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2024年10月の読書メーターまとめ

ひろさん
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511ナイス

2024年10月に読んだ本
16

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひろさん
先週木曜日の「この本読みました?」の中でも著者が紹介されていた本が、図書館で順番が回ってきたので読みました。読書と言う文化が根付いた、明治期から2020年のコロナ禍を経た現代までの読書習慣についての考察と、私たちの働き方との関係をまとめた本でした。結局本を読むためには、働き方改革が最善ですね。携帯触らなければもっと読めるのですが😅 余談ですが、坂の上の雲文庫本、全8巻を読み通した家族がいて、ふむふむなるほど!と納得でした。司馬遼太郎はサラリーマンに人気のある理由が腑に落ちました。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ひろさん

ここ数日、精神的に負担大きめな案件が3件、立て続けで辛い。 何で一度に?😞 まさに板挟み世代。 「普段通り、普段通り」と呪文の様に唱えながらの日々。 一歩ずつ前進して乗り切れるよう祈る様な気持ちです。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
16

ひろさん
万葉集✴︎古文「陸奥の真野の草原 遠けども面影にして見ゆというものを」(396)✴︎超新訳「こんなに近いのに遠いね。」。万葉集の短歌もエッセンスだけを絞り取って分かりやすく示す。古典というだけでハードルが高くなる作品が超新訳で楽しめる。 源氏物語や更級日記、徒然草、枕草子など高校教科書に掲載される作品を下敷きにして新たに作った物語。 携帯やSNSやオンラインゲームの話などちょっと突飛すぎる気もするけれど高校生が古典を知るきっかけに良い本。 源氏物語は「雨夜の品定め」。光る君へを思い出しました。
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ひろさん
ギリギリのタイトルから想像するのは男女の関係の危うさである。夫を過労死で亡くした瞳は、一年後、幼馴染でシナリオライターの卵の健児と再婚する。専業主夫の様に家事を担う健児は激務の瞳の癒しの人となる。しかしなぜか、健児は元の夫の母・静江と赤の他人ながら交流を持って世話をするので、気に入らない。しかも瞳には夫の愛人だったという女性から連絡が来て心が落ち着かない。夫婦と義母の三人の関係はどんなふうに変化していくのか。原田さんならでは、ドラマ脚本の仕事内容など興味深く読みました。
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ひろさん
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか?」の著書で、以前に出た『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しか出てこない』の改訂版。SNS発信者向けと書いてありますが、読書感想文を書かなければならない高校生にも分かりやすい文章表現力講座でした。自分の推しを語るなら、①必ず自分の言葉で、SNSを見ずに書く。②具体例を挙げ、感情を含めて(良い点も悪い点も)メモをとる。③自分の体験を含めて考え、文章を読ませる対象者を決め、文章のゴールを考える。大事にしたいと思います。
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ひろさん
美しい装丁と仕掛け絵本に惹かれて読みました。オオカミを探しに山へいく主人公。7場面だけですが、1ページごとの趣向が素晴らしく何度も読み返しました。 さすがフランス🇫🇷の本。デザインが素晴らしいです。 家に飾っておきたい本ですね。
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ひろさん
図書館でタイトルを見て「今話題の?」と思って手に取ったらNetflixの原作と知り借り出しました。 解説を読むと積水ハウスの実話詐欺が元になっていたそうで、本当に事件があったと知って読む時も臨場感がありました。人を騙し、騙され因果応報なのでしょうか。
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ひろさん
赤と青のガウンを読んで、彬子女王の文章のファンになり手にした本。彬子女王本人が専門家として古美術の知識が豊富なので、見て触れて感じられて綴られた言葉がとても読みやすく素晴らしい本でした。最後の職人の継承者問題は喫緊の課題ですね。京都に文化庁を移動させた事も納得の、京都の職人の層の厚さに驚きました。
Tomo
2024/10/21 20:03

私もこの本を読んで彬子女王の文章のファンになりました❣️他の本も追いかけたいと思っています😊次に歌舞伎を見る時には、黒御簾をチェックしたいと思っています😁

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ひろさん
面白くて一気読み。60歳を過ぎた3人の幼馴染が行き倒れた親子連れに遭遇する。情けをかけるお管(すげ)、流行病かもしれないと警戒するお麓(ろく)、あたふたするお修(しゅう)トリオが二人を長屋に連れ帰る。 母親が亡くなってから、言葉を発する事が出来ない8歳ぐらいの娘の対応に困りながらも、かける愛情は深い。うるさいと思っていたはずの幼馴染の丁々発止を、頼もしく思えるようになったお麓さんが何とも可愛らしい。
山猫
2024/10/17 17:37

あのー、3人の場合は「コンビ」ではなく、通常「トリオ」と呼びますが………

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ひろさん
ベルジェ江戸川という4軒で一つのアパートに住む人達のそれぞれの短編集。単身3人と3人家族の4組。関東に土地勘がない為、その地に根差した感覚は分からないけれど、番外地にスポットを当て所属のない一見、宙ぶらりんな感覚を思い起こさせてくれます。 ある主人公が散歩中、小さな女の子と手をつないだ親子を見かけて、つないだ手から愛情を受け取っているのは、しかも多量に受け取っているのはお母さんの方なんだろうなという見方をさせる作者の感覚が好きです。
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ひろさん
十三夜の夜に月を見ながら読みました。原田ひ香さんご推薦?。現代語訳を読んだので読みやすかったのですが、さてこの時代背景に違和感しかありませんでした。 明治時代に御大家に貰われていった娘が十三夜に離縁を覚悟して実家に戻ってくる話。父母と話し納得して自宅に帰ろうとして乗った人力車の車夫はかつての想い人。その後の展開も救いが無く感じました。何とも言えません。 ただ文章はテンポがあって独特の言い回しで太夫さんの話す文楽のようでした。
十三夜
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ひろさん
源信が綴った往生要集。その地獄事典をユーモラスな絵で解説した親切な本。源信が活躍した恵心院は比叡山にあり、訪れた事もあり興味を持ちました。しかしどれだけ柔らかく表現してもやはり地獄。絵は残虐で怖いです。 解説を主に読み、日本の四十九日法要などの忌日法要と中国の十王信仰が結びついているなど初耳です。 地獄の成り立ち(時代背景)や怨霊など興味深かったのですが、現代では死後に閻魔様に怒られるという意識は薄いかもしれません。
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ひろさん
彬子女王とは、皇室のどの宮の方かしら?ぐらい無知だったのですが、本を借りた数日後、「あの本、読みました?」で文庫本が2024年上半期ベストセラーランキング3位であると取り上げられていて、出版事情を知りました。 読み始めてみると、本当に面白い。真面目で、学問に対して真摯に努力される方であると言うことがわかる上、とても言葉選びが素敵でユニークさを持ち合わせていらっしゃることを実感しました。苦労したことが多かったはずの留学記、素晴らしい読み物になっています。彬子女王の他の本があるなら読んでみたいです。
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ひろさん
図書館のお勧めコーナーから。坂内拓さんのイラストレーションと14人の作家の一人2500字程度で花王プラザのWEBコンテンツをまとめた物。 朝、夕暮れ、夜11時と時間をテーマにしたエッセイ。私は子育て時期を経て夕方8時を過ぎると自宅にほぼ居る生活になり、夜の11時の過ごし方に共感することが多かったです。 朝のすがすがしさ、夕暮の切なさ、深夜の楽しみと眠気。 それぞれの作家らしい表現を読むのがアンソロジーの楽しみ。
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ひろさん
ドラマ「海のはじまり」の中で、物語の重要な要素であったこの絵本。母親の死を経て、ラストは父親と暮らすストーリーだったので、母親に読んでもらった大事な思い出の絵本として読みました。 人の死を理解できるギリギリの小学生低学年の子供に、人は亡くなっても思い出は消えない。そして心の中にずっと生き続けていると言うことを教えてくれる物語でした。また、人生はそれからも進んでいくことも。 「昨日の朝より、明日の朝より、今日の朝が1番好きさ」。
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ひろさん
場面緘黙と言う言葉を知ったのは中学生になる頃でしたが、最近そういう子たちと触れ合う機会があり、何かヒントにならないかと思って読んでみました。親子でトレーニングをしてみませんか?と言うレベルから、少しずつ話せるようになった事例が書いてありました。 焦ることなくでも見逃すことなく子供の様子を見て、1歩ずつでも前進していければいいなと思いました。褒めること、認めてあげること、本人が自信が持てる事が大事ですね。
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ひろさん
先週木曜日の「この本読みました?」の中でも著者が紹介されていた本が、図書館で順番が回ってきたので読みました。読書と言う文化が根付いた、明治期から2020年のコロナ禍を経た現代までの読書習慣についての考察と、私たちの働き方との関係をまとめた本でした。結局本を読むためには、働き方改革が最善ですね。携帯触らなければもっと読めるのですが😅 余談ですが、坂の上の雲文庫本、全8巻を読み通した家族がいて、ふむふむなるほど!と納得でした。司馬遼太郎はサラリーマンに人気のある理由が腑に落ちました。
が「ナイス!」と言っています。
ひろさん
寺地はるなさんと町田そのこさん目当てで読みました。 冠婚葬祭に関するアンソロジー。「冠婚」は結婚と思っていましたが、「冠」は成人式の意味だったのですね。人生の転機になるその日。作家にも覚悟が必要なテーマですが、読む方も少し覚悟を持って読みました。その上でなお町田そのこさんの物語は素晴らしかった。自分の年齢が母親世代だからこそまた冠婚葬祭に対する感じ方が変わってきたのかもしれません。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/08(4797日経過)
記録初日
2011/07/12(4916日経過)
読んだ本
1768冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
437753ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1665件(投稿率94.2%)
本棚
15棚
性別
血液型
O型
自己紹介

「ひろさん」です。
名前を読んでいただく時にはそのまま「ひろさん」で呼び捨てで構いません。ご自由にお呼び下さい。

読書メーターを始めて、読み友さんの感想に導かれ作家を開拓する楽しみを知りました。本はほぼ図書館で借ります。積ん読を減らす事に挑戦したいけれどお気に入りの作家が増えた分、新刊を追うだけで手一杯。
本屋大賞ノミネート作はほぼ読みます。

お気に入り作家
高田郁、町田そのこ、小野寺 史宜、
原田マハ、北大路公子、寺地はるな、
湊かなえ、瀬尾まいこ、朝井リョウ
宮下奈都、小川糸、西條奈加、
小路幸也、近藤史恵、辻村深月、
坂井希久子、垣谷美雨、三浦しをん、
西川美和、有川浩、又吉直樹、
古内一絵、柚木麻子、額賀澪、他

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