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2025年11月の読書メーターまとめ

佐藤錦
読んだ本
42
読んだページ
10942ページ
感想・レビュー
15
ナイス
95ナイス
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2025年11月に読んだ本
42

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

佐藤錦
ページを繰る手が止まらなかった。いわゆる警察小説だがミステリ作家ならではの緻密で重層的な展開はさすがの一言。そこに櫻田智也らしい人間ドラマが組み込まれ、温かく、そして寂しい物語が紡がれる。一点惜しいのはタイトルと装丁が不穏すぎること。そんなにおどろおどろしい話じゃないのにね。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
15

佐藤錦
Webで話題になった表題作はもちろんだが、個人的には「青色のうさぎ」という短編に泣かされた。温度も湿度もちょうどいい。好き。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
登場人物の思考や言動がいちいちズレていてどうにも気持ち悪い。「こういう場面で普通の人はそうは言わんやろ」みたいなシーンの連続でずっと違和感が拭えなかった。主要な登場人物みんな好きになれないし、特に語り手である坂木のナチュラルな傲慢さがきつい。「手遅れになるぞ!」ってキレてたけど別に手遅れにはならねえし。謎解きミステリとしても凡庸。関係者の性格と頭が良くないせいで起きた事件ばかりだった。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
駿と勲のクレイジーエピソード満載でクソほど笑ったw
佐藤錦
ネタバレ本来なら話のキモとなるはずの店長と副店長の入れ替わりトリックが物語の中で浮いてるせいで全体的にちぐはぐな作品になってしまった印象。もし入れ替わりがなかったとしても店長が部下にキツく当たって水上係長が窮地に陥るのは変わらないので。あと泥棒がめちゃくちゃ説明的な手記を書いてるのが作劇法として稚拙すぎる。犯人の意図も手口も謎解きのヒントも全部書いてある。もうちょっとがんばってほしかった。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
マジで何食ったらこんな話書けるんだ笑。悪趣味で理知的で最高に好き。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
全編しみじみかっこいい。麻雀それ自体が純文学みたいなものだと気付かされた。主要な登場人物もそれほど多くなく読みやすい。男たちが繰り広げる勝負と彼らが打ち込む仕事のパートがバランスよく描かれる構成も見事。これ大傑作なんじゃないですかね。
佐藤錦
ネタバレ最後の夜、キャンプファイヤーの輪から離れて1人逡巡し心を決めるちいかわの表情が切ない。炭酸→単3の伏線に鳥肌が立った。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
これまで読んだ米澤穂信作品の中で一番「氷菓」に近い気がした。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
ページを繰る手が止まらなかった。いわゆる警察小説だがミステリ作家ならではの緻密で重層的な展開はさすがの一言。そこに櫻田智也らしい人間ドラマが組み込まれ、温かく、そして寂しい物語が紡がれる。一点惜しいのはタイトルと装丁が不穏すぎること。そんなにおどろおどろしい話じゃないのにね。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
グイグイ読ませる筆力はさすがだし実際先が気になって読んじゃうんだけど、読み終えても何も残らないというか、なんか普通だったなと思ってしまった。弱い立場の女性や子供がつらい目に遭う描写が多くて後味はあんまりよくない。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
もっと読みたい、最高のマンガ
佐藤錦
これまで以上に小山内さんのスイーツ愛が伝わってくる1冊だった。あげぱん話の伏線回収には思わず笑ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
ページを繰る手が止まらず一気に読了。これが宣伝文句通りのミステリかどうかはともかく、楽しく読めたのは間違いない。主人公が不思議な事件に巻き込まれ物語がどんどんドライブしていく感覚は村上春樹「羊をめぐる冒険」に近いかも。荒唐無稽で現実離れした大衆小説。しょうもないとも思いつつ、それでもなんだか憎めなかった。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
ネタバレ「30年間刑務所にいたんだから少なくともヴィンセントは子供たちの父親じゃないってことね」と思いながら読んでたのに服役中に子作りしてたとかそんなのアリかね。面会時に急いでセックスしてる2人の姿を想像してすべてが萎えた。それ以外もご都合主義的な展開が多く、一度気になり出すとダッチェスの無軌道な行動も話をややこしくするために用意された不自然なシナリオみたいに思えてくる。そもそも6歳児がデカい拳銃持って人間を撃ち殺せるか? いろいろ適当すぎるおかげでせっかくの感動的な場面も安いテレビドラマみたいに感じてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
佐藤錦
面白かった。いつも軽口を叩きつつ己の信念に従って依頼者のために駆けずり回る私立探偵アルバート・サムスンが魅力的だし、娘のサムの存在感もいい。関係者の証言を集め証拠を探して事件の真相に迫っていく展開は警察小説に近いけど、私立探偵が主人公ってだけで物語がグッと軽やかになる。こういう小説をネオハードボイルドっていうのか。知らなかった。個人的にはサムのボーイフレンド(?)のレイが事務所のドアを不器用に直す場面がなぜか心に残ってる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/03/02(294日経過)
記録初日
2025/01/02(353日経過)
読んだ本
464冊(1日平均1.31冊)
読んだページ
109866ページ(1日平均311ページ)
感想・レビュー
84件(投稿率18.1%)
本棚
3棚
性別
自己紹介

愛犬家

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