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7月の読書メーターまとめ

ぱせり
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7月に読んだ本
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  • シュナイダー

7月のトップ感想・レビュー!

ぱせり
好奇心と人懐こさを携えて気の向くままに自分の足で歩き回った香港の街には、ガイドブック片手の名所巡りとは別の出会いがある。一期一会の人たちが印象的。失業者の青年とともに「そば」をすすった事。路上で漢詩を書く「乞食」。子どもの顔に戻った物売りの少女たちの住所。マカオの俄かギャンブラーの内なる声は天使か悪魔か。
が「ナイス!」と言っています。

7月の感想・レビュー一覧
18

ぱせり
訳者あとがきによれば、ニューヨークの愛称がビッグアップルであるように、シカゴといえばウィンディシティ、風の街なのだそうだ。風。この短編集を読むことは、自分がひと吹きの風になり町を渡りながらあたこちの風景に触っていくような感じだ。『冬のショパン』『荒廃地域』『夜鷹』が特に好き。
が「ナイス!」と言っています。
ぱせり
好奇心と人懐こさを携えて気の向くままに自分の足で歩き回った香港の街には、ガイドブック片手の名所巡りとは別の出会いがある。一期一会の人たちが印象的。失業者の青年とともに「そば」をすすった事。路上で漢詩を書く「乞食」。子どもの顔に戻った物売りの少女たちの住所。マカオの俄かギャンブラーの内なる声は天使か悪魔か。
が「ナイス!」と言っています。
ぱせり
ウナギの絶滅は人にとってどうなのかという問題ではない。絶滅危惧種に関わる問題って難しい。純粋に、絶滅が大問題なのに、別の立場(というより次元?)の団体や業界の思惑などが絡むとますますややこしくなってしまう。表紙には「そのモヤモヤにお答えします」が、小さなモヤモヤの解決はもっと大きなモヤモヤの入口かもしれない。
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ぱせり
ベンの父は日本語を軽蔑していた。その日本語にベンがのめり込んでいくことは、父との決別も意味したのだろう。先に読んだ温又柔さんの『「国語」から旅立って』の言葉「日本語はわたしたちのものである」という言葉が蘇る。「わたしたちのもの」の意味はとても深くて大きいのだと思う。
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ぱせり
「日本語はわたしたちのものである」という言葉。わたしたちとは(日本人も含めて)日本語とともに生活する地球の上のたくさんの人びとのことだ。胸をはって大きな声で、私もその「わたしたち」のうちの一人と言えるようになれば、いいや、そんなこと言うまでもないでしょ、と思えるようになれば、誰もの居心地の悪さは消えるはずだ。
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ぱせり
サラがやってきて二年目の夏、草原は大干ばつに見舞われる。『のっぽのサラ』の続編。枯れた大地だろうが、緑と青い海に囲まれた大地だろうが、その地を愛する人だけが知っている豊かさがある。目に見えても見えなくても、その人は、自分の大地に名前を書く。それは、たった一つである必要はない。
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ぱせり
絵本『人生の最初の思い出』からこの本を思い出して再読。『人生の……』の「わたし」は両親とともに大草原から海辺の町へ引っ越していく。その逆コースのサラの思いに、『人生の……』の「わたし」の思いが重なる。そうか。この物語は、海からやってきたサラが、大草原に、どうやって海を持ってきたか、という話でもあったのだ。
Frederick
2021/07/21 10:30

『人生の〜』はマクラクランでしたか。読んでみます。

ぱせり
2021/07/22 05:28

ぜひ! よかったですよ。

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ぱせり
大海原を渡る客船の旅、アフリカを横断する列車の旅、移り行く風物を楽しむ。同行する人びとがそれぞれに個性的でおもしろい。(だけど、そのうち一人は間違いなく怖い奴)町を走り抜けて、隠れ家にひそみ、見えない敵を欺き、欺かれる。怪しいのやそうでないのが次々に行動をおこし、ロマンスなども芽生えて華やか。明るい冒険譚。
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ぱせり
膝の上で子はうふふと笑う。笑いながら、からだがパッカパッカと横揺れしている。 本をもってきて大人の肩にむかって足を上げていることもある。読んでほしいのかなー、それとも、おうまさんしてほしいのかなー、どっちかな。どっちでもいいや。 読むことと遊ぶことの境界、ないんだね。からだ全体で絵本を楽しんでいる。
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ぱせり
「わたし」が置いていきたくなかったもの、こと。「わたし」が持っていこうと思ったもの、こと。中身は違うけれど、思いは一緒。「わたし」の言葉を読みながら、私は、私の思い出をさがしている。一つ一つ取り出して、皺をのばして、ほら、ちゃんとここにある、と確認している。
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ぱせり
人なり動物なりが探していたこの場所に辿り着いたことは、この場所の側にこそ意味があるのかもしれない。そのために長い長い年月、準備をしてきたこの寺の奥庭が、彼らを一瞬迎え入れることができた、ということに。ハンガリーの作家は、わたしを京都に連れていってくれただけではなく、もっと深い奥庭まで連れて行ってくれた。
Frederick
2021/07/14 13:16

何だか不思議な本ですね。読んでみたくなりました。

ぱせり
2021/07/15 20:28

コメントありがとうございます。不思議な本でした。ちゃんと読めた自信がないのですが、どうぞ手にとってみてくださいね。

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ぱせり
最後のお話が『おわりのないお話』で、「……きょうはここまで。また今度、お話のつづきをしましょうね」名残を惜しみつつも、ここでおしまいではないこと、このつづきがあることに納得して、楽しみを近い未来に持ち越しながら本を閉じられるうれしさ。 いつかどこかで、お話のつづきがまた始まる、きっと。
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ぱせり
ミステリもよいが、それよりも主人公たちと一緒にちょっとゆっくりめの休日を楽しむつもりで読んだ。ミルンのもう一つのミステリ『赤い館の秘密』に、さらに輪をかけて(殺人事件を扱っているにもかかわらず)牧歌的で呑気だった。もちろん、あと味も……辟易するくらい、良し!なのだった。
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ぱせり
不思議な複眼人の存在は死者に寄り添う。その対極のような存在が、ゴミの島に乗ってやってきた少年アトレで、生者に寄り添う存在と思う。「天気はどうだい」「よく晴れているよ」が神話の始まりのような気がする。それぞれが自分自身の歌を歌い、物語を語るのを聴いている。物語が寄り集まって新しい神話になっていくようだ。
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ぱせり
日本の軽業師の娘とイギリスの革手袋職人の息子が、混乱のなかで、自分の道を開こうとすること心に残る。あっと驚くのは最後のページ。そういうことだったのか!成長した彼らがどこかで再会できたらいいのに。勿論そんなことはあり得ない……だろうか?ファンタジーの力を借りて。妖精パックの力を借りて。あり得る話、と思う。
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ぱせり
もっとも好きなのが『城の崎にて』と『焚火』。静かな日々は死を隠している。はっとするけれど、同時に腹の据わった覚悟のようなものも感じて、いっそう今の山里での充実した時間が愛おしく思えてくる。ことに『焚火』がいいな。わたしも、梟の声を聴いたら、きっと(物語を思い出して)「五郎助、奉公」と聞きなすだろう、と思う。
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ぱせり
浮き彫りになるのは、渡り労働者たちの、明日のない厳しい生活だろうか。そして時々は起こってしまう、どうしようもない事件。何度も語られるふたりの夢はひときわ美しく輝く。ジョージが語る話を、わたしもレニーと一緒に何度でも聞きたい。サリーズ川のほとりの木の下で。
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ぱせり
ちょっと変わったミステリだった。変わった幽霊譚であり、たまには、気の利いたおとぎ話のようで。一作一作を読み終えた時には、謎が解けた驚きよりも、そこに関わっていた人のその後が気になって(本当の気持ちに気がついたから)このまま読み終えたくないように思えてくる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/03/01(4538日経過)
記録初日
2008/01/05(4959日経過)
読んだ本
2315冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
578243ページ(1日平均116ページ)
感想・レビュー
2288件(投稿率98.8%)
本棚
89棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kohitujipatapon/
自己紹介

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積読本は、ほんとは積読本ではありません。
大好きな本の表紙が見えるところにあると嬉しいな、と思って並べています。



-わたしの宝本- 
「にぐるまひいて」 ホール/クーニー
「リトル・シューベルト」 ゴフスタイン
「ジョー アンド ミー」 プロセック
「こうちゃん」 須賀敦子/酒井駒子
「少女ソフィアの夏」 トーベ・ヤンソン
「たんぽぽのお酒」 レイ・ブラッドベリ
「プラテーロとわたし」 J・R・ヒメネス
「夜と薔薇」 森雅之

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