もともと映画の方は大好きで何度か見ており、原作未読なのと続編もある事を知り手に取る。やはり最高に面白い。そして読んでみて映画が原作に沿って忠実に作られていることも分かった。作中で祥子が世之介のことを「色んなことにYESと言ってるような人」と評してたとき、友達の顔が浮かんで自分にも世之介のような友達が居るなと思って、なんだか有り難い気持ちになった。「ちはやふる」じゃないけど青春の一瞬を永遠に留めてある作品だと思う。最高でした。

相変わらず面白くて温かくて懐かしい。だけど世之介にとって最後の一年っていうのが根底にあって、どうにも切なさが付きまとう。それでも美味そうなものばかり食べ、缶ビールを開ける世之介はやはり幸せそうだ。著者の吉田さんから世之介への愛を感じる。下巻も楽しみます。

読書の為の本とか定期的に読みたくなる。この本は古典文学への興味を示してくれたのが良かった。ただ著者の齋藤孝さん自身に、あまり深みを感じられない。

もともと映画の方は大好きで何度か見ており、原作未読なのと続編もある事を知り手に取る。やはり最高に面白い。そして読んでみて映画が原作に沿って忠実に作られていることも分かった。作中で祥子が世之介のことを「色んなことにYESと言ってるような人」と評してたとき、友達の顔が浮かんで自分にも世之介のような友達が居るなと思って、なんだか有り難い気持ちになった。「ちはやふる」じゃないけど青春の一瞬を永遠に留めてある作品だと思う。最高でした。