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2025年1月の読書メーターまとめ

yoshichiha
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感想・レビュー
12
ナイス
106ナイス

2025年1月に読んだ本
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2025年1月のお気に入られ登録
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  • WATA

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yoshichiha
- なぜ神を信じ苦しむものがいるのに神は何もしてくれないのか、という信仰のテーマ。 - キリスト教者ではないので、「そりゃそんな全知全能の神はいないからだよ」と思うけれど。 - 踏み絵を踏んで、棄教してしまった方が楽なのではと思ってしまうわけだが、そもそも幕府から農民に対する支配は厳しく、苦しい生活の中で唯一手に入れた安らぎとしての信仰を捨てることを強要される、という構図が、社会としてやはり苦しいな、と感じる。 - どこまで行っても、信仰はその人の中にあるもの、個人のものである、というお話なのかな。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
12

yoshichiha
本を読むことについてのエッセイだが、著者の中にあるとてもナイーブで内面的、繊細な部分を、丁寧に、閉じすぎずに、でも少しもどかしさを残すくらいの距離感で綴っている。その距離感がおもしろいというか、文章の妙だなと思った。
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yoshichiha
推し活はSNSで仲間と繋がることが醍醐味の一つなのだと思うが、そうすることで他人の言葉で頭が埋め尽くされてしまい、自分の言葉が作れないことが、オリジナルな感想を残せない理由だ、ということが主張のポイントだと思った。 文章術の本ではあるが、対象とするシチュエーションがしっかり決まっているので、ポイントはシンプルでわかりやすく、参考になるのではないかと思う。
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yoshichiha
尋問の中で相手に情報を喋らせる描写、相手の心理をコントロールしようとする描写は興味深かった。あと、戦闘描写はとても細かく、映像化されたらおもしろいかもなと思った。 全体としては、警察組織や軍事分野など細かい描写でリアリティを醸し出しつつ、プロットとしては大陰謀バトルにびっくり人間バトルで、ファンタジーさで打ち消されて、全体としてはうーんなんとも言えん、という感じ。
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yoshichiha
人間の本能的な振る舞いで言えば、地図なし・情報をシャットダウンして山に入る、ということはむしろ脱・未来予測しているわけで、それは不自然なことではないか、という気づき。未来を多少なりとも予測できているからこそ、地図なし登山も心が軽くなる。何が人間の第一原理かということに、すごーく大変なことをして、一周回って気づく感じが深くて面白い。
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yoshichiha
こども時代の逆境体験を、質ではなく量的に捉えることで見えてくるものがある、というのは興味深い。 両親の離別や、家族の精神疾患、服役などもACEに入る、というのは知らなかったが、単純に「虐待」というカテゴリに入るものばかりではなく、子どもに与える家庭影響の幅広さを感じる 具体的な提言はしっかり頭に入れておきたい。
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yoshichiha
- 本好きな人、本屋が好きな人にとってはとても読み口の良い小説。登場人物もいい人ばかりで、安心して気持ちよく読める。登場人物それぞれが少しずつ癒されていく様子も良い。 - ヨンジュは小説の主人公や作家に何か期待を込めすぎじゃないかな、と思ったりもしないでもないけれど、物語を紡ぎ出すということはそれくらい大きなことであるのかもしれないと思ったりもする。 - あとがきで、作者のファン・ボルムは「かもめ食堂のような場所を書きたかった」と言っていて、なるほどなあ確かにそういうイメージかもしれない、と思った。
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yoshichiha
- なぜ神を信じ苦しむものがいるのに神は何もしてくれないのか、という信仰のテーマ。 - キリスト教者ではないので、「そりゃそんな全知全能の神はいないからだよ」と思うけれど。 - 踏み絵を踏んで、棄教してしまった方が楽なのではと思ってしまうわけだが、そもそも幕府から農民に対する支配は厳しく、苦しい生活の中で唯一手に入れた安らぎとしての信仰を捨てることを強要される、という構図が、社会としてやはり苦しいな、と感じる。 - どこまで行っても、信仰はその人の中にあるもの、個人のものである、というお話なのかな。
が「ナイス!」と言っています。
yoshichiha
- 訂正する力、という主テーマについては、まさにそうだなと思う。単純に、頑なになることに意味はないし、異なったポジションから全くお互いに変化しないのでは、対話する意味がない。 - また、その周辺文脈として、リアルで話すこと、いろんな文脈を付与しながら話すこと、みたいなことは自分の感覚として非常に重要だなと思った。主張をポイント絞って、140字にまとめるというのは、もちろんある種のスキルとしては重要なわけだが、その140字のやり取りをぶつけ合うのではやはり展開に限界がある。
が「ナイス!」と言っています。
yoshichiha
- ビジネス書、仕事の進め方のポイントとしては、割と当たり前のことが書いてあるように思う。 - スキーマという、認知科学の考え方でもって、言葉のコミュニケーションの手前に、物事の捉え方・考え方の差異があるのだということを理解しておかないと、にっちもさっちも行かないよ、ということを言ってくれているわけだが、まあそうだね、という印象。 - 若手で仕事のコミュニケーションなどに苦労している人は読んだら良いかも。
が「ナイス!」と言っています。
yoshichiha
ネタバレ- 「読むだけじゃダメなのか」という切実な内海の声が、心に響く。小説を深く読み味わうこと「しか」できない、という自身の性質と、それを「赦す」ことになる小説。 - ちょっとしたミステリ要素も、なかなか良かった。 - 宇宙の始まりの理からつながり、人間は心の中に、意味を増やし続ける生き物であり、その意味はフィクションを得ることで一気に豊かになった、だから小説は読むだけで良い、というメッセージは独特だが、まあそこは刺さる刺さらないはあると思う。自分は別に、と言う感じ。プロットとしては感心したけど。
が「ナイス!」と言っています。
yoshichiha
かなりたくさんの要素が入り混じっていて、一言では難しいし、楽しめたかと言われたらよくわからない。 弾圧されていた隠れキリシタンとの繋がりという主人公のルーツ、第二次世界大戦での非侵略国であるベトナムのアインのルーツ、そして第二次世界大戦旧日本軍のトランペット吹き鈴木、というファクターをどのように繋げて読むと良いのか、結構難しい。
が「ナイス!」と言っています。
yoshichiha
- かなりたくさんの研究事例を一冊の本の中で取り上げているため、切り口も多くなり、全部をすらっと読んで頭にいれるというのは難しいけれど、自分の中で刺さるポイントをしっかり押さえておくととても参考になる本ではないかと思う - 研究のエビデンスというのはあくまで統計的にこうだったということであり、個別に一人ひとりの子どもに効果があるなしは個人差がある、ということは意識せねばならない - 非認知能力や成長マインドセットは、大人も大事
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/26(4833日経過)
記録初日
2011/11/26(4833日経過)
読んだ本
1196冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
327869ページ(1日平均67ページ)
感想・レビュー
540件(投稿率45.2%)
本棚
0棚
性別
年齢
39歳
血液型
O型
職業
事務系
現住所
福島県
外部サイト
自己紹介

こんにちは。文学部卒、SEを6年やったあとにNPOで働き、社内SE、広報、寄付などの仕事をしたのち、いまは障害児福祉事業のマネジャーをやっています。
新卒で入った会社でいろいろ悩む中で、本を読んでなにかヒントを得たいという気持ちから、2012年ごろから冊数を数えたりして意識的にやるようになりました。まあ、今振り返ると内容覚えてない本もいっぱいあるけど。
最近は仕事のためだけでなく、自分自身の学びを深めたいなという気持ちが強くなってきています。
福島県在住で、平日半分リモート、半分都内に出社という感じのスタイル。奥さんと、小学生の子どもが二人います。
2024年はいっぱい読みたい。あと、パラパラ読みを会得したい。

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