マスカレードシリーズ第4弾。気付けばそんなに長いシリーズになっていたんだと驚き。ストーリー自体は前作とあまり変わりはしないものの今回は新田に真っ向からぶつかる女性刑事が現れたり懐かしいあの人との再会があったり人間関係の描写が多めだったかな？という印象。前回までは話の本筋に関わらないホテル利用者もチラホラいたけれど今回は伏線多めでしたね。そして最後の最後に大きな転換点を迎え次作へ続く…というこの感じ、もう既に次作を読みたくなってるからズルい。そして次作に能勢さんは出てくれるのだろうかという期待と不安。

少し前に一度読んだもののよく理解出来なかった作品に再チャレンジ。あの頃より知識がついたのか耐性が出来たのか今回はすんなり読んで理解することが出来た。何というか、映像化にとても向いていそうな作品だなという印象。恐らく文章で読んで頭で考えるよりも映像で見た方が単純明快で分かりやすく、かつとても映えるトリックだと思う。最後のシーンなんて絶対に映像映えする場面だと思うし。何より動いて喋るマリアと漣の漫才みたいなやり取りを見てみたいと思う。そしてシリーズ化してるみたいだけどこの終わり方は何かの伏線なのだろうか？

マスカレードシリーズ第4弾。気付けばそんなに長いシリーズになっていたんだと驚き。ストーリー自体は前作とあまり変わりはしないものの今回は新田に真っ向からぶつかる女性刑事が現れたり懐かしいあの人との再会があったり人間関係の描写が多めだったかな？という印象。前回までは話の本筋に関わらないホテル利用者もチラホラいたけれど今回は伏線多めでしたね。そして最後の最後に大きな転換点を迎え次作へ続く…というこの感じ、もう既に次作を読みたくなってるからズルい。そして次作に能勢さんは出てくれるのだろうかという期待と不安。

1人の少年が名探偵に憧れて恋をし、やがて自らも名探偵になるまでの物語。 推理小説ではほとんどの場合、名探偵とは最初から名探偵として存在していることが多いので｢名探偵と共に学んで名探偵になっていく｣過程が書かれている作品は珍しいなと。作中で実際に謎の解き方のメソッドも出てくるのだけれど、それは作者さんが実際に使っている方法なのだそう。かといってこれを使って自分も多作品の推理小説を軽々解けるようになるか？と言われると難しいかもしれないけれど。