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2024年12月の読書メーターまとめ

草庵知足暮らし
読んだ本
6
読んだページ
1253ページ
感想・レビュー
6
ナイス
65ナイス

2024年12月に読んだ本
6

2024年12月のお気に入り登録
3

  • 中玉ケビン砂糖
  • ラベンダー畑
  • ユズル

2024年12月のお気に入られ登録
3

  • 中玉ケビン砂糖
  • ラベンダー畑
  • ユズル

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

草庵知足暮らし
優しい物語が紡がれていく作品。オムニバス形式というのだろうか。概ね満足だったが読後には少し違和感が残った。 それは個人的にだが、タイトルにある冬のイメージが強い「ココア」と「オーストラリアのシドニー」という街が関連付け難かったこと。そして各章のテーマである色とタイトルとの繋がりを感じられなかったためだった。 しかし本の最後で出版にあたって改題されたことがわかり一応納得。 さらっと読むにはいい本だが、どちらというと同じココアでもあっさり系の印象。個人的にはもう少し濃厚さが欲しいかな。第1話が一番好きです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月にナイスが最も多かったつぶやき

草庵知足暮らし

押入れの中。このつぶやきの画像は少し画質が落ちるのが残念。掃除後の空気感まで写ると良いな。さてもう少しがんばろ。

押入れの中。このつぶやきの画像は少し画質が落ちるのが残念。掃除後の空気感まで写ると良いな。さてもう少しがんばろ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
6

草庵知足暮らし
掃除のモチベーションを上げたい時に開く本。食と掃除について禅の作務が写真と共に載っている。実は僕の実家は寺院で掃除は生活の一部だったが、社会に出て仕事人間やってる内に家事全般を軽視するようになってしまった。仕事を離れ大幅な捨て活を実行し、物の少ない空間になって日々の掃除習慣は復活したが、やはり年末には大掃除がしたくなる。竹箒、トタンのバケツ、雑巾、集めた枯葉を篩う箕までフル稼働。すると古びた家であっても空間にピンと張った清浄な気配を感じる。空気が整ったこの感覚がこの本の伝えたいことの一つではなかろうか。
が「ナイス!」と言っています。
草庵知足暮らし
ネタバレ冒頭の山田さんの笑顔にやられた。佐々木さんってあの「ピーちゃん」の佐々木じゃないよね、似てるんだけど🤣。主人公と一緒にちょいワル田山さんに翻弄されてページを繰る毎に「く〜!」なんて変な声出てしまう。山田さんに差し入れ考えた時に「こういう勘違いおやじが変な事件とか起こすんだろーな」って考え直す姿に共感。怖いよね、若い女性に声かける時って。死の14連勤にクタクタになって「俺たち何か悪いことしたのか」って経験アリアリで解り過ぎる😂。0本目のクレーマーに泣かされた彼女に伝えた言葉、カッコイイぞ佐々木。
が「ナイス!」と言っています。
草庵知足暮らし
「心の出家」というフレーズに惹かれて購入。「反応しない練習」シリーズは非常に人気が高いようだが少しロジカル過ぎかなと感じた。自分的には「反応しない」より、「相手の背景を想像してみる」とか「メメント・モリ」(死を想うこと)で怒りが収まるようだ。ただ、指紋の数だけ人間はいるのでこの筆者の本がピッタリ合う人もいるだろう。その多様性といのちの有限性を考えることで「私が、私の」という妄執は薄くなっていく。そしてこの本のように自分と異なる表現との出会いもまた、世界の広さと豊かさそして無常さを思い出させてくれる。
が「ナイス!」と言っています。
草庵知足暮らし
ネタバレ1巻から5巻までのまとめ感想。主人公と同じく病気がひとつの理由で仕事を辞めた自分にとっては共感ばかりだった。特に1巻の「ネガティブ・ケイパビリティ」の下りは、社会から離れたことで「役立たず」に思える自分の心の置き所を教えてもらった気がする。薬膳と共に穏やかな人々との交流によって、時々落ち込むことがあっても少しずつ心身の健康を取り戻していくさとこさん。ダーニングや醤油麹作りは僕の新しい趣味になりました。作者の体調の都合なのか出版ペースが年1回なのもすごくいい。毎年の発売日が待ち遠しくてたまらない😆。
が「ナイス!」と言っています。
草庵知足暮らし
僕は長年建築設計に携わって来たが、「所有という傲慢」に陥りがちな人間の欲に嫌気がさして闘病を理由に49歳で仕事を辞めた。同時に己の承認欲求でしかなかった大量の物をはじめ持ち家も車も手放した。その意味で筆者に親近感を感じていたがこの本を読んで驚いた。僕の隠遁生活は人嫌いが根底にあるが筆者にはそれがなく、逆に限りない愛を人々に注いでいる。確かに自分で自分の世話をすることは生きる上での基本中の基本。それを忘れがちな僕らが謙虚さを取り戻し、先の見えない未来を自分の足で歩くためのヒントを提案してくれている。
が「ナイス!」と言っています。
草庵知足暮らし
優しい物語が紡がれていく作品。オムニバス形式というのだろうか。概ね満足だったが読後には少し違和感が残った。 それは個人的にだが、タイトルにある冬のイメージが強い「ココア」と「オーストラリアのシドニー」という街が関連付け難かったこと。そして各章のテーマである色とタイトルとの繋がりを感じられなかったためだった。 しかし本の最後で出版にあたって改題されたことがわかり一応納得。 さらっと読むにはいい本だが、どちらというと同じココアでもあっさり系の印象。個人的にはもう少し濃厚さが欲しいかな。第1話が一番好きです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/12/21(19日経過)
記録初日
2024/12/21(19日経過)
読んだ本
8冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
1871ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
8件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

以前は読後の感想を書くことが好きでした。この読書メーターもよく拝見させていただいたものです。

しかしここ数年はネット上で自分の思いを言葉にすることに抵抗を感じていました。無茶なクレームに接する職場で心身を痛め、モラハラなコメントや暴力的な言葉に恐怖を感じるようになっていたからです。

しかし最近、再び自分の感想を文字にしたいという気持ちが湧いて来て、この読書メーターで印象や感情を言語化するリハビリの一環として感想を書くことを始めました。

文章についてはもちろん言葉は慎重に選びますが、個人的感想につき肯定的表現ばかりではないことをご了承いただければ幸いです。少しずつ正直な自分の言葉を取り戻していきたいです😊。

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