読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

虫食い侍
読んだ本
8
読んだページ
2557ページ
感想・レビュー
7
ナイス
40ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
8

2025年11月のお気に入り登録
5

  • osaka
  • じらぞう
  • LEGŌ
  • Circle
  • どんぐり

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

虫食い侍
相当に面白い。満薗の『消費者と〜』の続編/実践・応用編的なニュアンスも感じた。何事も歴史社会的な文脈の中から表出し、意図があり、効果がある。 銀行の預金持て余しや資本自由化と徳田通達の意図せざる効果は特に面白かった。審査基準もちゃんと文脈があるのだ!
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

虫食い侍

本当は図書館でふと気になった本を手にとって、ペラペラとめくり、それでも気になった本を借りる、というゆっくりした時間を過ごしたい。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
7

虫食い侍
カルスタが流行ったとか嘘松。ほとんど訳されていないのがこの本で分かる。 それはそうと、良い入門書だった。だいぶ前の本なので、ジェンダー・セクシュアリティ系の記述がやや少ないと感じる(人もいるだろう)が、私的にはかなり流れが分かった。図書館で借りたが、文献目録として買っておきたい。
虫食い侍
2025/11/27 03:36

かなりの重要文献も訳されてないってことは、読む奴がいねえってことだろ。マルクスだったらすげえ読みやすいのに…悔しい

が「ナイス!」と言っています。
虫食い侍
著者の立場からすると、与野党ともに消費税減税のポピュリズム的主張が旋風を巻き起こしているのは、租税抵抗が強まり、社会が壊れている最悪の状況なのだろう(そして私もそう思う)。 この本は理論書というよりも、どちらかというとアジテーションに近い趣があるが、杉田俊介とかよりは、財政社会学が専門の著者の立場の方がより共感できる。しかし、本当に私のような人やその他の独身男性に受益感が生まれるのか、結局逆ルサンチマン的なメンタルになる気がしてならない。尤も、筆者の提案自体ももう遅きに失している感はあるが。
が「ナイス!」と言っています。
虫食い侍
本を買う金がもったいなかったので、仕方なく図書館で借りて読んだ。『愛の渇き』は前に読んだのでパスした。 青の時代 クライマックスのあたりから、最初から読み返したくなった。種明かしされたあとでもう一度手品の映像を見返したくなる感じ。 誠は、アスペルガー、と言うと良くないならASDに近いのだろう。父親を似ているがゆえに憎む主人公は、あくまで感傷的な気分を排し、合理的に、相手を軽蔑し、支配し、屈服させる青写真を描くことで社会と繫がりを持つ。そして、それが自己破壊のプロセスを辿っていく。 こうした筋書きの中に近
虫食い侍
2025/11/22 16:41

代批判、光クラブ事件をモチーフとした数量刑法学、感傷的で空気のような周りの変わり身の早さ(易)などが散りばめられている。 三島由紀夫は悲劇の書き方が上手ですなあ。しかしまあ、私にはこういう部分は持ち合わせていない。第一、計画する段階で嫌になって逃げてしまう。快楽主義者なのだろう。ただ、結局演技させられて、踊らされて、ワナに嵌っているにも関わらず、漫然と憎む感じは同情する。   夏子の冒険      普通に面白かった。それだけ

が「ナイス!」と言っています。
虫食い侍
筆者が言うように、内容が「行きつ戻りつしている」。 それはともかく、第三章のジェンダー論は今までの論議の中でかなりしっくりきた。とても共感できる。いじめの話も興味深かった。 筆者は文芸評論家のため、小説をあまり読んできていない私には論調が新鮮に映る。小谷野の著作は、小説をある程度読んでから、またもう一度読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
虫食い侍
相当に面白い。満薗の『消費者と〜』の続編/実践・応用編的なニュアンスも感じた。何事も歴史社会的な文脈の中から表出し、意図があり、効果がある。 銀行の預金持て余しや資本自由化と徳田通達の意図せざる効果は特に面白かった。審査基準もちゃんと文脈があるのだ!
が「ナイス!」と言っています。
虫食い侍
いくつか疑問に思う点があるが、まあそれは些末な問題なので、横に置いておく。 本の出版から20年経って、筆者が思っているよりは深刻化しなかった気がする。当時言われていたフリーター問題の当事者世代は今や40-50代となり、ここから高齢者となるため、あともうちょっとでこの層の生活保障問題が再燃するんだろう。 引っかかることがあるとすれば、人間の本性というのは、リヴァイアサン的な競争と足の引っ張り合いであって、もっとグロテスクなんじゃねえの、という。
虫食い侍
2025/11/03 21:47

であればこそ、オルタナティブな"リヴァイアサン"こそを目指さないといけないのではないか(政治学的な?)、なんてぼんやり思った。しかしまあ、なんて切実な文章なんだろう。文体には慣れたが、セカイ系すぎる。

が「ナイス!」と言っています。
虫食い侍
時代や筆者の世代的、地理的な感覚、かなり高度な文化的教養、痛快なアジ的読後感、みたいな感じ。 本文を読んでいくつか疑問に思ったが、それよりも根本的な疑問として、21世紀のドブネズミたちは、この本を読んで感化できる(できた)のだろうか。私のように芯が太くなれない人はどうすればいいというのだろうか。
虫食い侍
2025/11/02 12:57

あと、単純に、路上という感覚が私の中になくなってきていて、リアリティを持てなくなっているのもある。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/05/05(236日経過)
記録初日
2025/06/01(209日経過)
読んだ本
84冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
22452ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
81件(投稿率96.4%)
本棚
0棚
自己紹介

色々なことに興味がある、アイドルが好きな大学生。
広く浅く乱読する。興味が出たら読むスタイル

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう