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9月の読書メーターまとめ

ぱせり
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9月に読んだ本
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9月のお気に入られ登録
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  • Yuhei

9月のトップ感想・レビュー!

ぱせり
『君たちはどう生きるか』の吉野源三郎は「「人間を信じる」、何度でも。戦後、荒れ果てた人心を目の当たりにしてなおそう呟いた」そうだ。この「人間を信じる」は、この本を今という時に私たちに手渡してくれた梨木香歩さん自身の言葉でもあると思う。信じて語ってくれた数々の言葉を「チーム私」はリーダーとともに大切に読んでいく。
が「ナイス!」と言っています。

9月の感想・レビュー一覧
17

ぱせり
野や森には動物がいて、町には人がいる。ときどき両者は混ざり合い(挿し絵では、物言うヒキガエルもネズミも、人間の子どもくらいの大きさに描かれる)この不思議にあいまいな境界が楽しい。移ろう季節を寂しく思いながら、今、消えずにある、この一瞬を全力で楽しもうとする動物たちが愛おしい。
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ぱせり
子どもたちの間でどこでもそんなことは起こっているだろう。でも、考えてみれば、根深い問題を抱えていることに気がついてはっとしたりする。それを不発の爆弾みたいに抱えて、私は大人になってはいないか。もし名前をつけて呼ぶなら、肌の色、富と貧困、戦争など。でも、それで「ああ」と言いたくない、一人ひとりの子どもがいる。
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ぱせり
痛ましい殺人事件が起こったのだ。犯人は卑劣漢である。物語もずいぶんとひねくれた(凝った、ともいう)構成になっているじゃないか。それなのに、読んでいる間も、どろどろした感じはなかった。そのうえ、こんなに気持ちのよい結末が待っているなんてね。ほーっと息をつきながら、これは、故人への最高の供養だよねと、思っている。
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ぱせり
自分の中の(ない、なんて言えない)気づいていない差別が恐ろしい。そう考えると不安にもなるけれど、それだから、この本はわたしの肩を叩く。人の中へ行こうよ、と。「大切なのは、自分の問題として考える想像力」この想像力、人に会いたい、その人のことを知りたい、そこから始まって広がっていくのだと感じる。
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ぱせり
釣り竿を振る彼はいつでも、ひとり(孤独)だった。その「ひとり」の充実を私は読んでいたのだと思う。彼だけがもっているその輝ける充実した世界に魅せられる。彼が釣り(その環境すべて)から得ていた精神の自由に照らされる。本はいい。私にもきっと彼の川や釣りに相当するものがあるのではないか、と知らせてくれる。
が「ナイス!」と言っています。
ぱせり
『君たちはどう生きるか』の吉野源三郎は「「人間を信じる」、何度でも。戦後、荒れ果てた人心を目の当たりにしてなおそう呟いた」そうだ。この「人間を信じる」は、この本を今という時に私たちに手渡してくれた梨木香歩さん自身の言葉でもあると思う。信じて語ってくれた数々の言葉を「チーム私」はリーダーとともに大切に読んでいく。
が「ナイス!」と言っています。
ぱせり
たくさんたくさん似た物語があると思う。だから、ちょっといいなくらいでは、満足したくない。とはいえ、印象的な細部が物語のあちこちにちりばめられていて(四季のどの章にも溢れんばかりの桜色、変わるもの・変わらないもののこと)雰囲気のある作品だった、と思う。
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ぱせり
眩暈がしそうな大海原の広がりの中で自分がとても小さくなって消えてしまいそうな気がしてくるし、自分自身が大きく広がっていき海と同化するような気持ちになる。老人は勝ったのか負けたのか。たぶん勝ち負けを突き抜けたんじゃないか。もっと高いところへ。黄昏の浜辺で子猫のように戯れるライオンの夢を見る。おおらかな休息。
ガーネット
2020/09/17 20:17

物語もさることながら、新潮文庫のこの表紙が、とても好きです♪

ぱせり
2020/09/19 09:33

ガーネットさん、ほんと、この表紙、素敵ですねー♪

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ぱせり
『ペーパーボーイ』から六年。スピロさんとの約束を果たすためにヴィクターは旅に出る。相棒は、以前スピロさんと交わしたいくつもの会話。それから『老人と海』の数々の場面。ヴィクターの吃音が、かえって、彼が出会った人々の外皮に惑わないことを際立たせる。旅の終わりに彼が贈られたものに、胸がいっぱいになる。
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ぱせり
『虫めづる姫君』この物語の作者は、なんと、この姫をいきいきとかわいらしく描き出したことだろう。この物語の作者は、いったいどういう人だったのだろう、と気になる。いやいや、『堤中納言物語』の編者はいったいどういう人だったのだろう。ほとんどの物語から、はつらつとした弾力のようなものを感じる。
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ぱせり
人も住まいも儚いけれど、「鴨長明は、そんなつもりはないままに言葉による建物を建てたのだ」という蜂飼耳さんの言葉を味わいながら、言葉による方丈の庵をいま、わたしも訪れる。(付録の)発心集の、設計図を書く貧男のように、ここに、心を住まわせることもできる。
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ぱせり
元気で時々憎たらしい子どもたちの身体を透かして小さな赤い火が見える。さびしくて美しい小さな灯。子どもにはわかりえない様々な理由で、去っていく者と置いていかれる者。さびしくても悲しくてもどうしようもない。だから、互いにせめて何か挨拶を送れたら、と思う。風が変わることで。ともに旅することで。あるいは安らかな笑みで。
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ぱせり
カルトは、小さな教団から国へ。全体主義とカルトはなんてよく似ているのか。背中を逆なでするような声がどんどん高くなってくる。だけど待って。激しい声の間から聞こえてくる静かな声を聴く。まず、深呼吸しよう。まず、私の物語を確認しよう。それから、よしとページの上にもう一度戻る。
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ぱせり
馬や猿など、それから、ぞう、きりん、らいおん、ひょう、はげわし、わになどが人ととともに活躍する。アフリカなのだ。夜、寝る前に読んだお話は、アフリカの草原や森、山の上の風を運んできてくれた。訳者による「あとがき」で、ナイジェリアを夜行の貨物列車で旅したときのことを語っていて、その話が印象的だった。
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ぱせり
この本のタイトルにはアフターコロナとあるけれどコロナがあろうとなかろうと、二人の医師の言葉は揺るがない。子どもの傍らの大人たちへの言葉も平時と変わらない。激しく動いている世の中で、変わらず揺るがずいるってすごいことだと思う。知恵と経験とに裏打ちされた言葉が、読み手の気持ちを落ち着かせ不安を別のものに変えていく。
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ぱせり
読んでいるだけで、もう最初から息が上がっているが、終わってみれば、走ったあとみたいに、こんなに気分がいい。真夜中から始まった一日の物語は、真夜中に終わるのだ。家族の安心の笑顔をぐるりと見渡しながら、ちょっと夜更かししすぎじゃありませんか、みなさん。と声をかけたくなっている。
が「ナイス!」と言っています。
ぱせり
あれこれの場面が何度も繰り返される。同じ線を何度もなぞった鉛筆画のようなイメージ。タイトルの消しゴム、ヴァラスがさがしていた消しゴム、あれはなんだったのか。鉛筆画の何度もなぞられた線の、そのいらない線を消していく作業をするために読者に提供されたものであったのだろうか。あるいは「〈余分の〉二四時間」を消すための?
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/03/01(4260日経過)
記録初日
2008/01/05(4681日経過)
読んだ本
2145冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
531206ページ(1日平均113ページ)
感想・レビュー
2118件(投稿率98.7%)
本棚
88棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kohitujipatapon/
自己紹介

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積読本は、ほんとは積読本ではありません。
大好きな本の表紙が見えるところにあると嬉しいな、と思って並べています。



-わたしの宝本- 
「にぐるまひいて」 ホール/クーニー
「リトル・シューベルト」 ゴフスタイン
「ジョー アンド ミー」 プロセック
「こうちゃん」 須賀敦子/酒井駒子
「少女ソフィアの夏」 トーベ・ヤンソン
「たんぽぽのお酒」 レイ・ブラッドベリ
「プラテーロとわたし」 J・R・ヒメネス
「夜と薔薇」 森雅之

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