ネタバレ大阪天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で消失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく…。最後は少し走りすぎかなと感じましたが、それも、もうすぐ読み終わってしまう残念さからきた、気持ちだったかもしれない。これから羊羮を口にする事があったなら、松吉と真帆たちの事を思い出して感無量になりそうです(笑)。

ネタバレ大阪天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で消失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく…。最後は少し走りすぎかなと感じましたが、それも、もうすぐ読み終わってしまう残念さからきた、気持ちだったかもしれない。これから羊羮を口にする事があったなら、松吉と真帆たちの事を思い出して感無量になりそうです(笑)。

ネタバレとある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員の掛水史貴は、地方振興企画の人気作家・吉門に観光特使を依頼する。が、吉門からは矢継ぎ早に駄目出しの嵐…。分厚さに躊躇して積読本になってましたが、読みやすさに次第に厚さも、気にならなくなりました。最初は頼りなかった掛水君が徐々にかっこ良くなり、仕事も恋も充実して行く姿が爽やかで良かった。巻末に実在の「おもてなし課」の職員さんとの対談もあって、最後まで楽しめた一冊でした。四国は良く行く場所ですが、高知は少し遠いイメージがあります。馬路村にぜひ行ってみたい。