ネタバレ元々タイトルは聞いていたところに劇場で映画化の予告編が来ており、興味が湧いたので購読。序盤は謎そっちのけで三島の独白が続きもどかしかったですが、ラスト付近でタイトルが回収されたところでクイズもある意味では芸術と似ているんだなと感じました。個人的に二次創作とかするので、三島のようにクイズを自分を深めるためにするのか、本庄のように周りの需要に応えてビジネスに繋げるためにするのか、一体どちらが正しいのかというクイズには答えが存在しないことを身をもって知ってるので、最後の方でやっと三島と本庄に親近感が湧きました笑

ネタバレ元々タイトルは聞いていたところに劇場で映画化の予告編が来ており、興味が湧いたので購読。序盤は謎そっちのけで三島の独白が続きもどかしかったですが、ラスト付近でタイトルが回収されたところでクイズもある意味では芸術と似ているんだなと感じました。個人的に二次創作とかするので、三島のようにクイズを自分を深めるためにするのか、本庄のように周りの需要に応えてビジネスに繋げるためにするのか、一体どちらが正しいのかというクイズには答えが存在しないことを身をもって知ってるので、最後の方でやっと三島と本庄に親近感が湧きました笑

ネタバレ1:主人公は不憫の延長で上手く殺せなさそうと思っていたのでちゃんと殺せてよかったのですが（危険思想）、後から考えたらやっぱり可哀想なラストで合掌。 2&3:2本とも人間の汚い部分の描写は良かったのですが、それぞれクロワッサンの正体や花嫁が戻らない理由が謎のままで説得力を欠き、不完全燃焼気味。 4裏切り:個人的に野球の用語に疎いので流れで読んでましたが、他人事ではない、踏み越えてはいけない一線の向こう側の描写が面白かった。 5命名:最後はそもそも妻がいたことから全て妄想だと思っていたら、普通にいい話でした笑

ネタバレ映画がよかったと勧められ、先に原作を読んでおきたくて購読。ミステリではありましたが、人間の生々しい心理描写が激しく、自他の心の醜さに苦しむ登場人物に引っ張られて読んでいてめちゃくちゃ疲れました。でも不快な疲労感ではなかったです。事件の中心人物となっていたスズキタゴサクの言葉はいちいち気持ち悪いものでしたが、所々的を得ているなあとも思ったし、連続爆破で等々力が笑ってしまったのもまた、それこそ「わからなくもない」と感じました。最後はやや不完全燃焼気味だったのですが、続編が出るとのことでそちらも読みたいです。