまっていることに気づいた。
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梨愛
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乳がん治療中の小林波間は通り魔事件に巻き込まれ、そこで大学の同級生、中川甍と遭遇する。その場でLINEの交換をし、別れたふたり。事件のショックを抱えながら、辛い闘病を続ける彼女を兄や友人がフォローしてくれているのが心強い。病気と戦う辛さと美化されている事へのモヤモヤを抱えながら、甍とのLINEに癒されていた。『借りてたジャケットを返す』という名目で再会の約束をするが、ふたりは出会えなかった。なぜなら、お互いのいる世界軸が違ったから…。パラレルワールドで生活する波間と甍が出会えたのは奇跡の話。
0255文字
mm
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事件現場に遭遇し同級生の中川君と再会してLINEを交換してみた。闘病中だと言い出せないまま互いがパラレルワールドの狭間に居ることを知る。主人公の病気のこと、病気になり感じたこと思うことの吐露。誰もが幾つかの異なる世界を生きていたり、それを気付いたり気付かなかったり、近付いたり離れたり。全てが自分と同じように生きて来た筈がないので全てを理解するのは難しいし求めてはいけないのだなと悟りを開いてみた。妹思いの兄者や友人が側に居ても人は寂しいと感じるものなのだな。
0255文字
nisiho
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主人公が病気になった事で、今までと何も変わらないところと変化したところ、それは自分の在り方とか人との関係。うまくキャッチし合える人もいれば、そうじゃない人もいるっていうのは当然あることではあるけれど、自分が少し社会から外れた事で持てる視点と言うのかな。でも病気だからって特別じゃなくて普通に日常が続く中での。同じ病気なので共感する部分が多かったかな。東京の下町の空気感も良かった。あっちの中川くんの電波がまた繋がりますように。
0255文字
konoha
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「東京ディストピア日記」の世界観が小説になったイメージ。乳がんの主人公、波間は元同級生の中川君と出会うが、彼が生きているのはパラレルワールド。やがて中川君の世界はコロナ禍に突入していく。重いテーマながら登場人物は等身大で、文章も読みやすい。2人をつなぐ恋恋のラジオも良い。波間が清澄白河のシェアオフィスや地方で働く生き方を選ぶのがしなやかでリアル。乳がん、30代、女性。様々なカテゴライズを取り払い居心地の良さを得ていく姿勢に共感できる。波間と中川くんの関係性に焦点を絞ったらより楽しめたかも。
ぱるむ

このはさん、確かに話を絞った方が楽しめたかもですね。公園ではなくて庭園でしたか。近くで働いてたなんてオシャレ⭐️

04/24 21:12
konoha

神戸の方がおしゃれですよ〜笑。東京ディストピア日記もリアルで面白かったです☺️

04/24 21:43
4件のコメントを全て見る
0255文字
けえこ
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コロナ禍のない世界・ある世界、病気になった私・健康な私、社会的有名人の彼・一般人の彼、繋がってしまった異層界の二人が語り合うパラレルワールドのお話。 波間の病気治療の件は読んでいて辛くなる。
0255文字
ぱるむ
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乳がんサバイバーの主人公と、パラレルワールドにいる中川くんとのLINEでの交流がいい。そのうち、中川くんの世界にコロナが蔓延して。主人公のいる世界ではなく中川くんの世界の方が私達のいる世界というのが、また良かった。色々考えさせられるけど軽やかに読める。コロナ禍のことを「あー、そんな感じだったな」と、かなり忘れている自分が怖い。
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アヤノ
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立場とか経験とか知識のありなしによって見えてるものが違う。なるべく自分の見える範囲を広げたいなと思った。
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黒蜜
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ネタバレ小林波間は数年ぶりに同級生の中川くんと出会う。連絡を取るようになるも、どうやら彼はパラレルワールドの中川くんだった。 マジカル的なパラレルワールドではなく、現実には幾つもの選択分岐点がある。その選択肢にパラレルを感じることは何度もある。 この本の主題は「正しい被害者のあり方」にあると感じた。サバイバーだから、事件に巻き込まれた当事者、世間で言う弱い立場の人間。そう振る舞わなくてはいけないのか。勿論そんなことはなく、もっとグレーゾーンを探して良いはず。 主人公の波間、良い名前だなと思いました。
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アヤ
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短編集かと思ってたら、長編だった。乳がんの主人公の内面がかなり面倒くさい。病気でかわいそうと思われたくない、でも労わってもらいたいの繰り返し。たまに数年で死ぬかももある。病気の人もだけど、周りの人の方が大変だよな。もちろん本人は辛いんだけど、病気になってないのに辛さを強要されるみたいでね。
0255文字
Yoko Oishi
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ネタバレ乳癌サバイバーの波間が、通り魔をきっかけにパラレルワールドに生きる同級生中川くんと再会する物語。波間が闘病する中で片胸を失ったり、薬の影響で思うように行動できない中、中川くんの世界ではコロナが発生しどんどん不穏の空気に包まれていく。コロナ発生時の世の中が変化する様子が別の世界線にいる波間には想像できないのもリアルだし、「病人」という肩書きがついた波間がどう振る舞うのが正解か、自分の発言が誰かを傷つける可能性があるのではないかと口を閉ざしていく様も非常にリアル。個人的には性別からフラットになった波間に共感。
0255文字
やぎ
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感想を書いてなかった。 いや、途中までは良かったよ。ただ、終わり方がなんともこう納得がいかない。
0255文字
加瀬
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ドラマチックじゃなくても、ひとりひとり、生きているし、生きていたんだし、生まれてくるのだ。ドラマ仕立てにする必要もないし、される必要もない。共感できるような、できないような一冊。他人と真正面から向き合うとは、こういうことなのかも。
0255文字
のたのた
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乳癌サバイバーの波間と同級生の中川くん。通り魔事件をきっかけに再会し、連絡を取り合うようになるがとうやら違う世界を生きているらしくLINEのやりとりはできるが出会えず。コロナが蔓延する世界と今まで通りの何もない世界。とても不思議な世界。☆3
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